2,000万円貯めた主婦が教える!貯まらない人がまず変えるべき「支出の習慣」5つ
2023/01/07
お金を貯められない人は気がついたら財布にお金がなく、貯金もごくわずかでしょう。「次のお給料日が待ち遠しい!」と思っていますよね。収入を増やすことは大変ですが、支出をコントロールすればお金は確実に貯まります。
結婚5年目の共働きで2,000万円を貯めた沖宮りささんに、貯まらない人がまず変えるべき「支出の習慣」5選について教えてもらいました。
支出の習慣1:支出額の把握
毎月の支出額を把握していますか?支出は毎月金額が変わらない固定費、金額が変動する変動費の2種類があります。家賃・水道光熱費などの固定費はもちろん、年1度だけ支払いをする税金や保険料も月割りにして集計してください。
食費・日用品費・被服費・美容費などの変動費は1カ月だけでよいので、しっかりと集計してみてください。なにに多くのお金を使っているかがわかってきますよ。
支出の習慣2:習慣買いの見直し
仕事に行く前にコンビニやカフェでコーヒーや飲み物を購入する。仕事帰りには必ずコンビニに行って、スイーツを購入するという習慣にしている買い物はありませんか。習慣だから、なんとなく買っている可能性があります。
本当に必要かどうかを見直してみてください。飲料であれば、たまには水筒を持って行くだけで、支出は大きく減りますよ。お菓子であれば、スーパーや安いお店でまとめ買いしておくこともオススメです。
支出の習慣3:予算額の設定
ざっくりでよいので、支出の予算額を設定しましょう。費目別でも変動費一括でも、どちらでも構いません。
毎日1,000円以上は買い物をしない、1週間で1万円以上は買い物をしないなど、ご自身の買い物頻度に応じて設定をしてみてください。
支出の習慣4:保険・通信費の見直し
保険料や通信費がもっと安くなるかもしれません。見直しをしてみてください。
保険の見直しを相談すると余計な保険に加入させられてしまうと思い、そのままにしていませんか。保険は年々新しい商品が出ています。今加入している条件と同条件で保険料が安くなる場合もあるので、やってみてください。
通信費の見直しは適切なプランに加入しているかどうか、余計なオプションをつけていないかを確認してください。会社の乗り換えで劇的に安くなる場合もありますが、面倒だからと躊躇してしまう人も多いかと思います。その場合は会社を変えずに最適なプランがないかを調べてみてください。
支出の習慣5:ブランドへのこだわり
食べ物・日用品などでこのブランドやメーカーでしか購入しないと、こだわりを持って買い物をしていませんか。食べ物であれば、コンビニやスーパーにあるPB(プライベートブランド)商品を大手のメーカーが製造しているということもよくあります。パッケージが違うだけで、値段が違うということです。
こだわることも大切ですが1回くらい安い商品を試してみてください。新たな発見があるかもしれませんよ。
支出が変われば貯金ができる
会社員の場合、お給料を上げることはとても大変です。収入を増やす努力は大変ですが、支出を減らす努力はとても簡単です。
支出を見直して、お金を貯めるための一歩を踏み出してみませんか。
■執筆/沖宮りささん…シンプルで続けやすい「貯金できる仕組み」を取り入れることで、年間貯金300万円で総資産2,000万円を達成したやりくり達人。Instagramは@risapan_money。
編集/サンキュ!編集部