お腹が出るのは脂肪のせいじゃない!「猫背」を正せばお腹はへこむ!

2021/07/08

お腹が出ているのは、脂肪がついているせいとあきらめていませんか?実は、姿勢のくずれもお腹太りの大きな要因。姿勢を整えれば、それだけでお腹がスッキリします!ストレッチ系YouTuberのオガトレさんに教えてもらいました。

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<教えてくれた人>
理学療法士 オガトレさん
病院やリハビリ勤務、トレーナー活動を経て、ストレッチ系YouTuberとして活躍。"体が硬い人をゼロにする"を目標に、悩み解消のストレッチ動画を日々配信。著書に『オガトレのおなか激やせストレッチ』(マキノ出版)など。

ストレッチ系チャンネルとして、国内最大級!

チャンネル登録者数は75万人超。姿勢が悪い、股関節が硬いなど、悩み別に解決するストレッチ動画が「わかりやすい、楽しい」と高評価!

お腹太りの2大原因は、「猫背」と「反り腰」。両方当てはまる人も多いんです

胸と腰が丸まった「猫背」になると、わき腹に余分な脂肪がはみ出してしまいます。また、下腹がぽっこり出るのは、骨盤が前傾している「反り腰」が大きな要因。特に出産を経験した女性に多いといわれています。「猫背」「反り腰」の両方に当てはまる人は、双方のストレッチを行い、より体の変化が大きかったほうを優先して解消していきましょう。

「浮輪肉」がつきやすくなる【猫背】

こんな人は注意
□背中、かかとを壁につけて立つと、後頭部が壁につかない
□壁に背中向きに立つと、頭はつくが腰が反っている
□わき腹の肋骨のいちばん下から骨盤の間に指を当てて押しても、指が入らない(3~4本入ればOK)

1 背中の表層にある筋肉を伸ばす

背中のわき腹側にある「広背筋」が硬くなると、その奥にある「腹斜筋」も動かなくなり、背中が丸まる原因に。まずこの筋肉をしっかり伸ばして!

両ひじをついて四つんばいになり、左ひじをついて、右手を左手の延長線上、できるだけ遠くに伸ばして30秒キープ。

※手を入れ替えて、反対側も同様に。

むずかしい人は

手を伸ばせる範囲で前に出して。反対側の延長線上まで届かなくてもOK。

※体を伸ばすときは、「痛気持ちいい」くらいに。呼吸をしっかりすることも忘れずに!

2 わき腹の筋肉を伸ばす

浮輪肉を目立たせてしまう原因は、わき腹にある「腹斜筋」が固まっているから。ここをほぐして、弾力を取り戻すと、メリハリのある体に!

左足を前に出し、床に右ひざをついて、片ひざ立ちになる。左手は腰に当て、右手を耳の横に上げて伸ばす。

右手を上げた状態で上半身を左に倒して、30秒キープ。

※足を入れ替えて、反対側も同様に。

3 わき腹の筋肉を伸び縮みする

「腹斜筋」を片側ずつ交互に伸び縮みさせることで、筋肉がバランスよく柔軟に動かせるようになります。

ひざ立ちになり、左手を上げて、右手を下げる。
上半身を左に倒しながら床に向かって右手を下げ、わき腹をギュッと締める。

左手を上に伸ばしたまま、元の姿勢に戻る→上半身を倒す→戻すを1秒ごと交互に30秒間繰り返す。

※足を入れ替えて、反対側も同様に。

参照:『サンキュ!』2021年7月号「わたしたちアラフォーは、やせるよりもまず、お腹を凹ませたいんです!」より。掲載している情報は2021年5月現在のものです。撮影/横山翔平(t.cube) モデル/足立逸美(サンキュ!アンバサダー) イラスト/あかね大佐、kei 構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部

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