【年収400万・子ども2人】貯蓄ゼロ→年100万円貯蓄「本当に効果があった行動」5つ
2022/04/23
万年貯蓄ゼロ円から、年100万円貯められるようになったPさん37歳。さまざまな家計管理方法を試したなかから、本当に効果があった行動5つをお届けします。
<教えてくれた人>
Pさん(三重県 37歳)
夫(33歳)、長女(9歳)、二女(7歳)の4人家族。家計を整えた経験を生かし、やりくりテクをブログやSNSなどで発信中。
◎TOTAL MONEY DATA◎
夫月収(手取り) 23万円
妻月収(手取り) 12万円~
夫年収(手取り) 276万円
妻年収(手取り) 200万円
月貯蓄額 5万~10万円
年貯蓄額 100万円
総貯蓄額 210万円
※2019年当時
【行動1】車検、お祝い金…特別出費を1年分書き出してみた
先取り貯蓄しても結局くずしてしまう……。支出を1年分見返してみたら、車検代やお祝い
金など"月々の支払い以外に必要な支出"があることに気づきました。
この出費の合計額は約48万円(汗)、月平均にすると約4万円。この金額を「特別出費用積み立て」として毎月積み立てることにしたら、はじめて「現実的な」予算がたてられるようになりました。
【行動2】「数カ月後の支払い」なんてわかりにくいから、クレカをやめて現金払いにした
「クレカ払いは複雑だから私には向いてなかったです」とPさん。数カ月後に請求額を支払ったり、使った分の現金を移動させたりの手間がどうにも面倒と。
「今月あといくら使えるか」を一瞬で把握したいので、やりくり費(食費・日用品費・外食費・医療費)はクレジットカード払いをやめ、すべて現金支払いにしました。
【行動3】洗剤など日用品のまとめ買いをやめた
たとえ特売の日用品でも、まとめ買いすれば、結局月の支出は増えるし、在庫管理の手間も発生することに。「その月、使い切れる分だけ買う」ルールにしたら、家計と家の中の管理がぐんとラクになりました。
下の写真はPさんが自分でつくっている日用品の在庫チェックリスト。1カ月にリストを1枚使い、買い物の前に在庫が切れたものに青いマーカーでチェック。足りないものだけ買うルールに。
【行動4】冷蔵庫の中のものを食べ切るまで買い足し禁止にした
貯蓄0円時代の冷蔵庫の中は常にパンパンだったけど、一度、からになるまで買いたしを禁止したら"奥まで見える気持ちよさ"を体感したPさん。今は、1週間で食べ切れる量を目安に買うので、自然と予算内に収まります。
空っぽにした冷蔵庫の中を毎週アルコール消毒剤で掃除するのがなんとも快感。そして何より、食べ物を無駄にせずに食べ切るのって、なかなかの達成感…!
【行動5】食事は「反対色」で盛れば、特売食材でもリッチ見え
テレビの料理番組を見ていたとき、「反対色で目をチカチカさせれば、料理が派手に見えるっぽい!」と発見。色の並びを意識するだけで、高級な食材を買わなくても家ごはんがもっと楽しくなりました。
【反対色ごはん 例1】黄色系の料理は、青い皿に盛る。
【反対色ごはん 例2】スパイスや香味野菜もいいアクセントになる。
【反対色ごはん 例3】赤と緑を隣に並べる。
参照:『サンキュ!』2022年5月号「こんな今こそ貯蓄倍増!大作戦」より。掲載している情報は2022年3月現在のものです。撮影/上原朋也 構成・文/出下真紀 編集/サンキュ!編集部