知っている?生理周期別、肌の状態に合わせたスキンケア
2023/12/30
生理周期によって体調に変化があるように、実は肌も変化しているんです。
何だか時々肌が荒れるという方は、生理周期が関係しているかもしれません。
今回は、看護師・薬膳師などの資格をもつ薬膳ナースけいこさんが、生理周期に合わせたスキンケアをお教えします。
月経期の肌の状態
月経期は、月経開始から1日~6日目です。
この頃の肌は、
潤い、ツヤ、ハリが低下していて、肌荒れをおこしやすく、デリケートです。
スキンケアのコツは、
角質ケアは控えて、低刺激、添加物の少ないものを使用してみましょう。
卵胞期の肌の状態
卵胞期は、月経開始から7日~13日目、生理が終わったばかりの時期です。
この頃の肌は、
女性ホルモンの影響もあって絶好調。
スキンケアのコツは、
新しいスキンケアを始めるならこの時期。他の時期より荒れにくいので、試しやすいですよ。
排卵期の肌の状態
排卵期は、月経開始から14日~18日目です。
この頃の肌は、
肌の内側が乾燥しやすい時期。その反面、ホルモンバランスの影響でニキビや吹き出物ができやすいです。
スキンケアのコツは、
肌を清潔にすることと、保湿ケアをして潤いを保つことが大切です。角質ケアはこの時期がオススメ。
黄体期の肌の状態
黄体期は、月経開始から19日~28日目です。
この頃の肌は、
皮脂の分泌が活発になります。1番ニキビや吹き出物ができやすい時期。肌のほてりを感じる人もいます。
スキンケアのコツは、
皮脂の多いTゾーンを丁寧に洗いましょう。ニキビ、肌荒れが気になる場合は、ニキビケア用の基礎化粧品を活用するとよいでしょう。
いつでも潤い美肌でいたいから…
4つの生理周期別で肌のコンディションを見た時に「そういえば、生理前だけニキビができるかも」などの気づきはありましたか?
何となく時々肌が不調なのではなく、生理周期が関連していたのかもしれません。わかっていれば予防できるので肌トラブルが減って肌のコンディションを整えやすいですね。
鏡を見て、素肌の調子が良いと気持ちが前向きになりますよね。生理周期に合わせたスキンケアを味方につけて、いつでも潤い美肌で過ごせますように。
■執筆/薬膳ナースけいこ…薬膳師/看護師/経絡ヨガ指導者/薬膳茶エバンジェリスト。知って活用、暮らしに溶け込む健康づくりをテーマに情報を発信中
編集/サンキュ!編集部
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