片づけても片付けても散らかるっ…!疲れとイライラは収納を変えれば解決できる!解決法BEST5
2020/04/16
『サンキュ!』読者のアンケートで、特に声が多かった片づけの疲れ&イライラシーンをご紹介。実はこの悩み、全部収納で解決できるんです。片づけのプロが、忙しい春でも実践できる収納テクを伝授します!
<教えてくれた人>
中山真由美さん
整理収納コンサルタント。RittaStanza代表。片づけ業界の先駆者として、講師活動、監修など幅広く活躍。テレビやラジオにも出演し、2000件以上の片づけの悩みを解決。
新生活に合わせて物の置き場所を少し変えるだけで、暮らしはぐんとラクに
そもそも収納は、〝生活に合わせて場所や方法を決める〞のが大原則。つまり、春を迎えて生活リズムや家の中に入ってくる物が変わったのに、収納が今までと同じでは部屋が散らかるのは当たり前なのです。家族の新しい生活に合わせて収納を少し見直せば、物に振り回されてイライラしなくなり、忙しい毎日もラクに乗り越えられますよ。
1 急いでいるときに限って見つからない物探し疲労
忙しい朝に限って、突然子どもから「笛がない」なんて言われたり、靴下が片方見つからなかったりで、大変!広い大豪邸でもないのに、なんで見つからないの?
新しく家に入ってきた物の〝置き場所〞を見直そう
新生活は暮らしに必要な物にも変化があるはず。子どもが入園したなら〝通園バッグ掛け〞を玄関に作る、べんとうが始まったなら〝べんとう箱収納〞をつくるなど、よく使う物と出し入れしやすい場所を見直しましょう。
2 家中行ったり来たりでいつも息切れ!四六時中のバタバタ疲れ
料理、洗濯、掃除……、物を取りに二階に上がったり隣の部屋に行ったり、何をするにも家の中を大移動。朝から晩まで走り回って、1日の終わりにはもうヘトヘト!
家事の動線上に収納をつくってみよう
家事中の移動が多いと感じるのは、家中のあちこちに道具などを収納しているのが原因かもしれません。いつも取りに行く物があれば、家の中心や廊下の途中に収納するなどの工夫で、効率よく家事ができるようになります。
3 家に帰っても癒やされない!ゴチャつく家にざわつく心
「やっと家に着いた!」とドアを開けたら、家の中がゴチャゴチャ。せっかく帰ってきたのに心が癒えるどころか、なんだか疲れが倍増……。
腰高の位置にだけは〝ちょい置き〞するのをやめよう
人は目に飛び込む情報量が多ければ多いほど、脳が疲れてしまう性質があります。テーブルやカウンター、ソファの背もたれなど、視界に入る場所に物を置かない習慣をつくってみて。別の場所に仮置きBOXを作るなどで解決できます。
4 家族の「あれ取ってー!」にうんざり!なんでもママ頼り重圧
私だって忙しいのに、家族の「ママあれ取って」「ママあれどこだっけ」コールにイライラ。「自分で探して!」って怒って、さらにぐったり。
〝いつも使う物〞はひとまとめに収納しよう
家族から何度も場所を聞かれる物があるなら、それは「よく使う物」。薬は救急箱、ペンはペン立てという固定観念にとらわれず「よく使う物セット」とまとめて、取り出しやすい場所に収納しましょう。
5 片づけても片づけても……散らかる!無限片づけ
やっと片づけたのに、子どもがまた別のおもちゃで遊びだしてたり、夫が服を脱ぎ捨ててたり……。一日中片づけに追われてもう限界!
〝苦手な人に合わせて収納〞をつくろう
家族が上手に片づけてくれないのなら、収納の難易度が高いのかも。収納は、苦手な人に合わせてつくるのがおすすめ。細かい分類が苦手なら放り込み収納、面倒くさがり屋なら出しっ放し収納など、家族を観察して収納を見直しましょう。
参照:『サンキュ!』2020年5月号「その疲れとイライラ収納で解決できます!」より。掲載している情報は2020年3月現在のものです。監修/中山真由美 撮影/菊地哲 モデル/足立逸美(サンキュ!アンバサダー) 構成・文/出下真紀 編集/サンキュ!編集部
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