節約に疲れた人は、固定費から見直しなさい

2018/03/01

独身時代は毎週、飲み会に参加して、服も買いたい放題だったというトマさん(31歳)。備えがないまま、妊娠がわかってバタバタと結婚、マイホーム購入を経て、とうとう貯蓄0円になったそう。不安に駆られて節約に走るも、効果が少ないうえにトイレットペーパーの使いすぎで夫を責めるなどして夫婦仲も険悪に。「これではいけない!」と一念発起したトマさんがまずやったことが、「固定費の見直し」でした。

住宅ローン借り換えで、月5000円ダウン

トイレットペーパー数cmの使いすぎにカリカリしても、数十円の節約にしかなりません。毎月、定額を払うのが当たり前と思っている固定費を見直すことで、大きな節約に繋がります。住宅ローンもそのひとつ。銀行に相談に行って、キャンペーン金利を利用しつつローンの借り換えを実行したら、ガクンと月々の支払がラクになりました。

2台目を軽自動車にして、年間約8万円カット

2代目の車購入を検討していたトマさん夫婦。車は買い物くらいにしか使わないのに、ファミリーカーにすると税金、車検。保険などが割高に。車種にこだわる夫に「軽自動車にすると、年間で約8万円節約できるよ※」と数字を出して説明したら、すんなり納得してくれたそう。※トマさんの場合。車種などによって異なります

格安スマホにしたら、月9000円ダウン

安くなるとはわかっていたけど、「夫から先に変更してもらうのは気がとがめたので」と、まずは自分から格安スマホに。大幅に減額することがわかり、「浮いたお金でおいしいものでも食べようよ!」と提案したら夫が協力的になり、結果大幅に下がりました。

目的を絞った保険見直しで、月6000円ダウン

以前は営業担当者に勧められるままに、メリットもよくわからず入っていた子ども用の保険。将来の教育資金を貯めることに目的をしぼり、そのほかの保障をはずしたらグッと安くなりました。見直しで浮いた分は、その後生まれた2人目のための貯蓄に回しています。

参照:『サンキュ!』3月号「ヤバイ家計」より一部抜粋。掲載している情報は18年2月現在のものです。
撮影/天野良子(TRON) 構成/竹下美穂子 取材・文/村越克子

記事を書いたのは・・・

竹下インコ(サンキュ!編集部員)

狸似の愛猫と暮らす、動物好きの編集部員。朝起きてすぐの掃除が日課。得意ジャンルは、やりくり、収納&インテリア、家事、心に刺さる情緒系読み物


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