「食費2万円台の人」がちょっと高くても買う調味料3つ
2024/06/16
食費を少しでも節約したい、でも栄養バランスはキープしたいと思うと、見直しやすい調味料。家にあるものを混ぜ合わせれば買わずに済むものもあれば、やっぱり買ったほうがいいと思うものもありますよね。
夫、妻、大人並みに食べる4歳と1歳の4人家族で月食費2万円台をキープするライターの原こさんに、ちょっと高くても買う調味料3つを教えてもらいました。
一発で味が決まるから時短も叶う「アウトドアスパイスほりにし」
かけるだけで簡単に味が決まるアウトドアスパイスを重宝しています。「ほりにし」は、和歌山県にあるアウトドアショップが2019年に発売した万能調味料で、最初はキャンプやバーベキューをするかた向けのものだと思っていました。
デイキャンプ好きな夫から借りたのがきっかけで、普段の料理にも使えるということに気がつき、欠かせない調味料のひとつになりました。例えば野菜炒めをつくるときは、鶏がらスープのもとで中華風に、しょうゆで和風に…とおいしく仕上げるためにいくつかの調味料を使っていたのですが、「ほりにし」はかけるだけで料理が完成します。
いろんな調味料を組み合わせて味付けをする工程を省くことができるため時短が叶い、味付けに悩んだり、味付けに失敗した!ということもなくなりました。
サラダにかけるだけじゃない「ドレッシング」
価格の高騰に伴い、一度ドレッシングを買うのをやめ、調味料を混ぜてつくる自家製ドレッシングにチャレンジしたことがあります。たしかに節約になるのですが、混ぜるだけとはいえ手間がかかってしまい続けることができませんでした。
何種類もドレッシングを購入すると管理が大変なので、サラダにかけるのはもちろんのこと、ポテトサラダやサラダスパゲッティ、野菜のごまあえなどにちょい足しして使うことができるごまドレッシングのみを購入するようにしています。ごまドレッシング以外のものを使いたいときは、家にある調味料を混ぜてつくることで節約につなげています。
子どもがいても辛いものが食べたい「食べるラー油」
小さな子どもがいると、薄味を意識した味付けをしたり、スパイシーな調味料は使用しないというご家庭も多いと思います。もちろん、それはそれで健康的なのですが、たまにがつんと辛いものを食べたくなることはありませんか?
味付けを変えたりメニューを分けたりするのは大変なので、完成した料理にのせるだけでよい「食べるラー油」を常備しています。ラー油と比較して「食べるラー油」は少しお値段が高いのですが、食感もパンチもあるため満足度が高いと考えています。特にメーカーにこだわりはなく、スーパーでお値打ちなものを買うことが多いですが、その数百円は我慢せずに好みの味で食事を楽しんでいます。
■執筆/原こさん…夫、妻、大人並みに良く食べる4歳の娘と1歳の息子の4人暮らしで、月の食費は2万円台でやりくり。家事は好きだけど苦手、おいしいものが好き。目標は節約しながら心も身体も満たす毎日を。インスタグラムはkoma_ctrs。編集/サンキュ!編集部