コロナ禍で年収が激減!それでも暮らしの質をアップさせることに成功した方法とは!?
2021/11/21
年収が激減しても暮らしの質は落とさない!生活費のカード払いでためたポイントを活用したり、お得サービスの活用&チリツモ積み立てなどを駆使したりして貯蓄をキープ。気になるぜいたくテクをご紹介します。
<教えてくれた人>
『サンキュ!』読者 ハナさん(埼玉県 32歳)
夫(34歳)、長女(7歳)、長男(3歳)の4人家族。住まいは持ち家一戸建て。週3~4日パート勤務。ブログ「年収400万家族 ハナの節約絵日記」でやりくりを公開中。
◎Total money data◎
世帯月収(手取り) 35万円
世帯年収(手取り) 約490万円
夫ボーナス(手取り) 約70万円
月貯蓄額 5万円
年貯蓄額 約110万円
総貯蓄額 約500万円
減収しても暮らしの質はアップ!
昨年からのコロナ禍で世帯月収が7万円以上減って、一時は赤字に陥ったというハナさん。家計のムダをとことん見直し、現在は貯蓄を維持できるように。「そんな状況でも、おいしい物を食べることやお楽しみはガマンしたくない!そのために、ポイ活をしたり、目的別の積み立てをして、"ぜいたく"しています。気持ちに余裕が生まれ、やりくりにも前向きになれます」。
ハナさんの3つのぜいたくテク
1カ月の家計表
<収入>
世帯月収(手取り) 35万円
<貯蓄>
先取り貯蓄 5万円
目的別積み立て 計7万8000円
<支出>
住居費 7万円
水道・光熱費 1万5000円
通信費 6000円
保険料 4000円
子ども費 2万5000円
車関連費 1万円
食費・日用品費 6万5000円
レジャー費 5000円
医療費 2000円
夫小遣い 1万5000円
妻小遣い 5000円
1 生活費のほとんどをカード払いにしてポイントをためる!
必ず支払わなくてはいけない生活費は、なるべく楽天カードで支払って楽天ポイントをためています。ポイントを活用して欲しい物をゲット!
2 小遣いの中からお得サービスを活用
服や美容グッズの購入は、小遣いから。限られた予算内で楽しむために、お得なサービスなどを積極的に活用しています。
3 お楽しみ費を目的別に月々積み立てておく
年払いの税金や保険料のほか、遠出のレジャー費や写真代など細かく目的ごとに月々積み立てておけば、家計に影響なし。
1 ためたポイントでぜいたく
家を購入した際に申請した「次世代住宅ポイント」でゲットした便利家電で暮らしが充実!また、生活費の支払いでためた楽天ポイントは"気分がアガる物"に活用しています。
頼りになるのは、遠くの親より最新家電!
●掃除もほったらかし!その間にプチ稼ぎを
ロボット掃除機が日中掃除してくれるので、時間にゆとりが生まれました。「片づけする余裕ができ、不要品をフリマアプリで売ってプチ稼ぎまでできて大助かり!」。
●調理の手間が減って、家族の笑顔が増えた
電気圧力鍋、フライヤー、ヨーグルトメーカーも積極的に活用。「家族の好きな揚げものやカレーも速攻でおいしく作れるから、外食しなくなりました」。
アツアツの揚げものもお任せ。
靴は"ちょっといい物"にこだわってます
●足にやさしいスニーカーは4年はいて元とれ
「夫婦ともスニーカー好き。はき心地のいいブランド物にこだわっています。物がいいから、3~4年はき続けられてコスパも抜群!」。しかも、ためたポイントで購入するので、家計に響きません。
高級肉やフルーツは"心の栄養"です
●ふるさと納税の和牛や高級フルーツでテンションUP
楽天ポイントを利用して、年2~3回、ふるさと納税を。「毎年、いちごやマスカットの時期になるとソワソワするくらい楽しみ。和牛はお祝いのときにすき焼きにして、盛り上がります!」。
絵日記で、ふるさと納税の申し込み時期なども丸わかり!
手帳に絵日記を書いているハナさん。「この時期にふるさと納税のいちごの申し込み開始などがすぐわかるので、タイミングを逃さずゲットできます」。
2 お得サービス活用でぜいたく!
