え、そこ!?意外な一歩から「貯金力」が爆上がりした家計2件。家計表から習慣まで公開します。
2022/10/28
毎朝夫との30分散歩が貯蓄アップの秘訣!健康投資で2000万円貯めた家計と、何にいくら使っているか書き出したら家計が生まれ変わった、元浪費家だったけれど家計簿をつけてマイホームを購入した最強家計をご紹介します。
"健康投資"で楽しく2000万円貯めた最強家計
<教えてくれた人>
Sさん(千葉県 40歳)
夫(41歳)、長男(16歳)、長女(10歳)の4人家族。住まいは築13年の持ち家一戸建て。パートで週3日勤務中。
以前は正社員でフルタイムの共働きだったけど、体調不良が原因で退職。収入が減り、健康の大切さが身に染みたそう。「空腹、寝不足だと頭が回らず、心の余裕がなくなり、浪費が増えることを日々実感。元気でないとやりくりも家事もできないので、早寝早起きと毎日小さな楽しみを持つことを死守しています」。体調を整えたら、収入は下がっても貯蓄がアップしました!
●Sさんの最強家計表
【貯蓄率】27%
世帯年収(手取り)※夫ボーナス100万円 600万円
年貯蓄額180万円
総貯蓄額2000万円
<収入>
世帯月収(手取り) 41万円
太陽光発電売却1500円
児童手当1万円
<支出>
月貯蓄額(先取り) 11万5000円
<支出>
住居費9万4000円
水道・光熱費2万7000円
通信費1万7000円
保険料2万1000円
医療費、予防接種代3000円
教育費、習い事費2万8000円
車関連費1万5000円
食費5万円
日用品費1万円
外食・レジャー費1万円
夫小遣い2万円
妻小遣い5000円
長男小遣い5000円
残し貯め1500円
●夫と毎朝30分散歩しながら情報共有しています
健康維持も含め、夫婦で散歩をして情報共有するのが日課。給付金の使い道、教育費や進路についてなど、普段ゆっくり話せないことを共有できるので、家計も夫婦の絆も強くなります。
元浪費家だけど家計簿をつけて家を買った最強家計
<教えてくれた人>
Oさん(富山県 38歳)
夫(37歳)、長女(4歳)、長男(3歳)の4人家族。住まいは22年4月に完成した持ち家一戸建て。パートで週4~5日勤務中。
独身時代はお金にだらしなく、キャッシングやリボ払いで40万円の借金を抱えたことも。結婚後も浪費ぐせは直らなかったけど、出産をきっかけに、将来のために家計を整えねばとやる気になりました。苦手な数字やむずかしい話から目を背けず向き合ったことで、少しずつ家計が安定。年200万円ペースで貯められるようになり、念願のマイホームも購入しました!
●Oさんの最強家計表
【貯蓄率34%】
世帯年収(手取り)※夫ボーナス47万円 503万円
年貯蓄額200万円
総貯蓄額820万円
<収入>
世帯月収(手取り) 38万円
<支出>
月貯蓄額(先取り) 13万円
<支出>
住居費8万円
水道・光熱費1万6000円
通信費3000円
夫用スマホは無料キャンペーン期間中
保険料7000円
医療費2000円
子ども費5000円
(保育園は無料)
車関連費2万円
ローン、ガソリン代
食費6万円
日用品費1万円
レジャー費1万円
夫小遣い1万円
妻小遣い2万円
予備費7000円
コンタクトレンズ代など
●「何にいくら使っているか」書き出したら、家計が生まれ変わりました!
まずやったことは、収入と支出の書き出し。生活にいくらかかっているのかを把握して、ムダな支出を洗い出しました。「今でも、月末に家計簿を見直して、1人反省会をしています」。
参照:『サンキュ!』2022年11月号「今一番貯まる!『最強家計』大集合」より。掲載している情報は2022年9月現在のものです。撮影/ご本人 構成・文/出下真紀 編集/サンキュ!編集部