「炊飯器のスイッチさえ入れておけばこっちのもの!」食費を節約するための簡単なアイデア
2024/01/16
仕事に疲れてお総菜を買ったり、帰りが遅くなって急な外食をしてしまったり。そのせいで、毎月の食費がなかなか減らないという人も多いかもしれません。節約の達人がそろうサンキュ!STYLEライターさんたちに、「むだな外食」はほとんどありません。いつも計画性をもって準備をしているからだというのですが、どんなことをしているのでしょうか?さっそく教えてもらいましょう。
予定外の外食をおさえるためのコツ
夫の年収548万円で年間300万円以上を貯めているという、サンキュ!STYLEライターの川崎みささん。
以前は、毎日がバタバタで、ご本人いわく「その場しのぎの生活」。予定外の外食に、毎月8,000円ほどかかっていたといいます。ところが、あるコツを取り入れたことで、出費は0円に!そのコツは、「朝に夕食の準備をしておくこと」なのだそう。
たとえば、小学5年生の娘さんに、毎朝お願いしているのが、「夕食のためのごはんの仕込み」です。無洗米をつかうことで、炊飯器にセットするところまで、お手伝いとしてお願いすることができるといいます。
また、「毎日、15分くらいで夕食をつくる」を目安にしているため、肉や煮込み料理なら、朝のうちに火を通すところまでやっておきます。
ちなみに、この日は冷凍の塩サバをつかうことに。写真左下の100均などでも買える「鮮度保持袋」のなかは、何種類かの野菜を切ったものが。右下のジッパーつきポリ袋には、小松菜とちくわを切ったもの。日々、ちょっとした時間を見つけて、野菜を切って保存するところまでを準備しているのです。
焼いた塩サバ、自作の冷凍野菜でつくったお味噌汁、小松菜とちくわの炒め物。この日も、立派な夕食があっという間に完成しました。
朝のうちに夕食の準備がほぼできていると、いそがしい日でも気持ちに余裕が。外出中の「夕食を考えて、つくらなければ」というプレッシャーからの解放、家事の時短、そして年間でいうと9万円以上の節約がかないました。
総菜やテイクアウトって本当に楽できてる?
家族4人で毎月の食費を3万円台におさえているという、サンキュ!STYLEライターのみさむーさん。
食費が安定している理由は、総菜やテイクアウトを利用することがないからだといいます。みさむーさんいわく、総菜などは、楽をしたいと買って帰るのに、結局、温め直したり、お皿にうつしたり。また、食べ終わっても、取り皿やコップなどの洗いもの、容器のゴミの処理の手間もあり、値段のわりには「楽ができた」という満足感を得られないからだといいます。だからといって、疲れているときに時間をかけて食事をつくることはさけたい。そこで、さっと食事の準備ができるための工夫を、日ごろから用意しておくことがポイントになってきます。
たとえば、冷凍野菜を常備しておく。少し割高でも、炒めるだけのもの、温めるだけのものなどをストックしておく。また、お出かけするときは必ず炊飯器のスイッチを入れるまでは準備しておく。どんなに疲れていても、ごはんさえあれば、用意しておいたレトルトカレーや冷食で乗り切れるといいます。
本当に楽をしたいなら、お総菜やテイクアウトではなく外食を選ぶというみさむーさん。常にコスパを考えての行動なのです。
まとめ
節約の達人は、予定外の出費が増えないように、前もって準備していることが大きなポイント。外食やテイクアウトにたよりすぎないように、朝のうちに夕食の準備を簡単にしておくこと。そのために、日ごろから冷凍野菜や、ちょっといい冷凍食品などを用意したり。そして、出かける前に炊飯器のスイッチを入れておくこと。炊きたてのごはんさえあれば、なんとかなる態勢が整っているのです。
食費をおさえるためだけではなく、家事の時短にもつながるアイデア。楽をして満足度の高い食事で毎日を楽しむためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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