予想以上の出費!子どもの部活費どうやりくりする?
2019/05/10
子どもの「部活動費」ってどれくらいかかるか知っていますか?運動系はユニホーム代やシューズ代、文化系は楽器代や道具代などが必要に。さらに高校生になると試合や大会などで出かける範囲も広まり、交通費の負担も大きくなります。そこで今回は、意外に知らない「部活動」にかかる出費を、先輩ママたちの体験談をもとにご紹介します。
体験談1 スパイクシューズが1足2万円
息子は中1のときに足がメキメキ大きくなり、陸上部に入部したときに買ったスパイクは出番がないままサイズが小さくなってしまいました。急がないものは最初から買いそろえないほうがいいと悟りました。(『サンキュ!』読者 O・Mさん/東京都)
体験談2 部の打ち上げで外食費が月2万アップ
息子は小学生からバスケをやっていたので、中学でもバスケ部に。食べ盛りということもあり、試合のたびに「打ち上げ」と称して何かしら食べに行っていたら、外食費が月に1万~2万円もアップ!(『サンキュ!』読者 H・Fさん/神奈川県)
体験談3 強豪校に入学し……
バトンの強豪校に入学。ただでさえ学費が高い私立高校。バトン・ジャージなどの道具代、衣装3パターンに、夏の合宿や遠征費、コーチの指導料など合わせて40万円近くを入部時に一括納入し、家計は火の車に!(『サンキュ!』読者 Hさん/東京都)
体験談4 部活動を変えるたびにかかる道具代
今では19歳になる娘が中学のとき、テニス部に入ってラケットなど全部そろえたのにやめて剣道部へ。ところがそちらも竹刀など一式そろえたあとにやめてしまい……。道具代が トータル13万円!思い出すと今でも怒りが(笑)。(『サンキュ!』読者 H・Fさん/神奈川県)
体験談5 レベルアップのための習い事代も!
水泳部は指定バッグ やジャージ代が発生!ジャージが2万6600円、バッグは5000円かかり、保護者のTシャツ代や卒業生の送別会代なども必要に。さらにレベルアップのためにスイミング教室に通うことになり、入会費用に約2万円かかりました。(『サンキュ!』読者 Y・Tさん/熊本県)
【お金のプロからアドバイス】
習い事に比べて月謝がかからないからと油断していると、想定外の支出が!中学からはスマホ代や塾代もかかってくるため、ちょっとした支出増が家計の命取りになります。行動範囲が広がれば交通費も増えるので、小遣いを多めに渡して交通費や飲食代などもそこから出してもらうなど、子ども自身にやりくりさせて、どれだけお金がかかるか自覚させるのも手です。
<お金のプロ>
●畠中雅子さん(ファイナンシャル・プランナー)
教育費や保険、老後資金に関する執筆や、全国で講演も行う。自らも3人の子どもを育て、現在は2人が大学生のため、教育費の重みをまさに体感中。
好きなことはやらせてあげたい思う親心…そのせいで家計を圧迫しないように、早め早めに準備を始めてみてはいかがでしょうか。
参照:『サンキュ!』5月号「子どもにかかる あんなお金・こんなお金」より。掲載している情報は19年3月現在のものです。監修/畠中雅子 イラスト/徳丸ゆう 取材・文/秋山由紀 編集/サンキュ!編集部
『サンキュ!』最新号の詳細はこちら!