若い女性のうつ病のイメージ

会社が倒産し年収840万円⇒250万円!ピンチを乗り切った家計表ビフォアアフター

2019/06/26

安定した暮らしを送っていたとしても、「まさか」は突然やってきます。会社が倒産し、年収が激減したら、あなたはどうしますか?そんな家計の危機に直面した主婦の声をご紹介します。

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<教えてくれた人>
Tさん(香川県 36歳)
夫(36歳)、長女(7歳)、二女(4歳)の4人家族。夫は介護福祉士、ケアマネジャー、日本語教師の資格を取得し、現在は正社員勤務に。

収入ダウン前

「共働きだったので、夫婦そろって、お金は使うためにあるもの。なくなったら、また稼げばいいと考えていました」とTさん。夫は頻繁に飲み会に参加したり、パチンコで浪費も。家庭を顧みない夫に不満を抱えていたTさんも「今思うと、買い物でストレスを発散させていましたね。減る前の月収は今の数倍あったのに、ほぼ赤字でした」

収入ダウン後

東日本大震災の影響で会社が倒産。「夫婦そろって一からやり直したい」という夫の希望で、妻の故郷に移住。引っ越したばかりのころは、お金のことで夫婦ゲンカが絶えませんでしたが、Tさんが変わることで夫にも変化が。夫に家計のことをていねいに説明して、夫婦で家計を共有。

ピンチを乗り切るためにやったこと

物を買うときは維持費まで検討

物を所有するにはお金がかかるので、維持費や修繕費などのコストも考えてから買うように。目先の値段だけでは判断しません。

作れるものは手作りし、ある物で代用

なるべく買わずに家にある物で代用したり、自分で作れないかを検討。購入するときは、「家族の幸せに必要な物か?」が判断基準です。

行政に相談した

突然の収入ダウンでも、税金は前年の所得をもとに算出されます。支払期日を延ばせる方法を市町村役場の窓口で相談しました。

家計表はこう変わった!

月収 60万円→15万~18万円
先取り貯蓄 0円(むしろ赤字)→1万~4万円
(絶対くずさない貯蓄用・投資用・教育費用に分けて貯蓄)
※児童手当はこれと別にすべて貯蓄
住居費 12万円→3万円
保険料(積み立て) 3万円
水道・光熱費 2万円→1万5000円
通信費 1万円→4000円
駐車場代 2万円→5000円
食費 15万円→2万円
日用品費(服飾美容費含む) 3万円以上→5000円
子ども費(幼稚園代含む) 1万5000円
ガソリン代 不明→1万円
医療費 5000円
夫小遣い 不明→7000円

「今思えば、私たち夫婦はお金に振り回されて、自己中心的に生活していたんだと思います。お金がない生活を体験したことで、家族にとっての本当の幸せを見つけることができました」

参照:『サンキュ!』7月号「年収200万円台~1000万円台 主婦193人の貯蓄と収入、大調査!!」より。掲載している情報は19年5月現在のものです。撮影/大森忠明 取材・文/村越克子 編集/サンキュ!編集部

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