そのトレンド……じつはもう終わっています!取り残された40代がやりがちなコーデ
2024/05/06
気温が少しずつ上がっていく春物の衣替えのタイミングで、「まだ着られるからこれでいいか」と着ている服はありませんか?もしかしたらその服はすでにトレンドが終わっているかも知れません。
今回は、取り残された40代がやりがちなコーディネートを、パーソナルスタイリストのemilyさんに教えてもらいました。
1.カーディガンのインナーにキャミソール
1つ目は、「カーディガンのインナーにキャミソール」。
40代になると体のラインが気になるため、首元が大きく開いたトップスの方がスッキリ見える、と思われていませんか?もしも、カーディガンのインナーにキャミソールを合わせていたら、要注意。時代遅れな上に、首元が開きすぎることで、目線が下がって見えるので、スタイルアップにもつながりません。
おすすめは、
・インナーには丸首やバンドカラータイプのシャツを合わせて目線を上げる。
・カーディガンを羽織る場合は、ジャストサイズよりも少しゆったりめを選ぶことで体型もカバーする。
アレンジを楽しむならば、カーディガンを肩がけするとより垢抜けたスタイルを楽しめます。
2.膝が見えるスカート
2つ目は、「膝が見える丈のスカート」。
例えば、コンパクトなトップスと、膝が見える程度の短い丈のスカートを組み合わせていたら要注意。懐かしい雰囲気だけでなく、ガーリーな印象に見えて40代には違和感が出てしまいます。
おすすめは、
・足元がほんのりのぞくくらいのロングスカートが安心。
・歩くたびに少し揺れる素材なら、丈が長くても重たくならない。
ヒールを合わせなくても、若作りにもならず大人の要素が加わります。
3.クロップドパンツ
3つ目は、「クロップドパンツ」。
気温が少しずつ上がってくる時季には、ボトムも軽い方がいいのかな、とクロップドパンツを合わせていたらご注意を。とくに、シルエットが細身のものはすっかり時代遅れです。
おすすめは、
・細身は避けて太さは程よく、足首が見えないものがベスト。
・チノ素材などの硬いものよりも、体のラインを拾わない柔らかい素材の方がこなれて見える。
体型もカバーしつつ、40代も楽しめる1本をぜひ見つけましょう。
程よいバランスを見極める
「もう少し丈が長ければ」「もう少し首まわりが詰まっていたら」というように、ほんの少しのバランスで、流行遅れは防げます。さらには、40代の今だからこそ似合うバランスが必ずあることを忘れずに、クローゼットを一度見直してみてくださいね。
■執筆/emily…1万5千人以上の接客経験を生かして「今の自分を好きになれる」着こなしや服選びの方法を発信するパーソナルスタイリスト。Instagramは、「@emily_blueintherainbow」。
編集/サンキュ!編集部