台所のテーブルでお金を数えている貯金箱の若い女性

家族がいても毎月の食費は3万円もかかりません!「お手ごろ食材を絶品レシピに」「安く買って賢く保存」

2023/06/06

食品価格の高騰が続き、毎月の食費に頭を悩ませていませんか?やりくり上手さんがそろうサンキュ!STYLEライターさんたちは、どんな時代になっても智恵と工夫で楽しく乗り切っています。家族がいても毎月の食費が3万円以内という達人たちにそのコツを教えてもらいましょう!

安く買って冷凍しておこう!

出典:サンキュ!STYLEライターせゆママさん

4人家族で毎月の食費が2万円台という、サンキュ!STYLEライターのせゆママさん。食費節約のコツのひとつが、定番食材をまとめ買いして賢く保存しておくことです。

たとえば、せゆママさんのお宅では、豚こま肉や、豚の切り落とし肉をつかうことが多いため、800~1,000gの大容量パックを購入。買い物にいったその日のうちに、200gずつを冷凍用の保存袋に小分けにしておきます。ポイントは袋に入れるときに平らにしておくこと。解凍時間の短縮だけでなく、写真のように冷凍庫の中に立てて入れれば、きれいに収納でき、使い忘れを防ぐこともできますね。同じように鶏むね肉が安く買えたときも、厚さが均一になるように開いてから袋に入れて冷凍保存しておくのだそう。

4人家族で豚肉が200gだと少ないかなという人もいるのでは?せゆママさんは、野菜などをたくさん入れたメニューにすることでボリュームをアップ。栄養バランスもばっちりです。メインの食材だけにたよらず、無理せず食費の節約つなげています。

「疲れたから外食にしよう」を防ぐ

レストランでコーヒーのカップの絶望的な必要性に疲れたお母さん
nicoletaionescu/gettyimages

仕事に疲れて外食が総菜にたよってしまい、食費が予算を越えてしまった、なんていうことはありませんか?食べ盛りの小学生の男の子が2人いながら、毎月の食費を3万円以内におさえているという、サンキュ!STYLEライターのちぇそさん。外食費をおさえるためのコツがあるといいます。

それは、疲れた自分を「自炊に誘導する」ための事前準備。1週間のメニューをあらかじめ決めておいたり、週末につくりおきをつくっておいたり、出かける前には炊飯器のタイマーをセットしておくことなど。自分は何を準備しておけば、楽に食事の準備ができるかというコツを見つけておくことがポイントだといいます。

また、ちぇそさんは、外食は「疲れたからいく」ものではなく、回数を決めて楽しいイベントにしているのもポイント。「次は焼肉にいこう!」「新しくできたお店にしよう!」など家族でワクワクと計画を立てれば、同じお金を払う行為でも、満足度が一気にあがるといいます。

お手ごろ食材をメインディッシュに!

出典:サンキュ!STYLEライター菅智香さん

食品値上げが続く今、比較的価格が安定している食材をうまく使っていきたいですよね。最後は、厚揚げをメインディッシュに生まれ変わらせてくれるワザを、料理研究家でサンキュ!STYLEライターの菅智香さんに教えてもらいましょう。「肉、魚なしでも大満足!厚揚げの南蛮漬け」のつくりかたです。

1.みりん大さじ3を耐熱皿に入れ、電子レンジ(600W)で1分加熱します。

2.厚揚げ160g程度を2cm角に切ります。新玉ねぎ1個は薄切り、にんじん1/3は細切りにします。

3.酢50ml、しょうゆ50ml、さきほどのみりん、ごま油大さじ2を保存容器に入れ、新玉ねぎ、にんじんを入れます。

4.フライパンを中火にかけ、厚揚げに焼き色がつくまで加熱します。厚揚げが熱いうちに、3の保存容器入れ、粗熱が取れるまで漬けたら完成です。

厚揚げがメインディッシュへと生まれ変わる逸品。日持ちするので、常備菜にもおすすめなのだそうですよ。

まとめ

どれも、我慢の節約ではありません。工夫とアイデアで満足度を下げずに節約を楽しんでいるのがポイントでした。安く買えた食品の保存方法から、外食費を無理なくおさえる方法、節約食材をおいしく変身させるレシピなど、達人のアイデアはとどまるところを知りません。楽しい工夫の積み重ねが大きな節約につながっていくのですね。まずはできるところから。ぜひ参考にしてみてくださいね。

※電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。
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