貯金下手な時代のNGだった行動5つ
2023/11/13
元海上保安官で2児の母。夫の年収548万円で年間300万円以上貯めているサンキュ!STYLEライターの川﨑みさです。
以前は共働きで世帯年収が700万円以上もあったのに貯金できた額が今よりも100万円も少なかったわが家。いま思うとNGだった行動が5つもありました。
ボーナスを当てにして買い物をする
以前は、ボーナスが入ったら「洋服を買おう」「ネックレスを買おう」と、使うことばかり考えていたので、せっかくもらったボーナスはほとんど手元に残りませんでした。
あの頃に買った大量の服は、家を片づける時に全て「もう着ない」と、捨てたので手元に残っておらず、せっかく買ったネックレスも、今ではつける機会が数年に一度あるかないか。
欲しいものがあればボーナスを当てにせず、日々のやりくりで余ったお金で、長く使うものを厳選して買えばよかったと今でも後悔しています。
頻繁に褒美スイーツを買う
以前は、コンビニのスイーツや、ちょっといいお菓子などを「ふだん頑張って働いているから」「稼いでいるから」と、頻繁に買っていました。
「大人の女性はチョコも高級店のもの」などと気取っていましたが、生協を始めてから213円(税込)のチョコレートも十分おいしくて満足できると気がつきました。
今は「高級感」を味わうのではなく、純粋に「おいしさ」を味わいながらおやつタイムを楽しんでいます。
必要以上に食品を買う
仕事も子育ても家事も全速力で駆け抜けていたので「考える」ゆとりがなかった共働き時代。「足りないよりはマシだろう」と、何でも多めに買うクセがありました。
特に食品は多めに買っていたので、冷蔵庫はいつもパンパン。廃棄も多く、本当にもったいないことをしていました。
今では、家族が1回に食べる量を把握し、なるべくムダがでないように料理したり、冷蔵庫の残り物を片づける「残り物ランチ」や「残り物ディナー」の日をつくっています。
夫が月に何度も職場の飲み会に参加する
海上保安庁はとにかく飲み会が多い組織。「船」の乗組員で、「課」の職員で、「部」のみんなで、「若手」の有志でなど、月に何度も飲み会がありました。しかも、参加すると必ず二次会、三次会まで参加していた夫。
結婚当初はわたしも「飲み会でしか取れないコミュニケーションがある」と黙認していましたが、子どもが生まれてからも、わたしが育児と家事に追われているのに、変わりなく飲み歩く夫にイライラ。
コロナの流行を機に職場でも飲み会がなくなり、内心ホッとしています。
子どもになんでも買い与える
フルタイムで働いていた頃は、平日は保育園からの帰宅後、追い立てるようにお風呂とごはんのスケジュールをこなし、娘を早く寝せることに躍起になっていたわたし。
週末は、貯まった家事や買い出しでヘロヘロで、子どもと遊ぶゆとりを持つことができませんでした。その負い目から、絵本やおもちゃなど娘が「欲しい」と言ったものは全て購入。
娘にもわが家にもよくないお金の使い方をしていたなと反省していますが、その時はその時で精一杯家族のために頑張っているつもりでした。
「後悔先に立たず」とは正にこのこと
ひとつひとつの行動は些細なものですが、この5つのNG行動は10年もの間、大きな出費になっていました。
「もっと早くこのNG行動をやめていれば、今ごろはもっと貯まっていたかもしれないのに」と、悔やまずにはいられませんが「お金の勉強代」だと思い、今では支出を増やし過ぎないよう心がけています。
◆この記事を書いたのは・・・川崎みさ
元海上保安官で2児のママ。貯蓄術や時短術で家族の笑顔が増えるライフスタイルを模索中!
※記事内の表示価格は、とくに記載のない場合、税込表示です。軽減税率の適用により価格が変動する場合もあります。