【年収394万円】特別出費をコントロールすれば「貯まる家計」は作れる!

2018/10/29

なかなか貯金ができない人の家計をのぞいてみると、食費や光熱費の負担が多いわけではなく「特別出費」に悩まされているケースが多くみられます。この「特別出費」をしっかりコントロールできれば、年収300万円台でも”貯まる家計”に!実際に、貯蓄に成功した「しまさん」の家計術をご紹介します。

<教えてくれた人>
しまさん……夫(34歳)、長男(4歳)、二男(2歳)の4人家族。住まいは3LDKの賃貸マンション。保育士として美容室のキッズルームでパート中。

―MONEY DATA―
世帯月収(手取り) 32万円
ボーナス(年間・手取り) 10万円
世帯年収(手取り) 394万円
月貯蓄額(児童手当・貯蓄型保険込み) 7万円
年貯蓄額 84万円
総貯蓄額 約420万円

【1カ月の家計表】
夫月収 25万円
妻月収 7万円
児童手当(2人分) 2万5000円
先取り貯蓄 4万5000円
貯蓄型保険 2万2000円

年払い用積み立て 1万4000円
※年払いの火災保険料やNHK受信料、車検など
特別出費用積み立て 2万3000円
※誕生日プレゼント、記念写真代などのイベント費
住居費(家賃) 8万6000円
水道・光熱費 1万5000円
通信費 1万7000円
子ども費 3万3000円
ガソリン代 1万4000円
※ETC料金も予算化
保険料 1万8000円
食費 3万7000円
レジャー・外食費 1万円
日用品 8000円
小遣い 0円
※夫はボーナスから。妻はためたポイントで楽しむ
残し貯め 約3000円
→月7万円貯まる!

固定費は ルーズリーフ1枚で管理

固定費はひと月分を1行で記録。給与から固定費を引き、今月使えるお金をまず確認。これ1枚で1年分を見渡せ、見直しにも◎!

やりくり費は手もとの残金チェックのみ

貯蓄は先取りしているので、今月使えるお金のなかで暮らせば黒字。小まめに残金をチェックして、使いすぎに気をつけるだけ♪

欲しいものはお金をかけずに手に入れる!

自分や家族にストレスがかかると、よけいなムダ買いに走り、やりくりも続きません。欲しいものはお金をかけずに手に入れる方法を考えて、〝みんなが笑顔の暮らし〞を守ります。

■子どもの好きなピザやパンは手作り
何でも手作りすれば、食費もかからずおなかいっぱいに♪ピザ作りは子どもも喜び一石二鳥。お肉も安い店でまとめ買いして冷凍し、ケチらず使います。

■コンビニやファストフードは〝dポイント〞で楽しむ
ドコモの子育て応援プログラムで子どもの誕生日に3000ポイントもらうなど〝ポイ活〞。ローソンやマクドナルドの支払いに使え、ランチやお菓子代への罪悪感ゼロ♪

■〝月1ランチバイキング〞で食べたいものを好きなだけ!
外食好きな夫のために、月3000円のランチ代は確保。バイキングならカフェやスイーツも入ってお得♪子どもと分け合うことなく、好きなものを食べられて大満足!

先を見通す習慣をつける

小さな出費も大きな出費も、先を見通す習慣を持ち、対策を徹底。先に予算を取り、先回りしてより安くすませる方法を考えることが、貯蓄をくずさず乗り切っていくコツです!

■「サンプル購入サイト」を活用
お値段高めのドリンクやおやつは「サンプル百貨店」を利用し、格安でゲット。外出時にも持参できて、おねだり防止に大活躍♪ 有名メーカーの市販品なので節約感もありません。

■税金や年払いの保険料は「月平均額」を積み立てる
金額と支払う日が決まっている特別出費は、支払額を12で割って積み立て。必ず払うお金なので、イベント関係の特別出費とは分けて用意しています。

■「交際費」は先取りしておく
1カ月の予定をカレンダーに書き、食事会やおでかけの予定を確認。必要な出費は、今月使えるお金から先に確保。ほかの出費を調整することで赤字を防げます。

家計管理は、先を見越して”先手”を打つことが、とにかく大事!「税金」「車の保険料」など事前にわかっている特別出費はもちろん、誕生日やクリスマスのプレゼントなど「イベント関連費」も先に予算化し、このぶんを毎月積み立てておけば、貯蓄をくずさずに乗り切ることができます。

参照:『サンキュ!』11月号「年収300万円でも貯まる人 年収700万円でも貯まらない人」より。掲載している情報は18年9月現在のものです。撮影/キムアルム 編集/サンキュ!編集部

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