月の食費は3万円!クオリティの高いPB商品を見逃さず、お得肉を下ゆでして主役に!
2023/06/22
月の食費は3万円!休日は、居酒屋スタイルで盛り上げます♪食品が値上がりしても、予算は変わらないというMさん。楽しみながら"安くてテンションが上がる物"を探し、食卓を充実させています。
<教えてくれた人>
【食費月3万円(米代、外食費除く)】『サンキュ!』読者 Mさん(愛知県 33歳)
夫(38歳)、長男(8歳)の3人家族。住まいは、3LDKの分譲マンション。週3~4日のパートと、Webライターの仕事を掛け持ち。
◎MONEY DATA◎
世帯月収(手取り) 約38万円
世帯年収(手取り) 約550万円
月貯蓄額 約13万円
年貯蓄額 約200万円
〈主な支出〉
住居費 約8万円
水道・光熱費 1万8000円
通信費 1万円
食費 3万円
日用品費 5000円
食品の値上げ対策として、始めたことは?
情報は日々変化。"お得パトロール"を強化しました。
「値上げラッシュに負けないよう、家の近くや通勤圏にある店の情報を調べ直しました」。よく買う食品の価格と安くなる時間帯をチェックし、お得情報をアップデートすることで支出オーバーを防いでいます。
お得パトロールで新発見(Mさん調べ)
加工品はドラッグストアが底値だった
食品を扱っているドラックストアもあなどれない!「ハムやベーコンは、近隣の店の中でスギ薬局が最安値でした。アプリのクーポンを利用すればさらに割安に」。
肉や野菜は、やっぱり専門店が安心&お得だった
「精肉店は高いと思い込んでいたけど、29(ニク)の日を狙えば、よい肉をお得に買えてコスパがいい!」。野菜は、地元産の物を扱う青果店が最安なので、週イチで利用。
実は、サービスデーの翌日が、割引きの穴場だった
「例えば、イオンのお客さま感謝デーなど、来店客が多い日は仕入れ数も多め。その翌日、余った野菜などが半額になっていることも。当日使う食材であれば迷わずGet」。
自分の足でお得情報をチェック!
買い物は、徒歩か自転車が基本。「いろんな店を利用することで、お得な物に出会える機会もアップ!スマホに買い物リストを入力し、持てる量しか買わないのでムダはありません」。
よく行くお店の公式インスタでもお得情報Get!
スーパーや青果店などの公式インスタグラムをフォロー。「買い物前にチェックし、リストを作っておけば、どこで何を買うのか、ムダなく買い物ができます」。
食費の予算管理はどうしているの?
買い物後、アプリに入力するだけ!家計簿はつけていません。
食費の支払いはほぼキャッシュレス。「家計簿アプリZaimで食費予算を設定しておき、お金を使ったら即アプリに入力。その都度、自動の分析機能で支出合計額をチェックすることで、予算残高を意識して使い過ぎを防いでいます」。
値上げの影響が少ない物ってある?
定番食材なら、PB商品が安定最強です!
お得パトロールをして行き着いたのが、やっぱりPB商品は安定して安いということ。「調味料や納豆、乾物、練り物などの定番食材は、イオンとドン・キホーテのPB商品を"指名買い"しています」。
Mさんおすすめ最強PBはこれ!
イオン「トップバリュ」
「トップバリュの商品は価格が安定しているだけでなく、味もおいしい物が多い!中でも納豆や乾麺が底値なので、お客さま感謝デーにまとめ買いしています」。
ドン・キホーテ「情熱価格」
情熱価格シリーズの食品は、続々種類が増えていて狙い目!「わが家では、ちくわ、韓国のりをリピ買い。お菓子やジュースもお得です」。
疲れているとき、外食したり、総菜を買ったりしないの?
一から作るよりラクな"時短冷食"に頼っちゃいます。
「料理は下ごしらえするのがいちばん大変!疲れているときでも、揚げるだけ、焼くだけの冷凍食品さえあれば、"これで乗り切れる"と気がラクになり、予定外の支出を防げます」。
安い肉をおいしく食べるワザは?
下ゆでするだけで"お得肉"を格上げ!
「ほかの人があまり手を出さない牛すじやホルモンは、夕方に見切り品が出ることが多いので、狙い目です」。そのままだと臭み・硬さが気になるけど、しっかり下ゆですれば、食べ応えのあるおいしい主役に!
牛すじ&ホルモンの見切り品が狙い目
● 牛すじ
カレー、みそ煮込みに
● ホルモン
鍋、うどんに
じっくり下ゆですると、お店風の一品に
ホルモンは10分ほど塩ゆでし、冷水で締めるのが臭みを取るコツ。牛すじは2~3時間煮込めばトロトロ&プリプリの食感に。「ひと手間かけるだけで、お店と変わらない味に仕上がります」。
安さ重視だと、食卓がマンネリ化しない?
普通のおかずも外食風に演出すれば飽きません!
高級食材を使わなくても、食卓の演出で満足度はアップ。「おかずを出す順番を変えたり、メニューのテーマを統一してみたり。どうしたら家族のテンションが上がるか工夫するのも楽しい」。
1品ずつ出す"居酒屋スタイル"でマンネリ打破!
エビチップス(お通し)→小鉢→串焼き→餃子→締めのお茶漬けと、時間差で出すのが"居酒屋スタイル"。「普通に出すより、夫や子どもが喜んでくれるので、よく開催します」。
本場の韓国食材を使うだけで、外食気分が盛り上がる♪
「家で韓国料理を作るときは、専門店で食材とマッコリを買って、気分を高めます」。韓国出身の友人から教わったレシピで手作りすれば、お得食材でも味わいは本格派!
韓国食材専門店で買うとお得!
※価格は編集部調べ、購入当時のものです。店舗や時期によって変動する場合があります。
参照:『サンキュ!』2023年7月号「これ以上食費を上げないために今できること」より。掲載している情報は2023年5月現在のものです。撮影/林ひろし 構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部