実際どうなの?やっぱり気になる『つみたてNISA』
2023/05/23
年収は340万円!子ども2人の持ち家一戸建て、1馬力でも貯め続けている家計の貯めテクとは?収入は1円でも減らしたくない!年約40万円削ったという、固定費の削減について教えてもらいました。
- 働けば収入は上がるけど私は、家でやりくり力を磨いた方が共働き時代よりも貯められたんです!
- 収入は1円でも減らしたくないからYouTubeで固定費年約40万円削りました
- 公的保険でまかなえる内容を調べて生命保険と医療・ガン保険を解約
- 補償と保険料を見比べて自動車保険会社を変更
<教えてくれた人>
サンキュ!STYLEライター Sさん(広島県 37歳)
夫(35歳)、長女(9歳)、二女(6歳)の4人家族。住まいは築10年の持ち家一戸建て。専業主婦だが「やりくり=仕事」と捉えて貯蓄に励む。
◎TOTAL MONEY DATA◎
月収(手取り) 20万円
ボーナス(年間・手取り) 100万円
年収(手取り) 340万円
月貯蓄額 3万円
年貯蓄額 52万円
総貯蓄額 657万円
※総貯蓄額内訳:現金預金324万円/貯蓄型生命保険241万円/つみたてNISA92万円
働けば収入は上がるけど私は、家でやりくり力を磨いた方が共働き時代よりも貯められたんです!
独身時代から家計簿をつけ、節約や貯蓄が趣味だったというSさん。長女の妊娠を機に専業主婦となり、一層やりくりに励むように。ところが、「二女が生まれてから思うように貯まらず、お金の心配ばかり。共働きすれば収入は増えるけど、体力のない自分は育児に手がかかる今、両立させる自信もなくて。そこで、YouTubeでお金に関する知識を得ようと動画を見まくったんです」。学んだことを実践するべく、まずは固定費を見直して投資も始めたら、貯蓄はみるみるアップ。「今はやりくり力を磨くのが私の仕事。共働き時代より、コツコツ節約していた時代より、ラクに貯められるようになりました!」。
Sさんの1カ月の家計表
<収入>
月収(手取り) 20万円
<貯蓄>
先取り貯蓄 3万円
<支出>
住居費(住宅ローン) 5万1000円
水道・光熱費 2万円
自動車保険料 1900円
通信費 6400円
NHK代 1200円
車関連費 5000円
浄水器代 1300円
子ども費 1万5000円(通信教育の教材2人分)
食費 2万5000円
外食・イベント費 5000円
医療費 5000円
夫小遣い 1万1000円(妻小遣いはクレカなどのポイントを活用)
雑費 5000円
予備費 1万7200円
収入は1円でも減らしたくないからYouTubeで固定費年約40万円削りました
家でもスマホを持ち歩き、家事の合間にお金の動画を聞き流し学習。「出ていくお金を少しでも減らすには固定費を削るのが賢い」と知り、保険や通信費の見直しを次々と実行!
「リベ大」の動画で流れた『お金の勉強をしないと一生搾取される』の言葉で火がつきました。
お金について知らないと損する時代だと「リベ大」で学び実感。固定費を大幅に削減できたことで、我慢の節約ばかりだったやりくりから解放。
公的保険でまかなえる内容を調べて生命保険と医療・ガン保険を解約
民間保険にすべて頼らなくても公的保険があると知り、貯蓄型以外の保険を解約。高額な保険料を払うより、貯蓄で備えることに。
【年23.6万円削減】
補償と保険料を見比べて自動車保険会社を変更
同じ補償内容でも会社ごとに保険料が違うことを知り、一括見積もり。ネット型保険に乗り換え、車両保険を外すことで保険料を抑えた。
【年5.1万円削減】
実は「ほぼ下がる」と聞いて住宅ローンの金利を銀行に交渉!
家購入時と比べて低金利の今、金利引き下げ交渉は銀行への電話1本であっさり成立。10年の固定期間が終わったら、変動金利に移行予定。
【金利0.4%DOWN】
「生活再建」は貯蓄でまかなうと決めわが家は地震保険を解約
被災後は生活を再建するために当座の資金が必要。保険金の受け取りを待つより、現金貯蓄で備えておくほうが安心だと学んで解約。
【年8000円削減】
格安スマホに乗り換え&家のパソコンはテザリング接続に
夫婦2人とも格安スマホに乗り換え、プロバイダも解約。スマホのテザリングで接続すれば、パソコンやタブレットもこれまで通り利用OK。
【年9.9万円削減】
参照:『サンキュ!』2023年6月号「年収別ベスト貯めテク」より。掲載している情報は2023年4月現在のものです。撮影/林ひろし 構成/出下真紀 取材・文/平井裕子 編集/サンキュ!編集部