「もやし」ダイエットって効果あるの?ポイントやおすすめレシピを紹介
2022/08/04
この記事では、「もやし」がダイエットに向いているかについて解説しています。また、食べるときのポイントやレシピについても紹介しているので、ダイエット中の方はぜひ参考にしてみてください。
なお、期待できる効果などについては個人差があります。過度(極端)なダイエットは避け、バランスの良い食事を心掛けましょう。
もやしダイエットとは?
もやしダイエットとは、低カロリーなもやしを食事に活用することでボリュームアップを図り、ダイエット効果を高めるといったものです。活用方法としては、副菜として取り入れるほか、主食の代わりに置き換えるなどといった方法が挙げられます。
また、もやしは栄養素の面でもダイエットに期待できる効果があるため、ダイエット中の方にもおすすめの食材となっています。
もやしを上手に活用したい方は、ぜひ本記事で紹介するポイントやおすすめレシピを参考にしてみてください。
もやしダイエットに期待できる効果
もやしは低カロリーで食事に取り入れやすいだけでなく、その栄養価から様々な効果が期待できるため、ダイエット中でも積極的に取り入れたい食材です。
ここからは、もやしダイエットに期待できる効果を3つ紹介していきます。
むくみを防ぐ
もやしの中でも1年を通して広く流通している緑豆もやしは、利尿作用があるため、体内の余分な水分を排出してむくみを防ぐ効果が期待できます。
特に梅雨の時季は体の中に余分な水分が溜まりやすいほか、疲労物質なども蓄積されやすいため、むくみやだるさを感じる方は積極的に取り入れると良いでしょう。
さらに体内に滞りがちな老廃物を排出し、デトックス効果も期待できます。
血糖値の上昇を抑える
血糖値が急上昇するとインスリンが分泌され、脂肪が蓄積しやすくなってしまいます。もやしには食物繊維が含まれており、消化吸収をゆるやかにしてくれるため、血糖値の急上昇を抑える効果が期待できます。
さらに食物繊維は噛みごたえがあるため、食べる量が少量でも脳に満腹のサインが行きやすく、食べ過ぎを防げます。ダイエットには強い味方と言えるため、積極的に取り入れると良いでしょう。
便秘を解消する
もやしに含まれる食物繊維は整腸作用があるため、便秘を解消する効果が期待できます。食物繊維は、消化酵素の作用を受けずに大腸まで達する栄養素です。直接大腸を刺激し、便の体積を増やす材料となるほか、腸内細菌に利用され大腸内の環境を改善する働きがあります。
日本人は、食物繊維の摂取量が減少傾向にあるため、積極的に取り入れたい栄養素と言えるでしょう。
もやしダイエットをするときのポイント
もやしは、低カロリーで食事に取り入れやすいです。また、食物繊維が含まれていることから、よく噛むことを促してくれるため、満腹を感じやすい食材です。さらにもやしの効果を上げるためには、以下で紹介するポイントを押さえておくと良いでしょう。
ここからは、もやしダイエットをするときのポイントを5つ紹介していきます。
マヨネーズやドレッシングを使いすぎない
もやしダイエットをするときは、マヨネーズやドレッシングを使いすぎないようにしましょう。もやしはそのまま食べるには淡白な味のため、調味料をかける場合があるでしょう。
しかし、低カロリーな食材であるものの、調味料を使いすぎるとその分カロリーが高くなってしまいます。特に、マヨネーズは大さじ1杯(12g)あたり9.04gの脂質が含まれており、カロリーは81.36kcalにも及ぶため、ダイエット中には注意が必要です。
もやしは、1袋(243g)34kcalであるため、大さじ1杯(12g)のマヨネーズだけでもやしの2倍以上のカロリーを摂取してしまうことになるのです。
緑豆もやしを選ぶ
もやしダイエットをするときは、緑豆もやしを選ぶようにしましょう。もやしには、緑豆を発芽させて作る緑豆もやしと、大豆を発芽させて作る豆もやしがあります。
それぞれでカロリーが異なり、緑豆もやしは1袋(243g)あたり34kcalとなっており、豆もやしは1袋(192g)あたり71kcalとなっています。緑豆もやしは豆もやしに比べ、量が多くても1袋あたりのカロリーは約半分以下となるため、摂取カロリーをより抑えやすくなるでしょう。
