【家事貯金】パン粉は冷凍!湿気を防いで使いやすく保存&「万能バジルパン粉」の作り方
2024/09/04
料理家・食品ロスコンサルタントで、サンキュ!STYLEライターの佐々木麻衣です。
高温多湿に弱いパン粉ですが、夏の季節はとくに品質管理には注意が必要です。
気づくと「カビが生えていた!」なんてことも。
今回は開封後のパン粉の上手な保存法とあわせて、余ったパン粉のアレンジレシピをご紹介します。
ぜひチェックしてくださいね。
開封後は冷凍保存がベスト
パン粉を使用する頻度が少ないわが家では、開封後はよく余らせてしまいます。
パッケージには「高温多湿を避けて冷暗所で保存」の記載がありますが、開封後はそうはいきません。
ジッパーの閉め忘れや、保存環境によってもすぐに傷んでしまう場合があります。
とくに夏の時期は高温多湿で、品質の変化が著しいものです。
そんなときは冷蔵、または冷凍保存がおすすめです。
1カ月程度で使い切るようであれば冷蔵保存、
消費に時間がかかる場合は冷凍保存で品質を保ちます。
とくに低温で保存できる冷凍保存は、
カビの発生を防ぎながら長期保存が可能になるのでおすすめです。
「たくさん残っていたのに傷んでしまった」なんてことも防げます。
また、買い足しなどの機会も減るので経済的にも出費を防ぐ効果が期待できますよ。
冷凍期間と保存方法
すぐに使いやすいように、冷凍用のジッパーつき保存袋に移し替えて密閉して保存します。
酸化や乾燥など品質の変化を避けるために、しっかりと空気を抜くことがポイントです!
購入した袋のまま保存袋に入れることは問題ありませんが、出し入れの手間や中身がこぼれ落ちる原因になることも。
また、冷凍用の袋ではないので開閉の際にジッパー部分が破損する場合もあります。
利用しやすく保存するためにも、移し替えての保存をおすすめします。
冷凍での保存期間は2カ月ほどが目安。
調理の際は、冷凍のままふだんどおり料理に利用できます。
試してみて!「万能バジルパン粉」
香草とチーズを合わせたバジルパン粉。
風味がよく、そのまま食べてもおいしい♪
コロッケやグラタン、香草焼きなどいろいろな料理に利用できます。
ハンバーグの生地に加えても、とてもおいしく仕上がりますよ。
「万能バジルパン粉」の作り方
●材料
パン粉 200g
パセリ 適量
オリーブオイル 大さじ2
粉チーズ 大さじ1
塩 小さじ1/2
●作り方
1.ボウルにオリーブオイル以外の材料を入れて、全体をよく混ぜ合わせる。
2.オリーブオイル加え、さらに混ぜ合わせたら完成。
味の濃さなどは好みに合わせて調整してください。
時間のかかる印象のバジル料理が簡単にできますよ。
多めにつくって保存袋で冷凍しておけば、必要なときにすぐに使えて便利です。
◆この記事を書いたのは・・・佐々木麻衣
食品ロスコンサルタント。
レシピ提供や食品ロス削減ガイドブックの監修、セミナーや講座の開催、そのほか親子で参加できる畑の収穫体験を運営しています。プライベートでは1児の母です。
ラクして家計費を減らす【食材の保存方法・冷蔵庫の収納術】の提案が得意です。