【200着→40着】洋服を減らすためにやった5つのこと
2022/04/02
クローゼットはパンパンなのに、毎日着る洋服がない!と思っていませんか。洋服は食品のように賞味期限がないうえに、いつか着るかもしれないという思いからなかなか手放せないものですよね。
シンプルな暮らしを実践するmiokoさんに、実際に洋服を手放したときにしたことを教えてもらいました。
洋服を減らすメリット
私は以前200着あった洋服を40着まで減らした経験があります。
(現在はコロナで外出の機会が減ったことと、在宅ワークのためにさらに洋服が減っています)
以前は、クローゼットにはたくさん洋服があるのに今日着る服がない!と思っていました。パンパンのクローゼットをかき分け、あれでもない、これでもないと毎日コーディネートに頭を悩ませていたものです。
しかしあるとき、普段着ている洋服はそれほど多くないことに気づきました。着ていたのは、着心地がよかったり、着るとしっくりくる少量の洋服ばかり。
カラダは1つしかないし、スタイリストさんのように日々のコーディネートを上手に考えて着まわす自信もない。
大量の洋服に嫌気がさした私は「今」着ている洋服だけを残し、残りは潔く処分しました。すると毎日の服選びが楽しく、ラクになれたのです。洋服を少なくすることでさまざまなメリットを感じることができました。
・すべての洋服を把握できるようになった
・二度買いがなくなった
・コーディネートに迷わなくなった
・お気に入りの洋服だけのクローゼットで毎朝テンションが上がる
・自分の好きな洋服が分かるようになった
人の管理能力には限界があるので、たくさんある洋服の全てを覚えておくことはむずかしいのです。日本には四季もあるので、季節に応じた洋服を所有する必要がありますよね。しかし、洋服が少なければ衣替えも不要になり、家事的にもラクに。
そして、クローゼットの中がお気に入りの洋服だけだと、とても気持ちが良いものです。お気に入りの洋服は、お手入れしたり、きちんと収納したりと、人の行動さえも変えてしまうのですよ。
服を丁寧に扱えるようになると、暮らしの質もワンランクアップして感じることができます。
洋服を減らすためにやった5つのこと
1.明らかにゴミとなるものを捨てる
シミがついていたり、破れている洋服はすぐに判断ができます。それらの服は修繕しても着たい洋服かどうか、考えてみましょう。
2.着心地の悪いものを捨てる
着心地の悪い服を着るほど不快なものはありませんよね。そういった服は、自然と着なくなっていくものです。
3.洗濯表示を確認して、自宅で洗えないもの(普段着)は捨てる
デイリーに着る洋服は出来るだけ家庭で洗濯できる素材を選びたいものです。クリーニングに出す必要があったり手入れが面倒な洋服は、積極的に着ようとは思わないもの。
洗濯や手入れが簡単な洋服を選ぶことで、洋服の活用度もアップします。
4.1年以内に着ていないものは捨てる
1年以内に着なかった洋服、今後1年で着る予定のない洋服はほぼ着ることはありません(冠婚葬祭などは除く)。何かしら着ない理由が必ずあるのです。いつか着るかもしれないというときは来ないと思って良いでしょう。
5.痩せたら着ようと思っていたものを捨てる
ダイエットのモチベーションになるかもしれませんが、体重はもどっても体系が変わったり、年齢によって合う洋服は変化していくもの。今後着ることはないでしょう。
そもそも、痩せたらきっと新しい洋服が欲しくなるはずですよ。
洋服を減らすためにやった5つのことをご紹介しました。
1.明らかにゴミとなるものを捨てる
2.着心地の悪いものを捨てる
3.洗濯表示を確認して、自宅で洗えないものは(普段着)捨てる
4.1年以内に着ていないものは捨てる
5.痩せたら着ようと思っていたものを捨てる
もう、パンパンのクローゼットからは卒業しましょう!お気に入りの服だけが入ったクローゼットはメリットがたくさんありますよ。着ていない洋服は手放して、風通しのよいスッキリとしたクローゼットを作ってみませんか。
■執筆/miokoさん...8坪の狭小住宅3階建てに住み、シンプルライフを送る整理収納アドバイザー。ルームスタイリスト・宅建士の資格も持つ。21年4月に初の著書「狭い部屋でもテレワークと暮らしを快適にする片づけ」を出版。インスタグラムは@simplelife_mioko
編集/サンキュ!編集部