2,000万円貯めた人が絶対にやらないこと5つ
2024/07/16
「お金を貯めたい!」と思いながらも、いつも挫折してしまうという方も多いのではないでしょうか。
「お金を貯めたいのに貯められない」には、ある共通点があるのです。
そしてお金を貯められる人たちは、その共通点をしていないとか。
「え!?やらないで貯めらるの!?めっちゃいいじゃん!!」と思った方は、ぜひ読み進めてみてください。
今回は、金融系の仕事をしていた経歴を持ち、貯金0から資産2,000万円を達成した貯めの達人のライターまりこさんに「貯めている人が絶対やらない5つのこと」を教えてもらいました。
1.細かい家計簿をつけることはしない
お金を貯めている人は、お金が入ってきたり出ていく流れを把握しています。
だけど、細かい家計簿をつけてはいません。
なぜなら、時間がかかったり面倒だったりして続かないからです。
その代わり、家計簿アプリやクレジットカードの明細を利用したり、封筒で現金を管理して、自分なりにやりやすい方法でお金の流れを把握するようにしています。
そうすることで、毎月お金の使い方を振り返ることができ、だんだんお金の使い方が上手になって貯められるようになってきます。
2.細かい光熱費の節約はしない
お金を貯めている人は、細かい光熱費の節約はしません。
なぜなら、これも大変で苦しくなって続かないし、現在の家電や水道などの設備は、省エネになるように設計されているからです。
例えば、炊飯器のコンセントを使い終わるたびに抜いたり、食器を洗う時におけに水をためて洗ったり、雨や曇りで暗い室内でも、電気代がもったいないからと電気をつけることを控えるということはしません。
細かい光熱費の節約をして、ストレスで衝動買いなどをしてしまっては元も子もありません。
お金を貯める人は、光熱費は自分の心地いい暮らしに必要なものだと認識してありがたく使っています。
3.特売品を狙ってスーパーのはしごをすることはしない
スーパーのチラシの特売品があると、ついついそのお店に行って買いたくなったりしませんか?
「10円でも100円でも安く買えたら家計が助かる」と思われる方も多いかもしれません。
だけど、特売品を買うためにスーパーをはしごする時間があったら、自宅で副収入を得る方法を考えたり、お金の知識を勉強してみる方が効率的です。
またスーパーをはしごして、買いすぎてストックが多くなったり、本来買う予定のないものまで買ってしまって賞味期限が切れて処分してしまうことになったら、元も子もないです。
お金を貯める人はスーパーをはしごすることはせず、自分の時間を大切に使います。
4.見栄のための買い物はしない
お金を貯めることができる人は、見栄のための買い物はしません。
なぜなら、お金を貯めることができる人は自分のことをよく知っているので、「自分の好きなもの」「持っていると心地いいもの」が分かるからです。
見栄のための買い物をしないことで、「これ着なかったな」「そんなに使いこなせなかったな」という後悔を防ぐことができます。
例えば…、
「SNSでみんなが買っているから、あの人気のシャンプーを私も買おう」
「ママ友がおしゃれなマスクを使っている人が多いから、私も使わなきゃ」
というような、見栄のための買い物をすることはありません。
買い物する時の基準は、「自分が好きか」「それを持っていると私は心地いいか」という自分の価値に重点を置いています。
5.予算を立てないお金の使い方をしない
よく「急な出費があってどこから出したらいいか困る時がある」と聞きますが、「急な出費」はほとんどありません。
税金も、保険の支払いも、毎年決まった時期に同じような金額の請求書がきます。
毎月の食費も今月は3万円、先月は15万円というような大きなブレはないと思います。
お金を貯めることが得意な人たちは一年単位、月単位、週単位で予算を作り、お金の流れを意識しながらお金を使っています。旅行や高額な家電の購入なども予算に組んで支出しているので、どんな時でも慌てず、安心してお金を使うことができるのです。
心が豊かになると節約は要らなくなる
「自分は本当はどうしたいのか」「どうしたら満たされるのか」が分かるようになると、節約しなくてもお金が自然と貯まるようになってきます。
物価の値上がりが止まりませんが、そこに意識をフォーカスするのではなく、一旦立ち止まってみて、「自分自身の心はどうしたら満たされるか」を考えてみませんか。
■執筆/まりこ…元金融OL。ストレスで浪費し貯金0から資産2,000万円達成。その経験をいかし「お金に強いしなやかな女性を一人でも増やしたい!」という思いから、幸せな貯め体質になるコツを発信している。
編集/サンキュ!編集部