冬から春にかけて装いが変わる季節。何を着たらいいのか悩んでしまう人も多いですよね。特に、コートで全身が隠れていた時に比べて体形カバーもしづらくなるため、ボトムス選びは慎重になるのでは?
今回は、体形に自信がない40代が春に選ぶべきボトムス3つを、パーソナルスタイリストのemilyさんに教えてもらいました。

1.フレアスカート
1つ目は、「フレアスカート」。冬に比べると、トップスは綿素材のボーダーやスウェットなどが出番の多い人気のアイテム。ところが、このようなカジュアルアイテムはボトムもカジュアルなものを選んでしまうと、体が大きく見えてしまうことも。
おすすめは、フレアスカート。ボーダーなど、四角いシルエットになりがちなトップスの時こそ、カジュアルとは対照的なスカートでメリハリを作れます。タックが入ったデザインを選べば、プリーツスカートよりも、お腹まわりがすっきり。さらに軽やかな色や素材で一気に春らしい装いも楽しめますよ。
2.太めスラックス
2つ目は、「太めスラックス」。以前と比べて、ビジネスライクなパンツを日常使いするスタイリングが女性の間でも大変人気となっていますが、細身のテーパードパンツを履くと、太ももが気になるという声も。
おすすめは、太めのスラックスパンツ。タックが入ったデザインは、太ももが気になる人でも、横に広がらずに縦のラインをきれいに見せるため、体のラインを拾いにくく安心してチャレンジできます。上半身をコンパクトに仕上げたり、ボリュームスニーカーを合わせるなど、ほんのひと工夫で身長問わず楽しめます。
3.ワイドデニム
3つ目は、「ワイドデニム」。通年とおして人気の定番デニムは、ワードローブに欠かせないアイテムですよね。ところが、40代に入り、体形に合わなくなってきた、手に取りづらくなってきた、という人もいるのでは?
おすすめは、幅が広めのワイドデニム。裾に向かってゆるやかに広がるラインは、タイトな腰まわりやヒップラインも目立ちにくいのが嬉しいところ。トップス次第で、ストレートやスキニーよりもきれいめな印象に仕上げることもできるので、カジュアルに抵抗が出てきたという人にもおすすめです。
ポイントは隠しすぎないこと
40代になると、お腹まわりや腰まわりの体形をカバーするためにトップスを長くしてみたりと、どうしても隠そうという意識が強くなりがち。そうすることで、いつも同じスタイルになりマンネリしてしまったりと悪循環。シルエットや素材を選んで見せ方を変えるだけで、体形カバーはもちろん、スタイルアップも叶えられますよ。
■執筆/emily…1万5千人以上の接客経験を生かして「今の自分を好きになれる」着こなしや服選びの方法を発信するパーソナルスタイリスト。
編集/サンキュ!編集部