服を買ったり、映画を観たりと、趣味を充実させているハナさん。お得なサービスを使うことで、予算をムダなく活用し、ぜいたく気分に!
大人の服は、プロのトータルコーディネートで買っています
●無印良品の無料サービスを利用。買い物の失敗ゼロに
服は"なんとなく"で単品購入はしません。「無印良品の店員さんにコーディネートしてもらえば、自分に合った色で着回ししやすく、失敗がありません」。
1シーズン3~4着 約1万円!
※「スタイリングアドバイザー」がいる無印良品の一部店舗で実施。予約なしでも相談できますが、無印良品のサイト内「MUJI SUPPORT」から予約して来店するのがおすすめ。
DVD見放題サービスで、好きな映画を満喫!
●「TSUTAYAプレミアム」なら、返却を気にせず見られる!
ネットで旧作の映画やドラマが見放題(月額1100円)のサービスを利用して映画鑑賞を。「返却期間を気にしなくていいので、すき間時間にちょこちょこ見るのが最高の息抜きに」。
おうち時間が増えたから、セルフネイルケアも始めました!
以前は年数回ネイルサロンに行っていましたが、コロナ禍もあり、今は自宅でジェルネイルを。「セルフだと手軽にチェンジできるし、塗っている時間が気分転換にもなります」。
自分への誕生日プレゼントとして、『サンキュ!』を定期購読
●1年間ずっと楽しめて、やりくりにも役立つ♪
毎月『サンキュ!』を買うよりもお得!「家計を見直すときにも助かりました。iDeCoやつみたてNISAなどの投資情報も参考にして実践しています」。
12冊分で5300円
3 チリツモ積み立てでぜいたく!
これからやりたいこと(レジャーなど)や、健康維持、家電買い替えなど、目的別に予算分けして毎月積み立てることで、やる気を高めています。
こんなものを毎月チリツモしています!
固定資産税・自動車税 8000円
自動車保険、火災保険料 8000円
車検、タイヤ交換費 7000円
町内会費・NHK年会費 2000円
予防接種、歯科検診費 3000円
コンタクトレンズ購入費 2000円
冠婚葬祭費 1万円
誕生日・イベント費 1万2000円
水道・エアコン修繕費 5000円
パソコン・家電買い換え費 8000円
写真館撮影費 1000円
大型レジャー施設遠征費 6000円
発表会、お泊り会費 4000円
福袋購入費 2000円
月計7万8000円!
家族の思い出づくりはケチケチしたくない!
●毎年写真館で子どもの成長を撮っています
「子どもの成長記録は、実家の親にも見せてあげたいので、写真館でプロに撮影してもらいます」。月1000円ずつ積み立てしておけば、家計の予算をくずすことがありません。
月1000円積み立て
●レジャーの遠征も年イチペースで!
人気のレジャー施設や遠出の旅行など、「貯まったら行きたい所」を書き出して積み立てし、年1回は実行。「具体的な目標を立てることで、モチベーションが高まります」。
月6000円積み立て
健康維持のための予算もしっかり♪
●インフルエンザの予防接種、歯科定期検診の予算をキープ!
毎年かかるインフルエンザ予防接種代も、毎月積み立てて予算取りを。さらに、3~4カ月に1回、歯科検診を受けておくことで、よけいな治療代もセーブ。
月3000円積み立て
●コンタクトレンズも堂々と買える!
「コンタクトレンズ代もいちどに払うと結構な出費になるけど、毎月積み立てておけば安心」。眼鏡の買い替えが必要になった場合も、その予算から出します。
月2000円積み立て
家電、パソコンの買い替えにも慌てません!
●パソコンは、計画的な買い替え対策を
パソコンは10年サイクルで考え、購入予算を月2000円ずつ積み立て。さらに家電や家具の買い替えにも対応できるように、月6000円積み立てを。
月8000円積み立て
参照:『サンキュ!』2021年12月号「私らしい、あたらしいぜいたくのすすめ」より。掲載している情報は2021年10月現在のものです。撮影(イメージ)/天野良子 イラスト・写真/ハナさん 構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部