片付かない原因は【いちいち考えている】から!プロ提案の3つのルールとは
2022/07/07
片づけ上手な人と苦手な人は、頭の中に違いがある?実は、上手な人ほど「何も考えていない」という事実を発見!片づけられる人の考えない秘訣とは何か、片づかない人は何を考えているのか、片づけのプロが徹底解説します!
<教えてくれた人>
中山真由美さん
整理収納コンサルタント。Ritta Stanza代表。片づけ業界の先駆者として、講師活動、監修など幅広く活躍。テレビやラジオにも出演し、2000件以上の片づけの悩みを解決。
実は、人は普通に暮らすだけでも1日に9000回も「考えている」んです!
「今日のごはんは何にしよう」「どの服を着よう」など考え事や物事の判断を、人は1日に平均9000回もしているといわれています。頭を働かすと体力を消耗するので、考え事が増えれば増えるほど、疲れてやる気がなくなるのは当然です。今、片づけられずに悩んでいる人は、物を出し入れするときによけいなことを考えてしまうのが原因かもしれません。家事や仕事で忙しいママたちには、片づけのことまで考えている余裕はないのです。
そんなママたちの理想は、頭を働かさずに片づけられる「考えない片づけ」。自然と体が動く仕組みで、ラクにスッキリを保てる家をつくりましょう!
3つのルールで「考えてしまう」原因を取り除こう!
●あれ、どこだっけ?
物を置いた場所を思い出したり、しまえそうなスペースを探している。
●片づけるの面倒
「疲れる」「手間がかかる」と思い込んで、片づける前からやる気を失う。
●どこから片づけたらいいの?
片づける順番や手をつける場所で、いちいち悩んでしまう。
1 脳に「片づけるの面倒」と感じるすきを与えない、ストレスを手放す
「物をどかすの面倒」「物が多くてイライラ」など、脳がストレスを感じると片づけのやる気がダウン。収納場所を生活動線に合わせる、便利グッズを使うなどの工夫で、ストレスフリーな収納をつくりましょう。
2 「どこから片づけたらいいの?」と悩まない、場所とタイミングを1つ決める
24時間完璧に片づけるのはムリだから、「ここだけはキレイにする」「○○後は片づける」などルールを決めるのが正解。特に、ゴールデンゾーン(腰から目の間の高さ)をスッキリさせると散らかった印象が一瞬でなくなります。
3 家族に「あれどこ?」と質問させない、家族を巻き込む
1人で、家中の物の量や収納場所を覚えておくのは大変。「どこに何があるか」「どこにどう戻せばいいのか」を家族みんなで共有すれば、場所を聞かれることがなくなりママの片づけ負担は軽くなります。
Have a try!
□片づけやすくするため収納場所を工夫してみる
□毎日必ず片づける場所を1つ決めてみる
□家族と物の場所を共有してみる
参照:『サンキュ!』2020年8月号「片付けは考えなければうまくいく」より。
編集/サンキュ!編集部
『サンキュ!』最新号の詳細はこちら!