冷蔵庫・テレビ・エアコン…大物家電の寿命は何年!?特別出費は予測できる!

2020/01/28

洗濯機が回らない!洗面所が水漏れしている!など突然、家計を襲う大きな出費。実は、「突然」ではなく事前に予測できるんです。せっかく立てた年間計画をくずさないためにも、数年に一度ある「超」特別出費にしっかり備えましょう。

<教えてくれた人>
・コヤマタカヒロさん
家電ライター。パソコン、AV機器、白物家電などのレビュー、検証、開発インタビューを雑誌やWeb媒体に執筆。All Aboutの「パソコン・パソコン周辺機器」ガイド。

・長嶋修さん
さくら事務所・ 不動産コンサルタント。住宅診断の実績4万6000件超の業界最大手の建築士事務所に勤務。住宅診断士として新築・中古、戸建て、マンションの調査・検査を実施。

大物家電の故障を予測しよう!

大物家電の買い替え費用は高額。でも、冷蔵庫や洗濯機などの生活必需家電は、1日でも使えないと大ピンチだから買わないわけにはいきません。買い替えの時期をチェックして、積み立てなどで費用を確保して。

「大物家電の寿命」一覧表

家電は毎日使っているからこそ、寿命が近づいていることを忘れがち。寿命の目安を参考にして、買い替えに備えましょう。

<10年:冷蔵庫・洗濯機・エアコン>
冷蔵庫やエアコンの場合、コンプレッサーが壊れると取り換えがむずかしいので10年が寿命の目安。洗濯機の寿命は約10年ですが、乾燥機は5年を経過すると機能が徐々に低下。

<15年:テレビ・掃除機・炊飯器>
汚れやほこりをためたままにしなければ、意外と長く使えます。3つとも、故障したときのメンテナンスも簡単。最新モデルのデザインや性能にこだわらなければ、寿命は10年超と考えてOK。

<使用頻度で差あり:電子レンジ>
数十秒の温めを繰り返す使い方をしていると寿命が短くなります。高級機種は部品交換ができる場合が多いので販売店に確認を。

<3~5年:パソコン>
<2~3年:スマートフォン(バッテリー)>

家電の寿命をチェックしよう!

わが家の家電の寿命はあとどのくらい?保証書がなくても、いろいろな方法で調べられます。

<保証書を確認>
保証書や買ったときの領収書がある場合は、日付を確認。上記の「大物家電の寿命」一覧表をもとに、あと何年使えるかをチェックして。

<家電の型番とサポートサイトを確認>
家電本体の側面や裏側(冷蔵庫は内側)に記載されている型番を確認し、メーカーのサポートサイトでその製品の発売日を調べます。発売からの経過年数をもとに寿命を計算しましょう。

<使用時の変化で確認>
冷蔵庫は「ブーン」というコンプレッサーの音が大きくなった、エアコンは冷えや暖めに時間がかかる、テレビはチカチカと明るさが変わる……こんな変化が出たら寿命間近。見逃さないように。

寿命をMAX使うコツ

家電に通常以上の負荷をかけると故障の原因になり、寿命を縮めます。買い替えが大変な3大家電について寿命まで使い切るコツを紹介。

●冷蔵庫
ドアを頻繁に開け閉めして庫内の温度変化が激しくなると、コンプレッサーに負荷がかかり、故障や寿命を縮める原因に。できるだけまとめて出し入れし、開閉数は最小限に。

●洗濯機
洗濯槽に入れる前に衣類を軽くはたいたり、ポケットの中のゴミを出します。排気フィルターにたまるほこりや糸くずが減り、モーターへの負荷が軽減して故障を防止。

●エアコン
シーズン終わりに送風運転を数時間行い、内部を乾燥。翌年、本格的に使い始める前に、再び送風で慣らし運転するのがコツ。いきなり使用するとコンプレッサーに負荷がかかり、故障の原因に。

家のメンテナンス時期を予測しよう!

家は買ったら終わりではないんです。劣化や老朽化により、定期的にメンテナンスが必要になります。5~10年単位でやってくるそのタイミングはだれも教えてくれないので、自分で予測して備えることが重要です。

家のメンテナンス時期とかかるお金の一覧表

築年数ごとに必要になるメンテナンスと費用の目安です。そのときになって慌てないように、費用は積み立てで計画的に貯めましょう。

<築年数10~15年>
屋根の塗装70万円~
浴室の取り換え80万円~
マンションの大規模修繕長期修繕計画で時期・費用を確認

<築年数15~20年>
外壁全面補修80万円~
キッチンの取り換え100万円~
トイレ・洗面台の取り換え70万円~
給水管・ガス管の取り換え30万円~

<築年数20~30年>
アルミサッシ・網戸・雨戸の取り換え各40万円~
床の骨組み50万円~
屋根のふき替え170万円~
マンションの2回目の大規模修繕長期修繕計画で時期・費用を確認
※リフォーム内容や価格は目安です。個々の住宅事情や生活スタイルによって異なります

知ってる人だけ得をする!リフォーム支援制度

リフォームした場合に利用できるお得な制度があります。自分から申請しないと恩恵を受けられないので、しっかり調べて申請を。

<住宅ローン減税>
住宅購入時だけでなく、返済期間が10年以上のリフォームローンなどを利用し、一定の要件を満たした増改築などの工事をした場合に適応。対象となる改修工事費用の年末ローン残高の1%に当たる金額が、所得税から最長で10年間控除されます。

<投資型減税>
耐震・省エネ・バリアフリー改修工事をした場合、確定申告することで控除対象限度額を上限として工事費用の10%が所得税から控除されます。耐震・省エネは最大25万円、バリアフリーは最大20万円。住宅ローン減税との併用は不可。

<次世代住宅ポイント制度>
2019年よりスタート。一定の省エネ・耐震・バリアフリー性能などを満たす住宅や、家事負担の軽減に役立つ住宅の新築やリフォームをした場合が対象。家電、食料品、ベビーグッズなど、さまざまな商品と交換できるポイントがもらえます。

参照:『サンキュ!』2月号「年に一度やるだけで将来の不安が消える!お金の年間計画2020」より。掲載している情報は19年12月現在のものです。監修/コヤマタカヒロ、長嶋修 撮影/豊田都 構成/出下真紀 取材・文/村越克子 編集/サンキュ!編集部

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