1年中キレイな家を保つために「気をつけること」年間カレンダー
2020/01/28
今年こそスッキリした部屋をキープしたいと思っていたはずなのに、すでにごちゃごちゃ。原因は、季節の移り変わりとともにある”さまざまなイベント”にあるかもしれません。
「いつ、どうして、どんなもので散らかるのか」を把握することで、キレイを保つことができます。事前にやっておくといい対策を、整理収納アドバイザーの中山真由美さんに教えてもらいました。
<教えてくれた人>
中山真由美さん……整理収納アドバイザー。実は片づけられないタイプだった過去を持ち、リアルな主婦目線からのアドバイスが人気。個人宅の収納コンサルティングやセミナーなどでも活躍中。
【1月】初売り&帰省で服と食品が急増
お得だからとつい必要ない物まで買ってしまう初売り。行くなら事前に「欲しい物リスト」を作ってムダ買い防止を。帰省から帰ったら「もらった物リスト」を作ってダブり買いを防ぐのも大事。
【2月】冬小物や風邪薬がリビングに散乱!
使用頻度が高まることで出しっ放しになる風邪薬や花粉症グッズ。のむ場所や使う場所にあらかじめ専用のBOXを作って定位置に。マフラーや手袋も置き場を決めれば散らかりません。
【3月】園や学校の物が新旧、入り乱れる
新学期とともに新しい教科書やプリント類が家の中に入ってきます。もう使わない前年度の物は3月中に処分して交換を。終業式に持ち帰る物のスペースを事前に確保しておくと◎。
【4月】新生活スタートで収納グッズが増えがち
新生活に備えて収納グッズを買ってしまいがちですが、買うのはGW以降がおすすめ。しばらく代用品で様子をみて、本当に必要な物が把握できてから、最適な収納グッズを選んで。
【5月】旅行のアメニティーやお土産が舞い込む
GWに旅行に行くとお土産だけでなく、アメニティーグッズも持ち帰ってしまいがち。でもその後ほとんど存在を忘れて放置してしまいます。持ち帰ったら、その日からどんどん使いましょう。
【6月】湿気でカビ・におい・ ぬめりに襲われる
湿気の多い時期は小まめな掃除が必須。特にシンクまわりやシンク下収納などは徹底的に。手の届く所に掃除グッズを常備し、掃除しやすい環境をつくっておくこと。
【7月】夏休みで子どもの物の量がピークに
園や学校から持ち帰ってくる道具箱や楽器たち……。やってくる物を想定して、置き場所をつくっておきましょう。夏休みは子どもと一緒におもちゃの断捨離®をするのにもいい機会です。
【8月】暑さでやる気ダウン。家中がカオスに
暑いと作業効率が下がるので、朝や夜など気温の低い時間に掃除・片づけができるよう、1日のスケジュールの組み直しを。また2時間以上、作業は続けず、小まめに休みを取るようにして。
【9月】衣替えで衣類がごっちゃごちゃ!
季節が変わるタイミングは服を見直すチャンス。1年着ていない服は思い切って手放して。売る場合はシーズンを過ぎると価格が下がるので、夏物は夏のうちに売るのがおすすめ。
【10月】イベント時季で100円雑貨まみれに
運動会やハロウィーン用に、毎年100円グッズを買っていませんか? 本当に使う物をリスト化してムダ買い防止を。イベントごとに専用のグッズ入れを用意するとよけいな物を買いません。
【11月】年末に向けて書類がごっちゃり
12月に入る前に書類の整理に着手すると年末がラクです。紙物の整理は時間も気力も使うので、午前中からスタートを。DMなどのほか、過去の趣味の本や取扱説明書なども見直しを。
【12月】大掃除が面倒で 「すべて放置」状態
片づけと掃除を同時に行おうとするのが敗因。掃除をする前に、まず片づけて物量を減らす段取りを。ゴミ収集の最終日を考えて予定を立て、ゴミと一緒に新年を迎えないようにしましょう。
年間を通して、散らかる原因をつきとめ、月ごとに乱れがちな物を事前にケアすれば、一年中スッキリ片づいた家をキープできます。さっそくカレンダーや手帳に、メモしておいてはいかがでしょうか?
参照:『サンキュ!』2月号「スッキリキレイな家になる!たった10個のやることリスト」より。掲載している情報は18年12月現在のものです。撮影/木寺紀雄 構成/竹下美穂子 取材・文/田谷峰子 編集/サンキュ!編集部
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