40代が“老け見え”してしまう意外な色を解説
2024/09/18
みなさんはご自身のパーソナルカラーをご存じでしょうか?
パーソナルカラーから自分に「似合う色」を知り、服選びをしているかたもいらっしゃいますよね。
ところが、40代になると、今まで似合っていたはずの色に変化が訪れます。大丈夫と思って安心して着ていた色が、じつは“老け見え”の原因になっているなんてことも。
今回は、パーソナルスタイリストemilyさんに、40代が“老け見え”してしまう意外な色を、改善策とともに詳しく教えてもらいました。
1.ライトグレー
まず、“老け見え”してしまう意外な色はライトグレー。
グレーと言えば、とくにカジュアル好きなかたなら誰しも持っている定番の色。じつはグレーのなかでもとくに気をつけたいのが、ライトグレーなんです。
“老け見え”してしまう原因は、色がやわらかいぶん、どうしても全身がぼんやりしがちで、「何だか物足りない」「膨張して太って見えてしまう」と感じることも。
そんなライトグレーを“老け見え”させない方法は、白や明るめカラーを足すこと。
このように差し色が加わることで、引き締め効果もあり、さらに清潔感ある大人の仕上がりに変化します。
2.ベージュ
続いて、“老け見え”してしまう意外な色はベージュ。
グレーと同様、言わずと知れた定番色。とくにナチュラル系やフェミニン系のファッションがお好きなかたはワードローブに多いのでは?
“老け見え”してしまう原因は、肌色にもっとも近いぶん、何より顔のくすみを強調してしまう可能性があるからなんです。
そんなベージュを“老け見え”させない方法は、合わせる色のコントラストをはっきりさせること。
例えば、肌の色とは対照的な黒をインナーに合わせたり、インパクトのある柄物でメリハリを出してみる。ベージュ本来の馴染み易さを生かすことができて、女性らしく仕上がります。
3.カーキ
最後に、“老け見え”してしまう意外な色はカーキ。
ミリタリーと言えばカーキというほど、年齢問わず、さらには男性女性問わず人気の色。ところが40代にとっては残念ながら気をつけなければならない色なんです。
“老け見え”してしまう原因は、ミリタリーテイストのファッション自体、40代がそのまま着てしまうとカジュアルすぎてどこかミスマッチ。これこそが“老け見え”に繋がってしまうんです。
このミスマッチを解消するならば、ボタンを開けて羽織として使って見たり、小物で大人の要素を加えることで、ミリタリーテイストが主張しすぎず、ほどよいミックススタイルが完成します。
“老け見え”解消をサポートする色やアイテムを考える
今まで定番だと思っていた色が、残念ながら40代になると“老け見え”に繋がってしまう可能性はありますが、諦めることはないんです。
着こなしや、ほかに加える色にサポートしてもらいスタイリングを工夫していくことで、今まで使っていた色を楽しむことが出来ます。
鏡で一度顔映りを確認したら、「何が足りないのか?」を考えて、今の自分が必要な色やアイテムをプラスしてみてくださいね。
■執筆/emily…1万5千人以上の接客経験を生かして「今の自分を好きになれる」着こなしや服選びの方法を発信するパーソナルスタイリスト。インスタグラムは、@emily_blueintherainbow
編集/サンキュ!編集部