気温19℃の服装【2023最新】おすすめコーデを人気ファッションライターが解説!
2023/03/24
気温に合わせたコーディネートを提案する気温コーデ。「最高気温19℃」「最低気温19℃」それぞれの日の最適コーディネートと、同じ気温でも春と秋での身に着けるべきアイテムの違いなどをファッションライターの桐生奈奈子さんに教えてもらいました。
執筆: ファッションライター桐生奈奈子
主婦からWEBライターに転身。小学生を育てる二児の母。近所で浮かない等身大のママコーデを発信します! ...
- 最高気温19℃はいつ?服装のポイントは厚手のトップスが頼れる
- 【天気別】最高気温19℃の日のおすすめコーデ
- 最低気温19℃はいつ?アウターなしですごせる暑い日
- 【天気別】最低気温19℃の日のおすすめコーデ
最高気温19℃はいつ?服装のポイントは厚手のトップスが頼れる
最高気温19℃は東京では4月ごろから観測される気温。平均気温では春は5月、秋は10月です。季節の変わり目にあたる気候で、半袖はもちろん、薄手のトップス1枚でも寒さを感じるでしょう。
朝早く出かけて夜遅くに帰宅する人には、ライトアウターがあると重宝します。日中だけ出かけるなら、厚手のトップス(スウェットやリブニットなど)があると便利です。
【天気別】最高気温19℃の日のおすすめコーデ
5月の東京では平均気温19℃ですが、最高気温は23℃、最低気温だと15℃まで気温に幅があります。日中だけならアウターなしでお出かけできるほど暑い日もありますが、風や雨が心配な日は、ライトアウターがあると安心です。
晴れの日はデザインコンシャスなスウェットを
お出かけが楽しみになる晴れの日のコーデは、淡いトーンをメインにしたきれいめカジュアル。えりつきのスウェットのインナーに半袖Tシャツを着ているので、アウターなしでも暖かくいられます。カジュアルなスウェットトップスも、淡色でまとめれば“きちんと見え”を実現。
ボタニカル柄が個性的!キルトジャカード スウェット
ボタニカルの柄が魅力的なスウェット。ほどよくカジュアルなので、抜け感のあるスタイリングが可能。キレイめのパンツやパンプスなどとも相性ばっちり!
曇りの日はリブニットワンピースをレイヤード
リブニットワンピースにレギンスもいいですが、今季はデニムなどパンツを合わせるオシャレさんが多数。スッキリIラインに見えるシルエットで、レイヤードスタイルが簡単にできます。
シンプルさがいい!変形リブニットワンピース
シンプルで着やすいリブニットワンピース。Iラインのシルエットだから、ボディラインを拾いすぎず、すっきり着させ効果も期待できるアイテムです。
雨の日はシャツアウターで悪天候に対応
雨が心配な日は、長袖のカットソーの上から羽織れるライトアウターを1つ。肉厚すぎないアウターだと、必要ないときにバッグなどに畳んで入れやすいです。
シャツより少ししっかりしたハリ感のあるアウターは、季節が進めばインナーを半袖に変えてロングシーズン使えるアイテムなので、持っておくと便利!合わせやすいベージュがオススメです。
楽に羽織れる!ダンボールノーカラーコート
春先や秋口に楽に羽織れるライトアウター。生地に光沢があるので、きれいめにもカジュアルにも着ることができます。パイピングのデザインがアクセントになり、ほかとも差をつけられますね。
最低気温19℃はいつ?アウターなしですごせる暑い日
最低気温が19℃は東京の6月と9月にあたります。6月と9月は、最高気温が26~27℃になる日もあり、スウェットやニットを着るのは暑いですね。カットソーやシャツをメインにした装いがベストです。
定番のボイルワンピースを1枚で着こなす
ボリュームのあるシルエットのボイルワンピースで、1枚でも上品にきまります。中にズボンやロングスカートと合わせることで、寒すぎない温度感を保てます。
ボリューム感あり!先染めギャザーワンピース
ボリューム感たっぷりのギャザーワンピース。胸元ラウンドカットしてギャザーをたっぷり寄せた女性らしいデザインです。カーディガンなどを羽織ってもよさそうですね。
こなれ感のあるヘムシャツ
ラフな印象を与えるヘムシャツは、この季節にぴったり!Aラインでしっかりと体を覆うので、暖かさも感じられます。
きれいに着られる!ストレッチ ジョーゼット プリーツ ブラウス
手洗いもできて、きれいに着られるストレッチブラウス。1枚でさらっと着られるプリーツが入ったデザイン。きちんと感もあるので、オフィスコーデにもぴったりです。
