「食費を減らしたいけどどうすればいいの?」とは思いながらも、「節約ばかりで楽しくない食事なんていやだ…」というのも本音ですよね。
節約上手な人がそろうサンキュ!STYLEライターさんたちのなかには、ちょっとしたコツを取り入れたことで、食費を大きく減らすことに成功した人たちがいます。そこには「つらい節約」はありません。考え方をちょっと変えるだけでいいというのですが、それはどんなことでしょうか?
週に1回、冷蔵庫をスッカラカンに!
サンキュ!STYLEライターのしばさん。小さなお子さんと3人家族ですが、以前は食費が毎月5万円を超えていたそう。それがあることをしたことで、約2カ月で−2万円に成功!現在は外食費も込みで月3万円台になったというのです。
そのコツのひとつが「週に1回、冷蔵庫を空にする」ということ。週末にまとめ買いをするスタイルでしたが、使い切れずに余った食材が、いつの間にか傷んでいるなんてことも。そこで、「どうせ余るなら…」と、いつもより買う量を減らしてみたところ、冷蔵庫にあった食材だけで1週間を乗り切ることができたうえ、冷蔵庫はすっきり。「スッカラカンの冷蔵庫って、なんか気持ちいい」ということに目覚めたと言います。
このほかにも、買いすぎにつながる「大容量でお得」なものには手を出さない、お菓子やお酒を買い置きしないなど、節約をがんばるというよりも、あたりまえになっていた買いすぎる習慣を変えたことで、食費の削減に成功しました。
見栄えは気にしない
年間20着の服で暮らすミニマリスト主婦のよしかわりなさん。夫とふたり暮らしのときは、4万ほど毎月の食費がかかっていたのが、小さな子どもがいても2万円台にまで下げることに成功!
そのコツのひとつが、「見栄えは気にしないということ」。写真は、よしかわりなさんのお宅の肉じゃが。実家の肉じゃがは、インゲンなどで彩りを足していたと言いますが、その彩りを足すために食材を買うのであれば、その分、他の食材を買いたいと思うようになり、あまり見栄えを意識しなくなりました。
このほかにも、お手ごろな食材のレシピにどんどん挑戦したり、同じ献立が続いたっていい、と割り切るようになったり。がんばりすぎないことが節約のコツ。「家族がおいしくご飯を食べれれば、それだけで幸せ。」だと言います。
冷蔵庫にある食材で一品つくってみる
時短家事コーディネーターで、サンキュ!STYLEライターのmayuさん。数年前にくらべて、毎月の食費を1万円も減らすことに成功しました。
コツのひとつが、「冷蔵庫にある食材で1品つくってみる」ということ。それまでは、「あれをつくりたいから食材を買いにいこう」だったのが、「冷蔵庫にあるもので何かをつくってみよう」と考えれるようになったことで、食費削減に大きな効果があったと言います。
たとえば、人参があるなら、キャロットラぺにしたり、ゴマ油で炒めて「人参しりしり」に。玉ねぎだけならオニオンサラダやコンソメスープにもできます。たとえ1つの食材でも、立派な1品に。食費削減はもちろん、食材も無駄になりません。
このほかにも、週に1~2回のまとめ買いにする、調味料は最低限のものだけにする、など続けやすいことを習慣化することで、無理なく食費の削減につながったのだそうです。
まとめ
どの人たちも、安い食材を求めてスーパーをはしごしたり、食べる量を減らしたりといったムチャな節約方法ではありませんでした。みなさん、あたりまえになっていた食習慣をちょっと変えてみただけ。週末の買い出しは、たっぷり買っておかないと、という思い込み。あのお宅のように、うちも彩りのある食卓にしたい!という誰もがもっている見栄。食材がたったひとつでも、工夫をすることで立派な1品になるという気づき。無理なく習慣を変えたことで、食費の削減につながったとみなさんは言います。
あなたのお宅にもあるはず。その思い込みを捨てて、もっと楽に節約生活を始めてみませんか?
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