年収548万円のうち300万円以上を貯金している主婦「貯金力をアップするためのコツ」3選
2023/12/26
元海上保安官で2児の母。サンキュ!STYLEライターの川崎みささん。以前は共働きで世帯年収が700万円以上あったのに、今よりも貯金の額は少なかったといいます。しかし、現在は、夫の年収548万円のうち、なんと年間300万円以上の貯金ができるように!「貯金力をアップする」ためのコツをさっそく教えてもらいましょう。
不要品と向き合い、無駄な出費をなくす
整理収納の勉強を始めてからお金のつかいかたが変わってきたといいます。たくさんの不要品と向き合ったことで、自分にとって何が必要で、何が必要でないかがわかるようになりました。結果として、「ものを買うこと」に慎重になり、無駄な出費が減ったといいます。
また、ものが多いときは、管理する時間や、掃除の手間もかかりストレスになっていました。「ストレスがたまるとお金をつかってしまうタイプ」だと自己分析する川崎みささん。ものを減らしてすっきりとした空間にすることが、出費を抑制することにつながったといいます。
イレギュラーに対応できる準備をしている
以前、家計を圧迫していたのが、イレギュラーに対応するための出費でした。予定の時間に帰宅できず、ごはんが外食になってしまう。遅くに起きたせいで洗濯物が乾かず、乾燥機をつかう。子どもの急な発熱などで予定外の買い物をする。こういった予定していなかった出費が、たとえ小さなことでも積み重なっていき、大きな出費になっていたといいます。イレギュラーには対応できるように準備し、浪費しないための習慣を身につけるようになったといいます。
自分たちにちょうどいい暮らしを知っている
毎日、がんばって小太鼓の練習をしていた娘の発表会が終わり、ごほうびに、どこかに行ったり、何かを買ってあげたいと川崎みささんは悩んでいました。というのも、「超」がつくほどのインドア派だという娘は、「家でゆっくりしたい」としか言わないのです。ある日、夫が、娘のためにお菓子を買って帰宅したところ大喜び。大好きなマンガやゲームを片手に、お菓子を食べて幸せそうにくつろぐ娘の姿。お金をかければいいというものではなく、本人が喜ぶものが1番いいのだと気づいたといいます。
また、川崎家では、結婚記念日にはプレゼントの交換や夫婦での食事ではなく、「これからもよろしくね」とお互いに伝えあうことだけ。子育てや、家事に協力してくれていることへの感謝の気持ちは毎日伝えているから十分だといいます。
以前は、「これくらい普通だから」「みんなもやっているから」とあれこれとお金をつかうことも多かったそう。でも、自分たち家族にとっての「ちょうどいい暮らし」を知ったとき、お金とも家族とも上手につきあえるようになったといいます。
まとめ
毎年300万円以上の貯金を継続し、38歳にして総資産4,200万円という川崎みささんに、貯金力をアップするためのコツを教えてもらいました。
まずは不要品を処分したことで、どれだけ多くのお金をつかっていたかを自覚し、自分に本当に必要なものがわかるようになったといいます。また、以前は、予定外の出費も多かったそうですが、イレギュラーにも対応できるように準備をし、浪費しない習慣を身につけることができました。また、「みんなもやっているから」とお金をつかうのではなく、自分たちの「ちょうどいい暮らし」で満足できるようになり、無駄にお金をつかう必要もなくなりました。我慢だらけのストイックな節約などではなく、お金とのつきあいかたを見つめ直したことで貯金体質に変わっていったのです。
川崎みささんのお金との上手なつきあいかた、みなさんもぜひ参考にしてみてくださいね。
※記事内でご紹介しているリンク先は、削除される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。