予約のとれない家政婦が伝授!もう絶対散らからない!キッチン用品のしまい方一覧表
2020/05/25
キッチンでは食事やべんとうの用意に毎日大忙し。食器に調理ツールに保存容器にお鍋に、いろんな物がいっぱいで片づけ方がわからない……でも大丈夫、プロがアドバイスするきちんとしまえる方法ならもう散らかりません!
食器
◯ 毎日使う物を1カ所にまとめる
汁椀、ご飯茶碗など毎日使う食器は、1つの引き出しを開けるだけで一式そろうようにするとラク。
× 食器の種類でしまう場所を分ける
洋風、和風、大皿、小皿と食器の種類で分けて収めると、出し入れのたびにあちこち開ける必要が。
カトラリー・箸
◯ 毎日使う食器と一緒にしまう
いつも使うカトラリーが決まっているなら、小さいトレーにまとめ、毎日使う食器と一緒にしまうと便利。
× 来客用カトラリーも一緒にしまう
カトラリーはすべて引き出しの上段にしまう、と思い込み、あまり使わない物と一緒にしまうと不便。
基本調味料
◯ コンロ近くの引き出し
よく使う物は、コンロ前で調理しながら取り出せる位置にしまうと、調理の流れを妨げない。
× コンロまわりに出しっ放し
コンロのそばに出しっ放しだと、油汚れがついて掃除しにくいほか、熱による劣化の可能性も。
べんとう箱
◯ よく使う物だけ1軍コーナーに
1つの引き出しに、ピックやおかずカップなどと一緒にしまうと、朝、手早く準備できる。
× たまにしか使わない物と一緒
行楽用などめったに使わないべんとう箱と一緒に、つり戸棚などの取りにくい場所にしまうと不便。
保存容器
◯ シンク下の引き出し
数をしぼって、取り出しやすい場所にしまう。ただし大きさ違いを入れ子に収納すると使いにくい場合も。
× 背伸びしないと届かない場所
出し入れするたびに背伸びが必要な高い棚の上や、かがまないと取れない下段にしまうのはNG。
調理ツール
◯ よく使う物だけコンロのそばに
1軍のツールにしぼり、コンロ下の引き出しに立ててしまうか、コンロ横の引き出しに入れると使いやすい。
× 1軍と2軍を交ぜて収納する
よく使う1軍と、たまにしか使わない2軍の調理ツールを一緒にすると、必要な物がパッと取り出せない。
ラップ類
◯ シンク下の引き出しに立てる
引き出しの手前にラップやアルミホイルを立てて並べると、引き出しを少し開けるだけで取り出せる。
× ストックを別の場所にしまう
使用中の物とストックを分けて収納すると重複買いの原因に。必要以上に物を増やさない工夫を。
フライパン
◯ コンロ下に立てて収納する
書類BOXや専用ラックを使い、立てて収納すると取り出しやすい。必要数以上に持たないことも大切。
× 入れ子にして収納する
サイズ違いのフライパンを重ねると、上の物を持ち上げる必要があり、片手でさっと取り出せない。
レジ袋
◯ ファイルBOXに収まる分だけ
ファイルBOXのようにサイズの決まった物に入るだけ、と決めると、必要以上に増えすぎない。
× 袋を入れ物にする
袋を大きくするとどんどん詰め込めてしまうので、必要数以上のレジ袋をため込んでしまう原因に。
食品ストック
◯ 引き出し1~2段分だけ
引き出しの高さまでしっかり仕切り、ジャンルごとに収納すると管理がラクで、買いすぎも防げる。
× あちこちに分散して収納する
置き場所がたりなくなって、いろんな場所に分散すると、在庫を把握しきれず、重複買いの原因に。
ペーパータオル
◯ ペーパーホルダーに固定する
調理中にさっと切り取れないとストレスに。専用ホルダーで、つり戸棚の下などに固定すると使いやすい。
× 定位置を決めない
調理台や背面収納になんとなく置いておくと、調理中「どこに置いたっけ?」と探してタイムロスに。
水筒
◯ ふたを開けた状態で収納する
飲み物を入れるときにふたを開ける必要があるので、しまうときはふたをしないのが効率的。水けも乾く。
× しまうのに2アクション以上かかる
出し入れが面倒だと、結局水きりカゴに入れっ放しにしたり、カウンターに置きっ放しにしがち。
<教えてくれた人>
seaさん
タスカジ・家族の片づけコンサルタント。現場経験は20年超。「生活動線から見直す整理収納」で、物を減らさずに暮らしを変えることが得意。家族を巻き込む片づけの仕組みづくりにも定評がある。現在は家事代行マッチングサービス「タスカジ」にて、予約の取れない家政婦として活躍中。
参照:『サンキュ!』2020年6月号「どうしてわが家はすぐに散らかるの?」より。掲載している情報は2020年4月現在のものです。撮影/清水奈緒 構成・文/kitsune 編集/サンキュ!編集部
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