【節約】海保式家にあるものでジャストフィット枕をつくる方法
2023/11/26
元海上保安官で2児の母。夫の年収548万円で年間300万円以上貯めているサンキュ!STYLEライターの川﨑みさです。
みなさんは「枕」に困った経験はありませんか。わたしは海上保安庁に入るまで、長い間枕迷子として過ごしてきました。しかし、海上保安庁での経験が「ジャストフィットな枕のつくり方」と出会わせてくれました。
使うモノは1枚の毛布
どこの家にでもあるシングルサイズの毛布。これを使って、ジャストフィットする枕をつくっていきます。
4ステップでたたむだけ
1.毛布を広げる
2.縦に半分にたたむ
3.横に半分にたたむ
4.くるくる巻く
たった4ステップで、ジャストフィットの枕が完成しました。
高低の調整もかんたん
子どもが使う時など、「ちょっと高いな」というときは、巻を減らして調整するだけ。
逆に「低いな」と感じる時は、毛布を広げた際にバスタオルやタオルケットを一緒に巻き込めば「高さ」を出すことができます。
汚れ防止にはバスタオル
毛布を頻繁に洗うのは大変なので、汚れが気になる時はバスタオルを一緒にくるくる巻いて対策しています。
発想は海保の乏しい貸与品から
海上保安庁の寝具の貸与品は「薄い毛布が5枚」だけ。この毛布を敷布団、掛け布団として工夫して使い、枕の貸与はありません。
船内での睡眠を少しでも快適にするために、毛布の1枚をくるくる巻いて枕に使ったのが最初で、あまりにも自分にジャストフィットな枕ができたため、退職した今も毛布を巻いて枕をつくっています。
枕は「枕」を使わなくてもいい
普通の店頭では、なかなか枕をお試しすることができません。これまで何度も、目測で枕を選び失敗してきました。
たまに「ぴったり」と思うものがあっても、時を重ねるにつれ潰れて高さが代わってしまい、泣く泣く廃棄。
同じ枕を買おうと店頭を訪れても、数年が経過しているために廃版になっていたり、運よく同じ枕を購入できても、仕様が変わっていたりと「ぴったり」を継続することができませんでした。かといって、高級枕を買う勇気も予算もない。
そんなわたしが、貸与された薄っぺらい1枚の毛布をたたむことでやっと枕迷子を卒業できました。
大事なのは「枕」ではなく、よく眠れること
お金と時間をかけて、あちこち枕を探し回るより、サクッと家にあるものでジャストフィットする枕をつくれると嬉しいですよね。
以前のわたしと同じように、枕迷子の方がいらっしゃいましたら、ぜひ毛布で自分にジャストフィットする枕をつくってみてください。畳み方や巻く回数で、かんたんに理想通りの枕がつくれますよ。
◆この記事を書いたのは・・・川崎みさ
元海上保安官で2児のママ。貯蓄術や時短術で家族の笑顔が増えるライフスタイルを模索中!
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。