片付かない家には絶対にある!整理のプロが「現場で必ず捨てるもの」6選
2024/06/30
掃除をしても不用品を片付けても、キレイな部屋がキープできない。そんな片付けが苦手なかたの家には、ある共通のものがあるのだそう。
今回は主婦がラクするための片づけ術と家事アイデアを得意とする整理収納アドバイザー、たけうちゆうこさんが、現場で必ず捨てるものについて教えてもらいました。
捨てるもの1:古くなった家電
散らかった家にありがちなのが、古くなった家電。誰かに譲りたい、また使うかもしれないなどを理由に処分を先延ばしにしていませんか?
新しい家電を購入する場合は必ず古いものを捨てる、もしくは譲る、売るなど決めてからにしましょう。
家電を含む粗大ごみを捨てることは面倒です。しかし面倒なことを避けていてはお片付けは進みません。面倒なことを一つ一つクリアしていくことが大切です。
捨てるもの2:コンビニでもらった割りばしやおしぼり
コンビニでもらう割りばしやおしぼりは、貰いっぱなしだとどんどん溜まっていきます。使う分しかもらわない、ストックは家族の人数分までと決めるなどルールを設けておくのがおすすめ。
無料だからとたくさんもらっても、使いきれなければ劣化して、ただのゴミになってしまいます。
捨てるもの3:化粧品サンプル
いつからあるのかわからない化粧品サンプルは散らかった家によくあります。いつか使うかもしれないという理由でとっておきがちです。また小さくて場所もとらないのでついしまいこんでしまうことも。
化粧品サンプルは長期保存に耐えられるように作られていないケースがほとんど。近いうちに旅行やスパにいくということがなければさっさと自宅で使い切ってしまう方が賢明でしょう。
いつか使うかもしれないとしまいこんでいても、いざ使う時にその存在を忘れられがちな化粧品サンプル。そのために化粧品サンプルはもらったら目の付くところに置いてすぐに使うことをおすすめします。
捨てるもの4:使いきれなかった洗剤
散らかった家で高確率で見つかる(そして捨てる)もの、それは使いきれずに棚の奥の方に追いやられた洗剤類です。
とくに多いのが、重曹やクエン酸、セスキ炭酸ソーダなどのナチュラルクリーニングの洗剤やコストコで大量買いしたオキシクリーン。SNSで見かけてまねして買ってみたけど、うまく使いこなせず、そのままなんとなく使われないままに…というケースがよくあります。
SNS上でいいと言われているものがかならずしも自分に合うとは限りません。流行しているから、たくさんの人がいいと言っているからとすぐに購入するではなく、購入する前に自分にとって必要かどうか、見極めることが大切です。
捨てるもの5:ベビーグッズ
もう子どもが大きくなっているのに、赤ちゃん時代に使っていたベビーグッズが捨てられず収納を占領している場合もあります。
もう使わないベビーカーやベビーベッド、バウンサーやチャイルドシートなど。ご自身が出産を控えている、近い将来次の子供を希望している、おさがりで使ってもらいたい人がいる、など使う目的があれば手元に置いておくのは問題ありません。
しかし「いつか使うかもしれない」「まだ使えるから捨てるのはもったいない」という理由で持ち続けるのはやめましょう。
思い入れがあって捨てられない場合、収納スペースにきちんと収まるのであれば問題ありません。しかし、収納スペースに入りきらない、他の大事なものが床に出しっぱなしになっている、など悩みがある場合は要注意。使われていないベビーグッズを手放すことを検討した方がいいかもしれません。
捨てるもの6:大量の収納用品
片付けが進んでいくと、多くの場合収納用品が不要になっていきます。とくに片付けの苦手な人は、片付ける時に収納用品を買うところから始めがちだからです。しかも、ものが増えていく度に購入するので形やサイズもバラバラなことが多いです。
いかに多くのものを収納するかが目的となっている時は収納用品がたくさん必要です。しかし持っているものを見直し、大切なものと必要なものだけを残すとたくさんの収納用品は必要でなくなってくるのです。
高さを活かそうと買ったコの字ラック、積み重ねられるフタつきの箱、古くなってホコリを被ったプラスチックの衣装ケースなど……収納するものがなければ収納用品も当然不要です。
以上、整理収納アドバイザーが現場で捨てるものでした。
捨てた方がいいことは分かっているけれど手放せない、どこから手をつければいいのか分からない、自分一人で片付ける自信がない、そんなお悩みがあれば一度お片付けのプロである整理収納アドバイザーに気軽に相談してみるのもいいかもしれません。
■執筆/たけうちゆうこさん…「くらしとこころ ここちよく」を軸にした、自宅で家族と快適に過ごすための片づけ術や、家事アイデアが人気の整理収納アドバイザー。インスタグラムは@yuko_ismart
編集/サンキュ!編集部