60平米で子供4人!絶対に物を増やせない家の物に埋もれないヒミツ5
2023/09/14
子だくさんでスモール住宅なのにすっきり暮らすおうちには、物選びから使い方、保管や処分の方法まで「物を減らす」だけではないテクがいっぱい!4人のママの暮らしの秘密を教えてもらいました。
<教えてくれた人>
ベリーさん(東京都 40代)
夫(40代)、中学生1人、小学生1人、保育園児2人の6人家族。フルタイム勤務。ブログ『ベリーの暮らし』を毎日更新中。著書に『子供4人 共働き 賃貸60㎡でシンプル丁寧に暮らす』(すばる舎)。
◎HOUSE DATA◎
2LDK(60平米)/賃貸マンション/築40年以上
物の持ち方にメリハリをつけているからです
アイテムにより多い物もあれば少ない物もあるわが家。ブログで「ミニマリストではなくてメリハリストですね」とコメントをいただいたことも。服や靴などは少なめだけど、家事効率が上がるツールや家電は多めなんです。すべてを最小限にしなくても物に埋もれることはありません。
家族が増えたのを機に調理家電を充実させて、6人分の食事作りにフル活用!おかげで時短になり30分も早く寝られるように!
"使い捨てアイテム"はなるべく持ちません
できるだけ物を使い捨てたくなくて、繰り返し使える物を選んだり、ある物でまかなうようにしています。すると"使い捨てグッズ"の在庫を持たずにすむので省スペースに。シダーウッドは防虫・消臭効果があり、たまにやすりでこすって香りを復活させながら2年半愛用中です。
チラシなどの雑紙をキッチンに常備。紙の上で調理して生ゴミをサッと包んでゴミ箱へポイ。自分もラクだし地球にもやさしい方法です。
"一台何役"の物を選んでいます
家が狭くて物をたくさん持てない分、買うときは慎重に考えます。愛用のバットはオーブン調理もOKで大皿の代わりに食卓に出せるデザイン。ボウルや保存容器、家具に至るまで多少高くても何通りにも使える物を選んでいるから、物があふれずすっきり暮らせます。
無印良品の棚は長男が6歳のときに購入。絵本棚→ランドセル棚→中学の学用品棚と使い方を変えて。後から追加できるところも魅力。
"収納グッズ"はある物でまかないます
収納グッズもそれ自体が「物」。使えばその分、物が増えるので、買うのは最後の手段。代わりに空き箱や紙袋、100均やホームセンターで安く手に入る段ボール箱を使用します。紙素材は資源物として出せるので、汚れたり壊れたときも気楽に処分できるのがメリット。
子ども用、大人用で分けません
食器やスキンケア用品など「子ども用をそろえるのが普通」という思い込みをやめて、大人も子どもも使える物を選べば、物が増えず省スペースですみます。日焼け止めや保湿オイルは低刺激の物を探して家族でシェア。みんなで使うから無駄なく使い切れます。
食器類は引き出し4段分がわが家の適量。子ども用は買わずに大人用のお皿やグラスを使っています。意外にも子どもに割られたことはありません。
参照:『サンキュ!』2021年10月号「物が増えない家徹底解剖スペシャル」より。掲載している情報は2021年8月現在のものです。撮影/林ひろし 構成/岡部さつき(風讃社) 取材・文/神坐陽子 編集/サンキュ!編集部