白に分離された緑のキャベツ

「キャベツダイエット」って効果あるの?ポイントやおすすめレシピを紹介

2022/03/19

この記事では、「キャベツ」がダイエットに向いているかについて解説しています。

また、食べるときのポイントやレシピについても紹介しているので、ダイエット中の方はぜひ参考にしてみてください。なお、期待できる効果などについては個人差があります。過度(極端)なダイエットは避け、バランスの良い食事を心掛けましょう。

キャベツダイエットってなに?

キャベツは、カロリーが低く、お腹いっぱい食べたいけれどカロリーは摂りたくないというときに向いています。ビタミンやミネラルを多く含んでいますが、炭水化物や脂質も含んでいる食品であるため、食べすぎには注意が必要です。

キャベツを上手に活用するには、ぜひ本記事で紹介するポイントを押さえておくと良いでしょう。

キャベツダイエットに期待できる効果

皿の上にゆでキャベツ
jreika/gettyimages

キャベツは低カロリーの食品ですが、カロリー面以外でも期待できるダイエット効果があります。ここでは、キャベツを積極的に摂取することで期待できるダイエットや健康上の効果について解説します。

キャベツのもたらしてくれる効果を理解し、食べる量や食べ方なども調整できるようになりましょう。

腸内環境を整える

キャベツは食物繊維が豊富な食品です。ビタミン類も豊富に含まれ、ビタミンUは食物繊維とともに、腸内環境を整えてくれるといわれています。

ビタミンUはキャベジンとも呼ばれる栄養素で、腸内環境の改善だけでなく、胃潰瘍の予防効果や肝臓の機能回復効果なども期待できます。胃腸の調子があまり良くないという人は、食事にキャベツ料理を積極的に取り入れてみましょう。

血糖値の急上昇を抑制する

キャベツは1玉で、食物繊維を18.36g含んでいます。食物繊維は、腸内環境の改善だけでなく血糖値の急激な上昇を防ぐ働きがあります。血糖値が急激に上昇すると脂肪をため込みやすくなります。

血糖値の上昇が抑えられれば、太りにくくなる効果を期待できるため積極的に食べるようにしましょう。

キャベツは生で食べると歯ごたえを感じられる食品です。よく噛んで食べることで、血糖値もゆるやかに上昇し、満腹中枢も刺激され、食べ過ぎずにすみます。

むくみを防ぐ

夕方になると足がパンパンにむくんでしまう、という悩みを抱える人にはキャベツがおすすめです。キャベツにはむくみ解消の働きがある、カリウムという成分が豊富に含まれています。

カリウムには利尿作用があり、体内にため込みすぎた水分を排出する手助けをしてくれます。むくみが気になる場合は、キャベツを積極的に食べるようにしてみましょう。

腎臓病のようにカリウムを摂取できない病気もあるため、病気によるむくみの場合は、医師に相談してください。

キャベツダイエットをするときのポイント

プラスチック製のボウルにキャベツの千切り
karimitsu/gettyimages

キャベツを主食代わりに食べるダイエットが流行したこともありますが、キャベツの食べ方として正しかったのでしょうか。低カロリー食品であっても、食べ方を間違えると、必要な栄養素が不足してしまったり、偏った栄養素ばかり摂取してしまったりする可能性もあります。

ここでは、キャベツを食べるときに知っておきたいポイントについて解説します。キャベツの成分を有効に取り入れられるように、各ポイントを覚えておきましょう。

バランスよく食べる

1日のなかで摂取する食事には、主食・主菜・副菜それぞれに役割があり、バランスのよい食事が摂れるように考えられています。

主食ではエネルギーになる食品を食べ、主菜では筋肉や骨など、カラダをつくるための食品が必要です。副菜としては、カラダの調子を整えるために必要な栄養素を多く含む食品を摂るようにします。

