「食費は、あと5,000円下げられる！」冷蔵庫とコンロまわり？やってみたら節約になった意外なこと

とまらない食品値上げ。「どうがんばっても、これ以上はもう無理」とあきらめていませんか？どんな時代がきても、毎月の食費が2万円、3万円という節約の達人がそろうサンキュ！STYLEライターさんたち。じつは、冷蔵庫とコンロまわりが食費削減の大きなポイントだといいます。いったいどういうことなのでしょう？さっそく教えてもらいましょう。

キッチンの作業スペースには何も置かない

節約料理研究家で、サンキュ！STYLEライターの中島愛さん。小学生、中学生の3人のお子さんがいながら、5人家族で毎月の食費は3万円以内をキープしています。

おいしい節約レシピが得意な中島さんですが、じつは「食費節約につながった、意外なことがある」といいます。そのひとつが、コンロまわりと作業台をかたづけたこと。結婚当初は、「よく使うものはすぐに取れるところに」が基準だったので、調味料や、キッチンツール、便利アイテムなどで、ごちゃっとしていたといいます。それらをすべて整理し、写真のように何も置かれていない美しいキッチンへと変えてみたところ、さまざまな作業がぐっとはかどるように！時間にも余裕が生まれ、手づくりのお菓子や、つくり置きができるようになりました。結果として、買い物が減り、食費の削減につながったといいます。

冷蔵庫を片づけよう

4人家族で、毎月の食費2万円台を常にキープしているという、サンキュ！STYLEライターのせゆママさん。リーズナブルな食材を、健康的でおいしいメニューに変えてしまう達人です。

そんなせゆママさんは、「節約するなら冷蔵庫から」といいます。写真は、せゆママさんの冷蔵庫。じつは買い出しのあとの庫内だというのですから驚きです。

こちらの写真はふだんの様子。いつもどこに何を置くかを決めているため、家族が冷蔵庫を開けっ放しにして探さないように、すぐにわかるようにしています。冷蔵庫はいつもスッキリしているので、夕食の残りのおかずなどもさっと置くことができ、次の食事に活用できます。また、「冷蔵庫の奥に埋もれて食べ忘れた」なんてことを防ぐこともできるのです。冷蔵庫内をきれいにしておくことは、結果として食品ロスを減らすことにつながり、食費の削減につながっているのです。

冷蔵庫のものを使い切ってから買い物へ

4人家族で毎月の食費を3万円台をキープしている、サンキュ！STYLEライターのみさむーさん。日々のやりくりと少しの投資で年間200万円の貯蓄を続ける、まさに節約の達人です。

そんなみさむーさんにとっても、冷蔵庫は食費削減の重要なポイント。買い物に行くのは、冷蔵庫にあるものを使い切ってからと決めています。冷蔵庫にある食材をつかい切らないうちに買い出しへ行ってしまうと、食べきれずに捨ててしまい、食品ロスにつながるといいます。もちろん、「すっからかんになるまで待つのはむずかしいと思います」とみさむーさんもいいます。自分なりに、「冷蔵庫の1段がすっきりしたら買い出しに行く」など、無理のない範囲でやってみるといいのだそう。「食品ロスを減らすことができれば、食費マイナス5,000円を目指せる可能性がグンとUPします」といいます。

まとめ

食品の値上がりが続き、「食費の節約なんてもう無理」と感じていませんか。安い食材を探していろんなスーパーをうろうろすることよりも先にすべきこと。それは、キッチンのなかの環境を整えることだったのです。作業効率をあげることにつながり、手づくりのレシピが増えたり、食品ロスが減ったり、結果として食費の節約につながっていくというのです。「こんなにがんばっているのになぜ食費が減らないのだろう？」という人は、まずは、キッチンを片づけて、冷蔵庫のなかのものを食べきってから買い出しに行ってみてはどうでしょうか？

ぜひ参考にしてみてくださいね。

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