【節約術】料理ベタでも食費がみるみる減る7つのコツ
2021/09/20
「食費を安くするには手料理が肝心!」と思い込んでいるかたは多いはず!そんなことはありません。料理は苦手…と思っているかたでも、ちょっとした工夫で食費削減はできますよ。
今回は調理師免許を持っているけれど、じつはもともと料理が不得意だったという、フルタイムワーキングマザーのおおつかはじめさんにコツを教えてもらいました。
1 調味料は使い慣れているものを使う
調味料は使い慣れているものを使い、そして使い切ることが大事です。いつもとは違う調味料に挑戦してみて、一度しか使わなかった経験はありませんか?味が好みじゃなかった…などと放置し、期限切れで捨ててしまってはお金を捨てていることと同じです。
食費を節約する上で重要なことは、「使い切る」こと。これを徹底するだけで食費は下がりますよ。
2 丼や麺でOKの日をつくる
毎食一汁三菜にする必要はまったくありません。麺や丼ぶりの日をつくってみるのもアリ。たとえば、焼きそばにキャベツやにんじんなど野菜をたっぷり入れると、立派な食事になります。料理をつくる人の負担も減り、一石二鳥ですよ。
3 ○○だけ食品・調味料を活用する
「豆腐」だけを入れる麻婆豆腐の素、「お肉」だけ必要なカレールーなど、1品加えるタイプの調味料や、「混ぜる」だけの炊き込みご飯の素などを活用してみましょう。レトルト調味料は多少割高に感じますが、時間と食材をそろえる手間を考えると、案外安くすむこともあるのです。
4 定番料理をルーティン化する
毎週金曜日はカレーの日!など、家族がいつも食べてくれる料理をルーティン化してしまいましょう。2日連続同じメニューが嫌だと感じる場合には、ライスをうどんに変えてみたり、カツをのせてみるなど、ひと工夫をしてみるのがポイントです。
5 多めにつくって次の日もつかう
たとえば、ポテトサラダやマカロニサラダなど副菜をつくるときに多めにつくり、次の日も使うようにすると、1品つくる手間が省けて、「おかずを何品かつくらなきゃ!」のプレッシャーも少なくなります。そのほかに、夜つくったものを朝のお弁当に入れることもできるので、時間もうまく使えます。
6 総菜や冷凍食品を活用する
餃子やコロッケなど、工程作業が多いものは冷凍食品や惣菜を購入することも1つの手です。手間や時間の短縮になります。さらに、野菜など価格変動しやすいものは冷凍食品で購入するほうが安くすむこともあるので、時間帯や曜日をチェックして上手に活用してみましょう。
7 特別な料理に挑戦しない
毎日料理本をみて、毎日異なるレシピに挑戦する必要はありません。がんばった料理ほど、子どもが食べてくれない…なんて経験はありませんか?つくり慣れているもの、食べ慣れている料理のほうが家族はよく食べてくれるものです。
ムダをなくせば食費削減にも繋がる!
食材や調味料はもちろんのこと時間も含めて、ムダを省く意識をすれば、自然と食費削減に繋がるはずです。使い慣れた食材や調味料を使い、ときには上手に「手間抜き」しながら、まずは使い切れるようにしましょう。
◼︎執筆/おおつかはじめさん…2018年にアウトドアに魅了され、年間5回以上家族でキャンプに行くアクティブママ。10年のレストラン勤務経験のある調理師でもあり、その経験を生かしたアウトドア飯も発信。インスタグラムは@hazime1106。
編集/サンキュ!編集部