「モノの戻しやすさ」を極めれば、散らからない!めちゃくちゃ楽に片づけできる仕組みを大公開

2020/05/23

フルタイム勤務でも、家の中をいつでもすっきりさせるポイントは、徹底的に極めた「モノの戻しやすさ」。家族の物が集まって散らかりがちなリビングや狭いキッチンでも、楽に戻せてすぐにリセットできるコツを教えてもらいました。

<教えてくれた人>
saoriさん(神奈川県 44歳)
夫(46歳)、長男(15歳)の3人家族。フルタイム勤務で朝8時前に家を出る日々。家族でDVDを見るのが趣味。インスタグラムは@sario.ls

◎HOUSE DATA◎
築10年/一戸建て/3LDK(73平米)

戻しやすさを極めれば、散らかっても平気です

「朝は洗濯物干しや息子のべんとう作りで精いっぱい。片づけをしている余裕はありません」と言うフルタイム勤務のsaoriさん。それでもsaoriさん宅のリビングがいつもすっきり片づいているのは、そこに家族共通の物しかなく、使った物がみんな元に戻しやすいから。「数年前までは子どものおもちゃや私の雑貨、脱ぎ捨てた服などでリビングが雑然としていましたが、インスタグラムを始め、写真を撮るとき無意識に物をどかしている自分に気づいて(笑)。これって〝邪魔〞だからだよね……と部屋にあるものを見つめ直すきっかけになったんです」。 
そこで、リビングには家族共通の物しか置かないことにして、置く物すべてに居場所を作りました。「この2点を守れば、リセットは簡単です」。

「投げ込み収納」なら通りすがりに片づけられる

家族が通るリビングの動線上にリモコンやはさみ、つめ切りなどの収納グッズをスタンバイ。収納グッズはすべて口が広い物を選んでいるから、ポイッと投げ込むだけでOK。

テレビの前でドリンクを飲むからリモコンとコースターはセット収納

「テーブルに直接コップを置くと、しみができるからコースターを敷いて」と言っても面倒でやってくれない家族。ならば、とテレビ横にスタンバイ。「目の前にあればやってくれます!」。

大袋に1袋だけ残ったお菓子は器に入れておけば食べてくれる

大袋に1袋だけ残った物や、1個だけ人からもらったようなお菓子は、ダイニングテーブルの上の深い木の器に集結。家族が目にするこの場所に置いておけばだれかしら食べるので、忘れ去られる心配は無用。

「文房具系」と「グルーミング系」に分けてブリキ缶へポイ

昔買ったアンティークのブリキ缶は、1つをよく使う文房具入れに、もう1つを耳かきやつめ切り入れに。「深いから中が見えず、置きっ放しでもうるさくないし、口が広いから出し入れもスムーズです」。

プリント類は透明な壁掛けホルダーで〝ながら〞チェック

BOXやファイルだと埋もれたり放置したりしがちなので、重要なプリント類は透明の壁掛けホルダーにイン。「通りすがりに見るのを習慣にし、保管の必要がなくなったら処分します」。

雑多な物は浅い引き出しに1段=1ジャンルで収納

「薬は家族共通の物が多いから、ソファわきの棚1段分を薬専用にしています」。ほかにもパスポート専用、イヤホン専用と雑多な物は交ざらないように1段=1ジャンルごとに収納。

掃除機をあえて目立つ所に置くだけで家族もかけてくれるように

ホコリや髪の毛がたまりやすい洗面所。saoriさん宅では洗面所を掃除機置き場とし、洗面所を使った人が最後、床の掃除機がけをする決まり。すぐ近くにあるとパッと手にとれて便利。

狭いキッチンは「7割収納」戻しやすい工夫

狭い家なのでキッチンの収納も少なめ。だからこそ置きすぎたり詰め込んだりせず〝7割収納〞を心がけます。「空間に余裕があって見通せると、戻すべき場所が一目瞭然!」。

お茶コーナーは出しっ放しにして自分たちでやってもらう

家族がよく紅茶やコーヒーを飲むので、キッチンわきの棚1段分をセルフのお茶コーナーに。箱から出して透明のびんに移し替えると見やすいので「お茶どこ?」と聞かれずにすむそう。

