【ハレの日も着回しアレンジ】特別な1枚よりも自分らしさを大切にした服選びを
2023/03/30
40代子育てママ、そして幅広いファッションを楽しみたいパーソナルスタイリストemilyさんに教わるファッションのコツ。
今回は、ハレの日も特別な服ではなく、自分らしい着こなしを楽しむトップス選びやアレンジをご紹介します。
〈専用の服〉は買わない目線を持つ
今から5年前、長女の幼稚園の入園式の時のこと。
次女がお腹にいた私は妊娠9カ月。お腹はパンパン!体重も16kg増加中でした。笑
手持ちのきれいめ服もさすがに入らなかった為、新調することに。
もともと、第一子妊娠時からマタニティ専用の服は持たずに過ごしていたことと、お腹に第二子がいたこともあり、せっかくならばその後も着られる服をお迎えしたい、ということで、マタニティ専門店には行く選択をせず、普段通っているお店で探すことに。
そこで見つけたのが、こちらのトップス。
□フロントの丈が短く、丸みが出るデザインの為、パンパンのお腹でも服のシルエットが崩れない
□ストレッチが入っており、16kg増加中でも難なく着られる
妊婦の私でもストレスなく着られそう!
これが決め手となり、無事に当日を迎えました。
その後着回したのは、2年後の卒園式。
体重は戻っていましたが、同じ服でも違和感なくその時の自分らしく着こなしを楽しめました。
ハレの日こそ〈自分らしい〉心地良い着こなしを
その後、長女の小学校の入学式は、新たなスタートをお祝いしたい気持ちからトップスを新調しました。
1年後にやってくる次女の入園式や、その後を見据えて選んだポイントはこちらです。
□首元がすっきり開いていることで、スカーフやアクセサリーのアレンジがし易い
□シンプルかつフロントボタンで、Tシャツなど重ね着をすれば普段使いも楽しめそう
長女の入学式では、コサージュの代わりにリボン巻きしたスカーフを。次女の入園式では、シックな色味にリボンベルトでアレンジを。
シンプルながらも自分らしいハレの日スタイルを存分に楽しめました。
〈特別な服〉でなくても特別な日の自分になれる
ご覧になっている皆さんの中には、「え?ハレの日にスカーフ?」と驚かれる方もいらっしゃると思います。
我が家の子ども達が通う学校は、比較的自由な服装で問題がないという前提の上で選んでいます。
ハレの日は特別な日。
もちろんマナーは大切に。
でもルールは決めつけない。
特別な服を買うよりも、着ていて心地良い自分らしさを大切にした装いで、「特別な日の自分」を演出してみる。一度きりのとっておきの服をお迎えすることが減ってきた、40代の私のハレの日の服選びをご紹介しました。
皆さんのハレの日が、ご自身にとって特別な日となりますように。
■執筆/emily…1万5千人以上の接客経験を生かして「今の自分を好きになれる」着こなしや服選びの方法を発信するパーソナルスタイリスト。
編集/サンキュ!編集部
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