レース編みで透け感をプラス
トレンドの透け感と季節感のあるカラーを取り入れた春らしいアイテムです。ゆったりとしたサイズ感で、1枚でもかっこよくきまります。
フラワーレース刺繍がおしゃれな女性らしいブラウス
レースのデザインが大人フェミニンなブラウス。上品なデザインなので、オフィスコーデから休日コーデまで大活躍間違いなしの1枚。レースの花刺繍から見える肌感が、抜群のバランスです。
【天気別】最低気温19℃の日のおすすめコーデ
晴れの日はトップス×ボトムで完成するオシャレを
晴れの日は、カットソートップスとボトム1枚でオシャレが成立するアイテムがあるといいでしょう。この日は、ウエストにデザインが施されたパンツをメインにしたコーディネートに。トップスはボリュームスリーブカットソーを合わせ、メリハリ感を強調させました。
こなれ感が出る!ボリュームスリーブニットプルオーバー
ボリューム袖のニット素材のプルオーバー。ゆったりと着られるのでカジュアルコーデにもぴったり。軽めのニット素材なので、長い期間着ることができます。家で洗うこともできるのがうれしいですね。
曇りの日こそ明るいカラーで元気よく
雲がどんよりしている日は、自然と気分がふさぎがち。明るいカラーボーダーカットソーを着て、元気をチャージしてみませんか?シンプルでフレッシュなカジュアルコーデが叶います。
着心地がいい!パネルボーダーニットチュニック
ピンクのボーダーがアクセントのボーダートップス。やわらかいニット素材だから、心地よく着ることができます。無地のボトムスとの相性もばっちり!
雨の日はライトアウターを羽織る
ジメジメした湿気も伴う梅雨の季節には、半袖Tシャツの上に、ライトアウターやシャツを羽織るスタイルもオススメ。雨の日は、撥水加工が施されたシューズを持っておくと重宝します。
春にオススメの気温19℃コーデ
同じ「19℃」でも、その季節がいつなのかで身に着けるべきアイテムが変わります。春ならば、ボルドーよりパステルカラーを選びましょう。足元はファーが施されているとミスマッチ感がありますが、だからといってサンダルだと少し寒く見えます。ジャストな季節感を意識するだけで装いに鮮度が加わります。
気温に合わせて着こなせるギャザーブルゾン
こちらのアイテムは前にファスナーがついているため、気温調整が気軽にできます。春の季節は、昼間は暖かくても夜は肌寒くなることも多いので、そういうときに活躍しますよ。
ブラウスはセーラーカラー風でトレンドライクに
ブルーと白で清涼感ある着こなしに仕上げてみました。甘めのブラウスを、デニムでカジュアルダウン。胸元に視線が向かうので、シンプルなコーディネートでもパッと華やぎが!
サロペットで無地カットソーに着映え感を
サロペットやジャンパースカートなどを主役にしたスタイリングもオススメです。1枚で着映えるうえに、合わせるアイテムを選びません。シンプルな無地のカットソーを、サロペットデニムで格上げさせて。
足元はパイソン柄があると使える
春らしさが伝わるひよこ色のシャツ。淡いトーンにスパイスを加えるのがパイソン柄のシューズです。通年使えるアイテムですが、秋はレオパード柄が優勢なこともあり、筆者は春にパイソン柄を多く履きます。
バックレースアップのボトムでワンツーコーデを華やかに
アウターなしで出かけられる日は、レースアップのアイテムでアクセントをつけるのもオススメ。バックにレースアップがほどこされたチノパンでカジュアルをちょっと盛って。ピンク色のボーダーでキュートに寄せてみました。
トップス・ボトム1つでポイントがつくれるアイテムを
19℃は、アウターなしのオシャレを楽しめる気候なので、思いきりデザインのあるトップスやボトムを着こなしてみるのがオススメです。シンプルなワンツーコーデもたちまち華やかに!
春らしいワンピースコーデ
イエローやピンク、グリーンなど、春らしいさわやかな色合いのワンピースをチョイス!せっかくの暖かい日なので、1着でおしゃれにきこなしちゃいましょう。
レイヤードコーデを楽しむ
1着では少し肌寒いかも…と心配のかたには、レイヤードスタイルをおすすめします。春らしいブルーを取り入れたこちらのポンチョシャツは、中にシャツやブラウスを合わせるとさらに大人っぽさが増しますよ。
おしゃれにカーデを肩かけする
これから暑くなる季節には、カーデのような薄手の上着があると安心するでしょう。羽織るのもいいですが、肩かけスタイルもおしゃれですよ!
春のオフィスコーデとしても!