キャベツだけでは、栄養素が偏ってしまうため、適量のキャベツと、キャベツに含まれない栄養素を多く含む食品を一緒に摂るように心がけましょう。

生で食べる

炒め物にしたり、ロールキャベツにしたり、加熱して使うことも多いキャベツですが、キャベツに含まれる栄養をすべて使うためには、生食がおすすめです。

キャベツに含まれるビタミンUやビタミンCは、熱に弱く、水に溶けやすい性質のある栄養素です。炒めたり煮たりしてしまうと、ビタミンUやビタミンCの効果は期待できなくなります。キャベツを生で食べることを増やして、キャベツの栄養を余すところなく摂取しましょう。

低カロリーのドレッシングにする

キャベツの栄養を活かすために生の状態で食べる場合、サラダにすることを考える人も多いでしょう。サラダなら、キャベツに足りない栄養素をほかの具材で補うこともできます。

キャベツをサラダで食べるときに気をつけなければならないのが、ドレッシングの種類です。キャベツは低カロリーの食品ですが、ドレッシングの種類によってサラダのカロリーが変わります。

マヨネーズやオイルを使ったドレッシングは避け、和風やノンオイルなどの低カロリードレッシングを使うように心がけましょう。

よく噛んで食べる

よく噛んで食べると、脳が満腹を感じやすくなり、食べ過ぎを防げるといわれています。食事の量が少なくても満腹を感じられるため、食欲を抑えられ、内臓脂肪の分解も促されます。

仕事をしながら、漫画を読みながら、テレビを見ながら、といった「ながら」食べだと、噛むことに集中できません。噛み応えのあるキャベツを使った料理を、しっかりと食事に集中して食べることで、消化吸収を助け、食べ過ぎを防ぐ効果を期待できます。

キャベツのおすすめアレンジレシピ

キャベツは低カロリーで、健康効果も期待できる栄養素を含んでいるため、積極的に食事に取り入れたい食品ですが、サラダばかりでは飽きてしまうでしょう。

ここでは、キャベツをいつものサラダとはちょっと違った味で食べられる、アレンジレシピを紹介します。ここで紹介するレシピから、さらに発想を広げて、自分なりのアレンジレシピも工夫してみれば、キャベツの食べ方の幅が広がっていきます。

おすすめレシピ1:キャベツ昆布茶和え

出典:サンキュ!NEWS

「キャベツ昆布茶和え」はキャベツを昆布茶で和える簡単レシピです。キャベツにドレッシングやマヨネーズなどの高カロリー調味料を使わず、昆布茶と塩・砂糖で味付けをします。

昆布茶には昆布のうまみ成分も含まれるので、少量の調味料でも味わいの深いキャベツ和えになります。

おすすめレシピ2:納豆キャベツのふわシャキサラダ

出典:サンキュ!NEWS

「納豆とキャベツのふわシャキサラダ」は、キャベツと一緒に納豆と海苔を和えるサラダです。噛み応えのあるキャベツに、よくかき混ぜてふわっとした食感になった納豆を加えることで、異なった食感を楽しめます。

納豆をあまり噛まずに食べてしまう人でも、キャベツと一緒に食べることでしっかりと噛め、さらに、納豆と海苔がキャベツにはない栄養素を補ってくれます。味付けはめんつゆを使っていますが、塩分過多にならないように調整して使いましょう。

おすすめレシピ3:キャベツのみそオリーブ油もみ

出典:サンキュ!NEWS

「みそとオリーブの風味でたっぷりと♪キャベツのみそオリーブ油もみ」は、キャベツを味噌とオリーブオイルで和えるだけの簡単レシピです。味噌を使っているので、塩分以外に豆の甘みやタンパク質を摂取できます。

レシピ通りにつくれば、塩分量も抑えられます。自分でアレンジするときも、塩分量が多くなりすぎないよう、味噌の量に気をつけましょう。

効果やポイントを知りキャベツダイエットを試してみよう!

キャベツは身近な野菜ですが、ダイエットに役立つ効果がたくさんあります。キャベツに含まれる栄養素や、カラダにもたらしてくれる効果などの正しい知識を理解し、ダイエットや健康管理に役立てていきましょう。

豊富な栄養を含んでいるとはいえ、キャベツばかり食べているのではどうしても栄養の偏りができてしまいます。キャベツを使ったバランスの良い食事を考え、積極的に食べるようにしましょう。

※参考にしたサイト

 
 

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