「戻しやすい収納法」に変えたら、子ども4人でも散らからない家になった!
2019/02/24
片づけたそばから散らかされて、一向に家がきれいにならない……。子どもがいると散らかるのが当たり前だと思って、あきらめていませんか?散らからない家になるには、子どもが片づけやすいように収納を工夫すればいいんです!
汚部屋から脱却し、今は整理収納コンサルタントとして活躍する金内朋子さんに、子どもがたくさんいても片づく収納法を教えてもらいました。
<教えてくれた人>
金内朋子さん(整理収納コンサルタント)
夫、長男(15歳)、二男(13歳)、三男(10歳)、長女(6歳)の6人家族。整理収納アドバイザー2級認定講師。著書に『散らかし屋さんが片づけたくなる部屋のつくり方』(ワニブックス)http://heya-koto.com/
*HOUSE DATA*
築11年/分譲マンション/3LDK(88㎡)
[1]細かく仕切る⇒ざっくりしまう
細かく仕切ると、戻す場所を探すのが面倒になって、そのまま放置されがち。結局、ママがあとから片づける羽目に……。
→よく使う物はざっくりしまった
鉛筆、赤ペン、定規など種類が多い文房具は、細かく分けない代わりに、数量をしぼって収納。全体がひと目で見渡せる数なら、出し入れ時に迷いません。
[2]物が増えたら収納も増やす⇒持つ量を制限
以前は物が増えるたびに収納グッズを買いたしていました。結果、部屋は常に物だらけの状態に。
→持つ量を決めた
例えばリビングなら、「このチェストに入る分だけ」と上限を決めたことで、物の量を自然にコントロールできるようになりました。
[3]深い引き出しに突っ込む⇒浅いトレイに入れる
奥の物が取り出しにくいため、着ない服がどんどん増えて〝たんすの肥やし〞に。ダブり買いもしょっちゅう。
→浅いトレーや棚に入れて出し入れしやすくした
オープン収納なら全体量が把握しやすくなり、管理もラクに。出し入れのしやすさが何より大切なので、DIYで真ん中に棚板を取りつけ、5枚以上重ねないようにしています。
家族が出した物をしまわないのは、戻しにくいから。よく使う物は、戻しやすさを優先したしまい方にすることで、家族の出しっぱなしが激減しますよ。
参照:『サンキュ!』3月号「間違いだらけの片づけ法」より。掲載している情報は19年1月現在のものです。撮影/小野田陽一 取材・文/梶謡子 編集/サンキュ!編集部
『サンキュ!』最新号の詳細はこちら!