捨てたら年100万円貯まるようになった3つの「~すべき」の考え方
2024/10/03
年間100万円貯める3児の母で、サンキュ!STYLEライターの丸山希です。
浪費家時代もあった私ですが、コンスタントに貯められるようになった要因のひとつに「~すべき」という思考を捨てたことがあります。
今回は、気付かないうちにやりがちな、やめたら貯まった3つの節約の考え方を紹介します。
お小遣いはガマン「すべき」
私は主婦としては珍しく、自分のお小遣いにしっかりと予算を確保しています。専業主婦をしていた浪費家時代は、自分のお小遣いを極限まで減らし、自分のことは後回しにしていました。それで貯められたかというと、貯まっておらず、気付かないうちにコンビニなどで散財……。
そこで自分のお小遣いも設定するようにしました。コスメを買ったり友だちと会ったり、自分のために使えるお金があると気持ちに余裕も持てます。
もちろん、赤字家計になるような予算はいけませんが、無理のない範囲ではお小遣いも確保するのがおすすめです。お小遣いをしっかりもらう分、家のことや子育てを頑張ろうというモチベーションにも繋がっています。
お金の管理は徹底「すべき」
貯金生活に挫折する前は、きっちり項目分けした家計簿をつけており、さらに1円単位でお金を管理していました。貯金は1円でも多い方が良い!と思っていたので、徹底的に収入と支出を把握し、誤差を許容できずいました。
貯金は未来の自分を助けますが、切り詰めすぎた節約は、今の自分を苦しめます。その結果、節約が続かず浪費家にリバウンドしてしまったのです。今はお金の管理は徹底しておらず、予算内に収まっていれば、100円浮いていようが1,000円浮いていようが気にしないようにしています。
私は、家計簿アプリなども試しましたが、今は紙に手書きでつける家計簿に落ち着きました。自分が続けやすいお金の管理方法が見つけられるまでは、色んな手段を試してみるのがおすすめです。
食費は切り詰める「べき」
支出の中でもとりかかりやすく、努力が目に見えるのが「食費」です。結婚当初は、夫と私の2人家族で月1万円でやりくりしていたこともあります。そのころは、安い食材でいかに調理できるか、お菓子など無駄なものを買わないか、とにかく気をつけていました。
しかし、たまには気分でお刺身を買いたいときもあったり、おいしそうな新商品を見つけたら試したくなったり……。栄養バランスも考えたいです。そうしたときに、食費の切り詰めすぎは、健康的にも精神的にもふさわしくないのでは?と疑問を抱くようになりました。
今は5人家族で月5万円台に抑えていますが、パン屋さんで朝食のパンを買ったり、夜食のアイスを買ったり、食べることに楽しさも感じていますよ。
節約といえば、ガマンや辛いというネガティブなイメージが先行しがちです。しかし、辛い節約思考を捨てると、楽しみながら貯金ができるようになりました。今では、ゲームのような感覚で貯金に取り組むことができています。ぜひ参考に貯金への考え方を振り返ってみてくださいね。
◆この記事を書いたのは・・・丸山希
FP2級を持つ3児の母ライター。年間100万円貯金+資産運用を行っています。2021年はコロナの影響を家計がモロに食らってしまいましたが、切磋琢磨し資産の増加に努めます!
資産の増加には節約や整理整頓など、身のまわりのケアも大事!苦手ですが頑張っていきたいです。