家計管理はできるだけカンタンに……を続けたら年300万円貯まった!5つの方法
2022/02/07
「家計管理をするため」という理由で、支出をチェックするために貯めたレシートでお財布がパンパンになっていませんか?そんなことをしなくても、毎月カンタンな家計管理方法で、お金は貯まるんだとか。
今回は、「家計管理はできるだけカンタンに」を心がけた結果、年300万円貯めた沖宮りささんに、家計管理方法のポイント5つ教えてもらいました。
カンタン家計管理のコツ1:固定費は定額設定
カンタンに家計管理をするにあたってまず、毎月一定の金額がかかる家賃や光熱費や通信費などの固定費と、食費や日用品費などの毎月の変動の幅が大きい変動費の2つに分けます。
固定費は予算設定を実績とみなし、実際の支払額は確認しません。しかし固定費のうち家賃はほぼ一定額ですが、水光熱費や携帯料金は毎月変動します。少し多めに予算設定をしておきましょう。水光熱費は冬場などの高い時期の金額の8割から10割程度で予算設定して、実際に使用した金額を超えないようにします。
カンタン家計管理のコツ2:特別費を設定する
家計管理の大敵は誕生日やクリスマス、敬老の日などのイベントです。ついつい奮発してしまっていませんか。突然家電が壊れて買い直しをしたり、固定資産税や自動車税などの大きな支出がある月は、やりくりに困ることがありませんか。
これらの費用は特別費として年間で予算を立て、予め費用を別の口座に分けるなどしてお金を確保しておきましょう。我が家は特別費は年間で50万円と設定しています。特別費支出が少なく予算が余った場合は、旅行や遊園地などの特別なおでかけの費用にしてメリハリのある家計管理をしています。
カンタン家計管理のコツ3:家計簿アプリを活用する
お買い物をした際はレシートを必ずもらい、家計簿アプリに記録しています。費目は、食費・日用品費・子ども用品費・ガソリン代の4種類のみです。家計簿アプリには、銀行口座やクレジットカードと連携させる便利な機能もありますが設定が面倒なので連携はさせていません。
この記録方法であれば、アプリの初期設定は3分、1週間分は1分で記録が完了するのでとてもラクですよ。
カンタン家計管理のコツ4:ボーナスを期待しない
ボーナスで毎月の赤字を補てんしている家計の場合は要注意です。ボーナスに依存をしていますよね。このご時世ボーナスは会社の業績悪化によって、大幅減額や最悪ゼロになることもあります。いままでボーナスが支給されていた会社でも、労働契約や就業規則にボーナスについて明記がない場合は会社はボーナスを支給する義務はありません。
不測の事態に困らないようにするために、毎月の給料でやりくりできるように支出を見直してみてくださいね。
カンタン家計管理のコツ5:変動費は赤字も黒字も翌月に繰り越す
食費や日用品費などの変動費は予算設定をして、毎月の赤字も黒字は翌月に繰り越しをしましょう。繰り越すことによって支出が多い月を少ない月でカバーし、年間の支出額を適正に保つことができます。
家計簿アプリに入力をする際、日付を前月や翌月にすることによって、カンタンに繰り越しをすることができます。
家計管理は「手間をかけない」
家計管理を継続させるコツは、いかにカンタンに管理をするかです。手書きやエクセルの家計簿で細かく記入することができる人は、几帳面な性格にあっているのでそのままでよいかと思います。
お金が貯まらない人は家計管理をしていない場合が多いです。負担にならず、継続できる方法で家計管理をして、老後や子どもの教育資金を貯めていきたいですね。
■執筆/沖宮りささん…シンプルで続けやすい「貯金できる仕組み」を取り入れることで、年間貯金300万円で総資産2,000万円を達成したやりくり達人。Instagramは@risapan_money。
編集/サンキュ!編集部