「貯金力が確実にアップする!」【年間200万円以上】貯め上手な人たちがやっていること3選
2024/06/15
「物価は上がっているのに、お給料は上がらず、貯金がなかなかできない…」という人も多いですよね。どんな時代になっても、コツコツと貯金を続けている、サンキュ!STYLEライターさんたち。いったいなにが違うの?どんなことをしているの?さっそく教えてもらいましょう。
家計簿のスタートは2月から
やりくりと投資で、年間200万円以上の貯金をしているという、サンキュ!STYLEライターのみさむーさん。毎年、家計の見直しや、家計簿のスタートは、一般的な1月ではなく、2月からスタートするといいます。
なぜ2月からなのでしょうか。みさむーさんいわく、1月はイベントも多く、支出も増えるため、いきなり予定が狂ってしまうことも。2月は、年末年始からのイベントが落ち着くだけでなく、ほかの月に比べて日数も少ないので、お金も残りやすい月。ここで貯まった分を先取り貯金にまわして、1年間の予定を立てることもできるといいます。また、バタバタしがちな年初めにお金の管理や見直しをするよりも、2月に始めたほうがゆっくりと考えることができるのも利点だといいます。
整理整頓で在庫を「見える化」
5年で800万円の貯金に成功した、サンキュ!STYLEライターのりほさん。やみくもに節約をするよりも、誰でもできる日常の心がけも大切だといいます。
たとえば、「部屋のきれいな人はお金持ちが多い」と聞いて、りほさんも部屋の片づけを始めてみたところ、わかったことがあったといいます。それは、部屋のなかに物が多いせいで、よけいな物を買いこんでいたということ。片づけてみると、「どこに何があるのか」が把握できるようになり、むだに買い物をすることがなくなりました。キッチン、洗面台の下など、どこか1ヵ所でも整理整頓をしてみると、いかによけいな物を買っていたかということがよくわかるといいます。
「意識しづらいお金」に気づこう
夫の手取り収入548万円のうち、年間300万円以上を貯金しているという、サンキュ!STYLEライターの川崎みささん。ふだん「意識しづらいお金」に気づいたことで、「貯金力が確実にアップした」といいます。
「意識しづらいお金」とは、生活のなかで知らず知らずのうちに消費してしまっているお金のこと。その場でお金を支払うわけではないのでつい油断してしまいがちだといいます。たとえば、ガソリン代。地方に住んでいることもあり、買い物やレジャーは車が中心。毎回お金を支払うわけではないので、つい車ですませてしまいがちでした。まとめ買いで買い物の回数を減らしたり、天気の良い日は保育園の送迎は徒歩で行ったりと工夫するようになったといいます。
また、電話代もその場で支払うものではありません。「10分かけ放題」の定額プランに入っていますが、ついうっかり長電話になってしまったこともありました。そのほか、古着屋で500円で買うことができた素敵なコートが、ホームクリーニングができないことがわかり、季節ごとにクリーニング代が必要になったこと。食洗器がつかえない食器を買ってしまい、余計な手間やコストがかかってしまったことも。
こういった、そのときにはわからない「意識しづらい出費」があることに気づき、気をつけるようになったといいます。結果として、「貯金力」は確実にアップ。ほかにも、まだあるのではないかと、日々意識するようになったそうですよ。
まとめ
年間の貯金が200万円、300万円という達人たち。みなさんに共通していえることは、お金を貯めるためには、日々の「気づき」が大きなポイントだということ。
あたりまえのよう1月からスタートするものだと思っていた家計簿。それでは年間の計画が立てづらいと感じれば、違う月から始めてみるという気づき。部屋にあふれる物を整理したことで、自分がいかにむだに買い物をしていたのかという気づき。ガソリン代、電話代など、その場でお金を払わない出費には甘くなりがちだった自分への気づき。
個々には小さなことかもしれませんが、日々の「気づき力」が上がることで、「貯金力も確実にアップする」ということを教えてもらいました。ぜひ参考にしてみてくださいね。