販売台帳に記入する日本人女性

借金100万円からもうすぐ貯蓄1000万!10年間で気づいた貯蓄に必要な3つのこと

2023/01/13

15年に誌面に初登場して以来、「元ダメなやりくり達人」として絶大な人気を誇るNさん。借金持ちから年200万円以上貯蓄できる人へと、劇的な進化を遂げた貯めライフの10年前と今を、徹底検証しました!

<教えてくれた人>
サンキュ!アンバサダー Nさん(埼玉県 37歳)
夫(35歳)、長男(8歳)、二男(7歳)、長女(3歳)&現在第4子妊娠中(7カ月目)。専業主婦、週5のパートを経て、現在はWebライターなどネット関連で在宅ワーク中。

◎MONEY DATA◎
世帯月収(手取り) 51万円~
ボーナス 0円
世帯年収(手取り) 約610万円~
月貯蓄額 平均20万円
総貯蓄額 750万円

◎HOUSE DATA◎
築10年/賃貸アパート/2LDK(56平米)

Nさんの10年やりくり&人生ヒストリー

ヘルスケア、医療、保険料や財務の健全性チェック コンセプト、木製のテーブルの上のピンクの貯金と聴診器
Nuthawut Somsuk/gettyimages

【独身時代】借金100万円!
「お金がなければ借りればいい♪」。消費者金融にも手を出し、散財に明け暮れる日々。

◆必死で返済

ちょうど10年前!
【2012年(27歳)結婚】貯蓄0円
昼夜でWワークし借金を完済!結婚後は共働きで貯める予定が妊娠。専業主婦に。

お祝い金はなんとか貯蓄
【13年(28歳)長男誕生】貯蓄60万円
貯蓄は多少あったものの、将来を考えると不安。『サンキュ!』を読み、やりくりを開始。

長男生後3カ月
【夫に国から督促状が!また貯蓄0円】
貯蓄を決意した矢先に、未払いの住民税と国保が60万円も!ここから節約の鬼に。

ヤバイ!全然貯まんない
【14年(29歳)二男誕生】貯蓄0円
必死に節約しても、貯めてはくずすの繰り返し。夫の協力もなく、夫婦関係も険悪に。

◆固定費も見直して2年半で100万円達成

【16年(31歳)】貯蓄100万円!
引っ越しで家賃を下げ、通信費も格安SIMに。固定費が減り、初めて貯蓄に成功!

◆このころから『サンキュ!』で常連に。
『サンキュ!』17年1月号

パートSTART!
【17年(32歳)】貯蓄200万円
ヤクルトレディで月10万円稼ぐも幼稚園代で消失。1人で頑張るのに疲れ、離婚危機!

◆パート辞める

【18年(33歳)長女誕生】貯蓄300万円
やっと夫が家事と育児の大変さを理解し、関係が改善。自ら小遣いを減らすなど協力的に。

◆よし!在宅で稼ぐぞ~。

【20年(35歳)】貯蓄550万円
育児と両立しながら稼ぐには在宅ワークがいいと判断。Webライターとブログをスタート。

もうすぐ夢の1000万円!
【22年(37歳)今】貯蓄750万円
ブログやインスタグラムで家計・節約記事が人気に!収入も順調に伸び、貯蓄が加速中♪

夫と泣きながらケンカ → 夫が協力的になり貯蓄も加速中

【昔】貯蓄0円時代

月収(手取り) 約26万円
住居費(都内1DKのマンション住まい)
9万6000円
水道・光熱費 1万5000円
通信費 2万2000円
保険料 2万2000円
定期コスメ代 1万円
ウォーターサーバー代 1万円
やりくり費 3万5500円
食費、日用品費、オムツ代、被服費すべて含んで週5000円で管理……できてなかった!(汗)
夫小遣い(交通費含む) 3万6000円

1万3500円残し貯めできるはずが毎月なぜかギリギリ生活~!

【今】

夫月収(手取り) 36万円
妻月収(手取り) 15万円~
ブログや執筆やWebニュースライターとして月収アップ中。月によって変動あり。

先取り貯蓄 23万5000円~
●妻の月収まるごと 15万円~ ●iDeCo 1万円 
●つみたてNISA 3万3000円 ●特別出費用積み立て 4万2000円

<夫の月収のみで管理!>
住居費(駐車場代含む) 8万9000円
水道・光熱費 2万円
保険料(生命保険、県民共済) 9000円
通信費 0円
夫婦ともに楽天モバイルにして1年間限定で0円
やりくり費 6万円
食費、日用品費、ガソリン代、レジャー・外食費、雑費などすべて込みで管理
子ども費 5万4000円
給食費や学校の費用のほか、子ども3人のスイミング代、くもん代など
夫小遣い 1万2000円
妻小遣い 5000円
Netflix代 2000円

残し貯め 約2万4000円~

借金100万円 → もうすぐ貯蓄1000万円!になるまで

Nさんが10年間で気づいた3つのこと。

ビジネス概念、チェックマークの増加
takasuu/gettyimages

貯蓄ゼロから紆余曲折の10年で、Nさんが気づいた「貯蓄に大切なこと」とは?気づく前と後では大きく変わった分岐点となったのは、この3つでした!

1 「思い込み」をはずすと貯まる

節約は「安さ」だけ求めたり、やりくりも「細かく」と完璧を求めたり。「でも、思い込みだけで突き進んでも実際は効果がなく、苦しいだけのことも。"こうじゃなきゃ"をやめたら、スッとうまくいくことがたくさんありました」。

2 「削るだけ」の節約には限界がある

「食費や水道・光熱費などを削るには限界があるし、頑張りすぎても結局続きませんでした」。一度は、家計のために子どもの習い事もやめさせ、すごく後悔したそう。「ムダを削ったあとは、自分の収入を増やすほうが早道でした!」。

3 「時間」は自分でつくれる

以前は夜更かしが多く、日中もずっとだらだら。それを早寝早起きの生活に切り替え、家事も少しずつ効率化した今は、朝9時には家事が終了。家で仕事を始めています。「時間は『ない』のではなく、『つくる』ものなんですよね」。

参照:『サンキュ!』2022年2月号「貯めてる人・貯まらない人の暮らし」より。掲載している情報は2021年12月現在のものです。撮影/大森忠明 構成/竹下美穂子 編集/サンキュ!編集部

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