食器は 「出し入れしづらい」と感じたら量を考える

以前はここにもっとたくさん食器が入っていたけれど「食器が多いと出し入れの手間が増え、夕食作りに時間がかかると判明」。今の量は当時の3分の2。出し入れにストレスを感じたら使っていない食器から処分するそう。

べんとうグッズは引き出し1段分と決めてぜ~んぶ大集結

「忙しい朝のべんとう作りがスムーズに進むように、べんとう箱や保存容器だけでなく、息子が好きなふりかけ類もこの引き出しにまとめて入れています」。ここに集結しておけば、戻す手間も最小限で時短に。

調味料を引き出しの手前10cmに集めたら、散らからなくなった

コンロ下に1軍の調味料を入れているsaoriさん。「いちいち調理台に乗せると散らかるので、すべて手前10cmに集結。調理中は開けっ放しにしてここから出し入れします」。

掃除がラクなポイントは実は〝水け”だったんです

「水けを徹底除去すればぬめりやにおいが発生せず、掃除がラク」とsaoriさん。飲んだあとのティーバッグやコーヒーかすも小皿で乾かし、新聞紙に包んでゴミ箱に捨てます。

リビングに「個人の物」を置かないだけで手間は減る

リビングに置くのは家族共有の物だけ。個人の物は個人の部屋や場所へ。このシンプルなルールを守れば、片づける物の数が圧倒的に減って、片づけがラクになります。

こういう物は置いてよし

スマホやパソコンは家族みんながリビングでも使うし、DVD観賞は家族共通の趣味。〝家族みんなに必要〞な物はリビングに置いてもOK。

みんなで使う充電コード。

みんなで見るDVD。

「この空間に不要な物」は写真に撮ると自然とわかるように

日常生活では、部屋に不要な物が増えても〝見慣れた景色〞になりがち。「インスタ用に日々写真を撮ってますが、写真だと部屋が客観的に見え、不要な物がわかりやすいんです」。

「毎日使う物の置き場」をつくったら、家族の持ち込みが激減

「1階に夫婦の寝室と息子の部屋があるわが家。2階リビングに上がってくる前に、服を脱ぐ場所や物を置く場所を部屋の入り口に設置しました」。この仕組みのおかげで、リビングへの私物の持ち込みが減少。

「寝る直前の5分」と決めたら、リセットが早くなった

平日はくたくたなので、片づけに割ける時間は寝る直前のみ。でも5分と決めたら意外に集中してできるもの。「やることは毎日ほぼ一緒。習慣にすればラクですよ」。

【5分前】夕食後のだんらんタイムで毎晩ごちゃら~

リビングのテーブルには飲み残しのコップやお菓子のゴミ、ティッシュ、リモコン。ソファにはブランケットがぐちゃっ。夕食後はいつもこんな感じ。

【3分前】テーブルの上の物をすべて戻す

食器類はトレーにのせて一気にキッチンの食洗機へ。ティッシュとリモコンはテレビボードの所定の場所に戻して。3分で物の撤収が完了。

【2分前】クッションとブランケットを整える

クッションはソファの背にぴったり立てて置く。ブランケットは四隅をきっちりそろえ、フリンジが手前に来るようにたたむ。パッと2分で終わります。

【リセット完了!】翌朝はすっきりスタート

物をあるべき場所に戻せば、部屋全体がすっきり見えます。忙しい朝もこの状態からのスタートだとやる気アップ。

私物は寝るとき、必ず自室に戻してもらうルール

一時的にリビングにゲーム類を持ち込むのはOK。でも寝る前は私物を自室に持って帰るようにルールを徹底。

Have a try!

□写真を撮って客観的に部屋を見てみる
□リビングに個人の物を置かないようにしてみる
□リセットする時間を決めてみる

参照:『サンキュ!』2020年6月号「どうしてわが家はすぐに散らかるの?」より。

撮影/林ひろし 編集/サンキュ!編集部

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