お小遣いが年俸制!?「小学生になったら始めるお金育」がスゴイ!

2020/02/11

『サンキュ!』の表紙に登場したこともある人気読モブロガーの井ノ浦香織さんは、この春から小5になる男の子と、小2になる女の子のママ。息子さんが小学校に上がると同時にスタートさせた「お金育」がとても興味深いんです。子どものお小遣いをどうしたらいいか迷っている人は、井ノ浦家の「お金育」に注目してみて!

井ノ浦家のお小遣いは「年俸制」!

息子さんが小学校に上がるときから、井ノ浦さんはお小遣いに年俸制を採用。以前、楽天の社長さんが小学校のときにお小遣いを年俸制でもらっていたことで小さいうちから金銭感覚が身に付いた……というエピソードを聞き、井ノ浦家流にアレンジしたそう。金額は1・2年生は1万円、3・4年生は1万5000円、5・6年生は2万円と決めています。お年玉でこの金額より多くもらってしまった場合、余った分は貯金しています。

お小遣いの使いみちは幅広く設定

小1で年間1万円のお小遣いときくと、少々多く感じる方もいるでしょう。ただし、かなり幅広い範囲が子どものお小遣いから支払うルールになっています。子どもが食べたいお菓子やおもちゃ、学校で使うノートや鉛筆、消しゴムなどの文具、子どもだけのお出かけやレジャーのプール、銭湯、お祭りなどの入場料や飲食代も子どものお小遣いの範囲に含まれます。学校で使う楽器や書道セットなど大きなもの、親子で出かけるテーマパーク、習い事の道具などはママが負担。

お小遣いは子ども自身に管理させる

子どもがお金を使いたいときにママが1000円単位で現金をわたし、それぞれのお財布に入れて管理。そしてお小遣いノートに「使いみち」「渡した金額」「年俸の残高」を記録。年末には子ども自身にこの1年のお金の使い方についてメモを書かせています。

年俸制にはメリットがいっぱい!

小さいころから「お金育」をすることによるメリットを井ノ浦さんはたくさん実感。
・ゲーム感覚で楽しみながらお金の管理ができる
・算数の勉強になる
・身近な物の値段がわかるようになる
・お金や物を大切にするようになる
・物の値段が妥当かどうか判断できるようになる
・同じ物でもお店によって値段が違うことがわかるようになり、自ら安いお店を探すようになる
低学年の頃は夏ごろまでに大きな買い物をしてしまい、年末にかけてかなりやりくりに苦労していたという息子さん。5年生になる今年の目標は、できるだけむだを省いて、ママに誕生日プレゼントを買うことなんだとか。

小学校のうちに金銭感覚とやりくりの工夫を身に着けることができる井ノ浦さんのお金育。大きくなったらかなり役に立ちそうですね。
取材・文/スギサワミユキ

※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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