こちらのストレートパンツは、センターラインの入ったデザイン性のあるアイテム。カジュアルすぎず、リネン素材で、涼しく履きやすいのがポイントです。いそがしいオフィスでもストレスフリーですよ。
あえてオールブラックでシックに着こなす
パステルカラーが映える春ですが、たまにはオールブラックのコーデをしてみるのもいいかも!クールにきまるので、ほかのコーデとの差別化を図れます。
秋にオススメの気温19℃コーデ
今度は、秋の19℃コーデを考えてみましょう。厚手のジャケットコートや分厚いカーディガンを羽織るのはまだ早いので、リブニットや薄手のカーディガンがあると使えます。すごしやすく、季節感のある19℃コーデをご紹介します。
レオパード柄シューズで秋らしさを注入!
秋らしさがダイレクトに伝わるレオパード柄シューズは、夏が終わりかけ、秋が始まろうとするころ、手に取りたくなるアイテムです。ニットを着るには早いけれど秋気分を満喫できて◎。
靴&バッグで季節感をアップ
レオパード柄シューズ×ファーバッグでシンプルなデニムスタイルを秋仕様に。ボリュームスリーブの薄手のニットも秋によく手に取る1枚です。定番の色使いでも、季節を感じる小物使いを意識してみると、まとまり感がアップ!
オールブラックでシックなムードに
シックなブラックコーデは、引き続き人気を集めている旬なスタイル。"いつものブラック"ではなく、思いきってフレアパンツを合わせ、ふだんと違ったトレンド感をアピールしてみても!黒だから挑戦できる服を身に着けるのも素敵です。
大人っぽくなれる黒ワンピースをサラリと1枚で
素足×ワンピースのコーディネートが楽しい19℃。シンプルなブラックワンピースはアレンジ自在だからこそ、季節感のアピールできる小物を合わせてみても。ふわふわなファーバッグを持てば、オールシーズン活躍できる黒のワンピースも秋へシフトチェンジできます。
秋はじめに身に着けたいバッグとシューズ
秋がはじまったら身に着けたくなるのが、ファー素材のバッグとシューズ。ニットを着ることがむずかしくても季節感を堪能できます!キツく見えがちなレオパード柄も、小面積のシューズなら取り入れやすいのもポイント。
秋らしいチェック柄を取り入れる
チェックは秋の定番ともいえる柄です。さらに薄手のアウターと合わせ、寒さ対策もしちゃいましょう!
気温19℃!春と秋両方使える万能アイテムとは
リブニットとデニムが最強
季節を問わず、19℃前後の気候でいちばん着やすいアイテムはズバリ「リブニット」。薄すぎず、肉厚すぎないので、ちょっと寒い日はアウターを羽織れるうえに、スカート・パンツ問わずにさまざまなボトムにマッチします。デニムは雑誌でも5月10月に特集が組まれやすい定番アイテムです。夏は暑い、真冬は、履く瞬間ヒヤッとするので春・秋に着やすいのです。
絶妙なバランスを実現
デコルテをきれいに見せるVネックのブラウス。女性らしさを取り入れつつも、メンズライクなボトムスと合わせることで絶妙なバランスが保てます。少し肌寒い日は、上にジャケットを合わせてもかっこよくきまります。
羽織りはカーディガンが大活躍!
春、秋ともに使えるカーディガン。こちらのアイテムは、シンプルなデザインを採用。インナーやボトムスによって、雰囲気を変えられるのでおすすめです。
春秋に合わせやすいベージュカラー
ベージュカラーは春、秋ともに季節に馴染みやすい色です。ベーシックな丈間なので、幅広いコーデに使えますよ。
リネン素材でサラッと着られる
柔らかいリネン素材を使用したこちらのワンピース。大人っぽいブラックの色味が秋にぴったり。サラサラとした手ざわりなので、春でも大活躍します。
バレエシューズよりもセンスが盛れるローファー
ハンサム見えするローファーを履くオシャレさんが最近増えました。バレエシューズだと甘い、もしくは定番すぎるかな…なんてときにローファーが使えます。フラットシューズなのでたくさん歩く日に履きやすいのも魅力的!
涼しげなボーラーハット
編みデザインが涼しげなボーラーハットは、春秋の季節にぴったり!軽やかな手ざわりですが、深めのシルエットで紫外線対策もできます。
シンプルなロングシャツワンピ
オールホワイトのロングシャツワンピは、シンプルなデザインで春秋問わず着こなせます。デニムパンツと合わせると、ラフ感がUPしますよ!
まとめ
同じ気温であっても、季節が春か、秋かで着こなしや選ぶ洋服も変わります。春のコーディネートの参考にしてみてくださいね!
■執筆/桐生奈奈子さん
シンプルで大人が着やすいファッションスタイルを心がけてるファッションライター。リアルに着られる、等身大のママコーデが得意。