もやし以外の食材も食べる
もやしダイエットをするときは、もやし以外の食材も食べるようにしましょう。エネルギーになるもの・体をつくるもの・体の調子を整えるものといったように、体内で様々な栄養が作用しあって体を作ります。
低カロリーだからといってもやしだけを食べ続けてしまうと栄養バランスが偏ってしまうため、その他の食材も食べてバランスの良い食事を心掛けましょう。
カサ増ししたり置き換えたりする
もやしダイエットをするときは、カサ増ししたり置き換えたりするようにしましょう。もやしは、シャキシャキとした食感や歯ごたえにより、満足感が得られやすい食材です。
カサも多いため、他の食材を減らしてもやしの量を増やしたり、食材をもやしに置き換えたりすることで、食事全体のカロリーを抑えやすくなります。いつものスープや炒めものにプラスするだけで手軽にボリュームアップできるため、活用してみると良いでしょう。
電子レンジで調理する
もやしダイエットをするときは、電子レンジで調理しましょう。もやしは炒めたり蒸したりなど、加熱調理することで食べられますが、もやしに含まれる水溶性ビタミンは水に溶け出す性質を持つため、長時間の加熱は避けることがポイントです。
加熱の際に水溶性ビタミンを流れ出しにくくするには、電子レンジを使用しましょう。それにより加熱時間が短く済むため、栄養素を逃さずに食べられます。
もやしのおすすめレシピ
もやしは低カロリーであるため、ダイエット中でも日々の食事に取り入れやすい食材です。しかし毎日同じメニューでは飽きてしまい、続けることが難しくなってしまうため、レパートリーを増やすことがポイントとなるでしょう。
ここからは、もやしのおすすめレシピを3つ紹介していきます。どれも手軽に取り入れられるため、おいしく食べられるようぜひ参考にしてみてください。
おすすめレシピ1:もやしと豆苗の甘酢あえ
もやしと豆苗の甘酢あえは、もやしのシャキシャキ感と豆苗の歯ごたえが特徴的な一品です。まろやかな甘酢がよく絡むため、淡白なもやしも後を引くおいしさが楽しめます。
茹でることで油を使用せずに済み、カロリーを抑えられるため、ダイエット中の方にはおすすめのレシピと言えます。
さっと茹でて和えるだけで手軽に作れるため、忙しい方はもちろん、あと一品ほしいときにも活用できるでしょう。
おすすめレシピ2:もやしとニラの中華風塩ごま和え
もやしとニラの中華風塩ごま和えは、シンプルな材料に中華風の味付けがマッチする一品です。加熱後は、調味料を加えて混ぜるだけでできあがるため、忙しい方でも手軽に取り入れられるでしょう。
温かいままはもちろん、冷めてもおいしく食べられるため、作り置きとしても活躍します。電子レンジで調理できるため、栄養素を逃さずに食べられるのも嬉しいポイントです。これにより、栄養が偏りやすいダイエット中でも効率的に栄養素を摂取できるでしょう。
ニラは、ビタミンB1、B2や鉄分、カリウム、カルシウムなどのミネラルなど様々な栄養素が含まれているため、栄養が偏りがちなダイエット中におすすめのレシピです。
おすすめレシピ3:もやしの辛子醤油和え
もやしの辛子醤油和えのレシピは、辛子の風味がクセになる一品です。もやしを加熱後は辛子醤油を和えるだけで完成するため、忙しい夕食作りにも活躍するでしょう。
使用する材料ももやしだけで全体のカロリーが抑えられることから、ダイエット中の方にはおすすめのレシピと言えるでしょう。主食の置き換えや副菜としてはもちろん、お酒のおつまみとしても活用できるレシピです。
効果やポイントを知りもやしダイエットを試してみよう!
本記事では、もやしダイエットについて期待できる効果や、もやしダイエットをするときのポイントを紹介しました。
もやしは低カロリーでダイエットに最適な食材であるため、上手に食事に活用することで、ダイエット効果をより高められるでしょう。
ぜひこの記事で紹介した効果やポイントを参考に、もやしダイエットを試し、理想的な体を手に入れてみてはいかがでしょうか。