40代を楽しむシングルマザー！がん再発を乗り越えた井ノ浦香織さん＆新しいキャリアを築いた金子裕美さん

年を取れば取るほど、魅力的に輝いて見えます！がん再発を乗り越えたシングルマザー、井ノ浦香織さん＆離婚して新しいキャリアを築いた2児の母、金子裕美さんに素敵をつくるヒントを教えてもらいました。

ポジティブな言葉を心がけたら自然と気持ちも前向きに！

＜教えてくれた人＞
井ノ浦香織さん（サンキュ！アンバサダー）
第11期『サンキュ！』読者モデル。元美容部員で現在は商社で経理事務を担当。長男（15歳）、長女（13歳）の3人家族。

◎History◎
22歳 化粧品会社で、美容部員として働く
27歳 長男出産
29歳 長女出産と同時に離婚、シングルマザーとして大黒柱に
35歳 がんと診断され入院、手術。抗がん剤治療開始
36歳 がん再発。長い闘病生活の始まり
37歳 クリスマスに退院。子どもたちはサンタさんに母が家に帰ってくることをお願いしていたので驚く
43歳 ゴルフを始め、夢中になる

井ノ浦さんが子宮頸がんを患ったのは35歳のとき。闘病体験を語った記事は本誌で大きな反響を呼びました。「36歳でがんが再発したときはものすごく怖かった。病気がどうなるかは誰にもわからず、未来を考えれば考えるほど不安になってストレスが増すだけ。だからあれこれ考えるのはやめようと決めて、つらいときこそ言霊の力を信じてポジティブな言葉を使うようにしました」。“落ち込む出来事は自分が成長するチャンス”“つらいときもベストを尽くせば人生は豊かになる”そんな言葉を支えに722日間にわたる治療を乗り越えました。
それから6年たった今は、定期的に通院して経過観察を続けながら元気に過ごしています。「最近はゴルフを始めて、練習して少しずつ上達する達成感が好き。スキンケアも同じでやった分だけ肌が応えてくれます。ゴルフは日焼けしやすいけれど10年後もきれいな肌でいたいから美容にもっと注力します。40代の今が一番楽しいです！」。

いろんな商品が試せるよう朝と夜のコスメを使い分け

忙しい朝は泡立て不要の洗顔フォーム、夜は幹細胞など美容成分配合の洗顔クリームを愛用。「キールズの美容液はレチノール配合で肌がツルッと一皮むけた感じに。炭酸パックは毛穴が引き締まりくすみもスッキリ。1回分約1500円と少し高いけどおうちエステ用に重宝しています」。

気づいたときに肩甲骨ストレッチをすると肌のくすみがなくなる！

子どもが習っていた空手の型を真似して、脇を締めて両腕を曲げる→前に素早く突き出して交差させるを10回繰り返すと、背中がほぐれて血流がよくなり肌がトーンアップ！
井ノ浦さんの素敵のヒミツです！

息子たちの成長を機に正社員にチャレンジしてキャリアアップ

＜教えてくれた人＞
金子裕美さん（サンキュ！アンバサダー）
第12期『サンキュ！』読者モデルになった当時はファッション特集などで活躍。長男（18歳）、二男（14歳）の3人家族。

◎History◎
20代 息子2人を出産。子育て中心の生活になる
30代前半 離婚。フルタイムで働き始める
37歳 前職で本社勤務になる　
40歳 マンション（マイホーム）購入。長男高校受験
42歳 転職してキャリアアップ

金子さんが『サンキュ！』に登場するのは9年ぶり！昨年、銀行の契約社員から船舶会社の正社員にキャリアアップしました。「銀行は安定していたけれどサポート的なポジションで収入の上限も決まっていて。息子たちの学費もかかってくるからもっと働きたい！と思い転職。今は船の衛星通信のテストという責任ある仕事に関われて自信がついた気がします」。
シングルマザーで2人の息子がいる金子さんが自分時間を持てるようになったのは2年前。「長男が高校に、二男が中学に入学して子育てが一段落しました。それまでは2人とも少年野球をやっていて毎週末は野外で応援。それがなくなった今は美容が存分に楽しめるように。美容家の神崎恵さんやモデルの亜希さんなど美しい人たちのインスタを見て気分を上げています」。20～30代は子育てと仕事で必死だった金子さん。「子どもの手が離れていくさみしさもあるけれど、新しい人生を楽しみたいと思っています」。

どんなに保湿してもすぐ乾くから保湿ミストを持ち歩いてます！

〈イソップの保湿ミスト〉
「こまめな保湿を習慣にすると肌が潤って化粧ノリもよくなるから、日に当たったときや寝る前にもシュッとひと吹き。いろいろ使ったけどイソップが一番気に入っています」。

コーヒー党だったけど、フルーツティーにかえたら肌や胃腸の調子が上向きに！

〈DozoFreeshのフルーツティー〉
「疲れていたり胃腸の具合がいまいちのときは、ガラスボトルにフルーツティーをたっぷり入れて飲みます。砂糖不使用でもほのかに甘くてミネラルも豊富。肌にいい気がします」。

PMSや吹き出物には市販薬より処方薬がよかった！

「40歳からPMSに悩むようになって皮膚科で薬を出してもらいました」。PMSには漢方薬の加味逍遙散、生理前の吹き出物にはビタミンC配合のシナールで対策。

※掲載アイテムはすべて私物です。メーカーへのお問い合わせはご遠慮下さい。

参照：『サンキュ！』2024年1月号「年齢を重ねるほど素敵な人になりたい！」より。掲載している情報は2023年11月現在のものです。撮影／楠本隆貴（will creative）　構成／海老澤まり子　取材・文／神坐陽子　編集／サンキュ！編集部