『楽しくなければ意味はない』幸せを呼ぶ!松本明子流“ケチ活”道

2024/01/29

“ケチ活”とは、お金をセーブするのはもちろん、毎日をハッピーに暮らすための節約活動のこと。「芸能界の節約女王」と呼ばれる松本明子さんに、今すぐマネできるケチ活アイデアを教えてもらいました!

バラエティー番組やラジオで活躍するタレント。節約と料理が趣味。今冬は自宅で春菊を栽培し、鍋用の葉野菜を節約中...

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“ケチ活”は、発明と発見の連続!楽しみながら出費も減らせる最高のエンターテイメントです

ケチ=セコい、貧乏くさいって印象もあるけど、私にとってケチ活は生活を彩る楽しみの一つ。たとえば、捨てちゃうような野菜の皮で料理が一品できたり、使い終えたティーバッグで油汚れを落とせたり……。いいアイデアが浮かぶと、すっごく嬉しいし、だれかに話したくなっちゃう。ケチ活は発明と発見の連続、だから楽しいんです。
ケチ活で大事にしているのが、余計な物は買わない、衝動買いはしないということ。1着2000円のワンピースも、本当に必要か三日三晩考えてから買います。ちなみに、お宝探し感覚で、スーパーの衣料品売り場で洋服を買うのが好き。お値打ち感が高いし、食品を買って貯めたポイントを使える。この水色のワンピースもスーパーで2000円、ポイントで買いました。

ケチ活に励む私ですが、無理はしない、人には押しつけない、と決めています。多少得をしても、楽しくなければ意味はないしハッピーになれませんから。でもね、昔はあきれていた家族も、私の影響で今ではこまめに電気を消すようになるなど節約家に(笑)。
最近、食品や日用品がすっごく値上がりしていますよね。そんなときこそ、アイデアと笑いあふれるケチ活で、楽しみながら節約に励み、物価高を乗りきって欲しい。そして大事なのは、ケチ活を楽しんだら、ケチ活で得たお金をどう使うか。貯金してもいいし、家族で外食してもいい。楽しみながらお金が貯まるなんて、最高のご褒美だと思いますね。

松本流ハッピー“ケチ活”ルール

1 簡単に物を捨てず、とにかく使いきる

2 買う前に、ある物で代用できないか考えて工夫する

3 人にはケチ活を押しつけない

松本さんの“ケチ活”HISTORY

“ケチ松”と呼ばれ、もったいない精神が育まれた【幼少期】

ティッシュペーパーは1枚ずつはがして使うなど、代々“しまり屋”の松本家に生まれ育つ。自然に節約精神を身につけ、“ケチ松”と呼ばれたことも。

ある物で生き抜く知恵を養った【19歳のころ】

1人暮らしをスタート。家具や家電はもらい物、カラーボックスをテーブル代わりにするなど、ある物で工夫して暮らす楽しみに開眼。

義母に“使いきる”美学を学ぶ【32歳のころ】

結婚し節約家の義母と同居し、いい物を買って使いきる、食べきる美学を学ぶ。お買い得品にとびつき、ムダにすることが激減。

<教えてくれた人>
松本明子さん
バラエティー番組やラジオで活躍するタレント。節約と料理が趣味。今冬は自宅で春菊を栽培し、鍋用の葉野菜を節約中。著書に『この道40年 あるもので工夫する松本流ケチ道生活』(アスコム)がある。

『この道40年 あるもので工夫する松本流ケチ道生活』(アスコム)

参照:『サンキュ!』2024年2月号「幸せを呼ぶ 松本明子流 ケチ活道」より。掲載している情報は2023年12月現在のものです。撮影/楠本隆貴 取材・文/渡辺ゆき 編集/サンキュ!編集部

 
 

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