忙しい人こそ、寝てる間にお金を貯める!個人向け国債&投資信託のコツをプロが伝授!

2023/03/31

忙しい人ほど寝ている間にお金を貯めよう!ほったらかし貯めのできる国債と投資信託の仕組みをご紹介。家計に負担のない金額で貯めればOK!投資は怖いと思う、そんな人におすすめの投資ワザを教えてもらいました。

社会保険労務士でもあり、家計改善、社会保障など幅広くアドバイス。最新著書は『マンガでカンタン!社会保障で得す...

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投資だけど、元本割れなし!個人向け国債

●国債とは……

白電卓、ペン、家のおもちゃ。
Seiya Tabuchi/gettyimages

「国債」とは資金調達のために国が発行する債券。「個人向け国債」は原則として個人しか購入できない国債で、普通預金より金利が高く、しかも元本保証。1年経過すればいつでも途中解約できます。

国債でほったらかし貯めHOW TO

1:銀行や証券会社で国債専用の口座を開設する
国債は銀行や証券会社などほとんどの金融機関で購入可。初回は本人確認が必要な国債専用の口座を開設する必要があります。いったん開設すればネットで購入できる金融機関もあり。

2:月1回ある「募集期間」中に国債を購入する
個人向け国債のホームページで発行スケジュールをチェック。募集期間は1カ月のうちの3週間以上あるので焦らなくても大丈夫。キャンペーンで現金やポイントがつく金融機関もあり。

3:満期時、お金を受け取る
満期時には元金が全額戻ってきます。利払いは半年に1回。「変動10年」は世の中の金利が上がれば受取利子が増え、金利が下がっても最低金利保証(0.05%)があります。

※詳しくは、財務省「個人向け国債」のHP(https://www.mof.go.jp/jgbs/individual/kojinmuke/)をチェック。

ほったらかし貯めColumn

お金を"無かったもの"にする仕組みを作ろう。

給料日など毎月決まった日に、決まった金額が自動的に貯蓄に回る仕組みを作ると、あとがラク。その分は最初からなかったものとみなせば、知らない間にどんどんお金が貯まります。

収入から貯めたい分は、専用口座に直接振り込む

児童手当など定期的に入ってくるお金を貯蓄する場合は、専用口座を作って、そこに振り込まれるようにします。家計費とごっちゃにしないで、手をつけずに貯めましょう。

"財形"など、会社のお得制度をフル活用する

勤務先に財形貯蓄や社内預金など金利や税金が有利な制度があるなら、利用しない手はありません。昨今はだんだん少なくなっていますが、社内規定や総務課などで確認を。

投資のプロが代わりに増やしてくれる投資信託

●投資信託とは……

資産形成
Yusuke Ide/gettyimages

たくさんの人から少しずつ集めたお金を1つにまとめて、投資のプロが国内外の株や債券に分散投資して運用する金融商品。何に投資するかによって、さまざまな投資信託があります。

投資信託でほったらかし投資するコツ

□月々の積立設定をしたらあとはマジで手間なし
毎月決まった金額分の投資信託を定期購入する設定にすれば、あとはほったらかしで投資できます。いつ買うか、いくら買うか考える手間がなく、やることがなくて退屈なくらいです。

□運用コストや手数料が比較的安い「インデックス型」を選ぶ
インデックス型の投資信託とは株式指数などに連動した値動きをするもの。運用の手間があまりかからないのでコストが安め。投資信託を保有している間ずっと払う費用は安いほうが◎。

□「全世界株式型」or「バランス型」1本でOK!リスク分散されて◎
「全世界株式型」の投資信託を1つ買えば、世界中の株に分散投資をしたのと同じ効果が得られます。「バランス型」は国内外の株式と債券でバランスよく構成されているので、値動きがマイルドです。

<教えてくれた人>
ファイナンシャル・プランナー 井戸美枝さん
CFP(R)、社会保険労務士。各種メディアで活躍。『一般論はもういいので、私の老後のお金「答え」をください!』増補・改訂版(日経BP)など著書多数。

※掲載された情報は、23年1月現在のものです。投資には元本保証はありません。損失のリスクを検討し、自己責任の上で行ってください。

参照:『サンキュ!』2023年4月号「頑張らないほったらかし貯め&投資」より。掲載している情報は2023年2月現在のものです。監修/井戸美枝 取材・文/村越克子 構成/出下真紀 編集/サンキュ!編集部

 
 

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