43歳3児のママがしっかり食べてー40kg減!その食事方法とは!?
2021/01/22
比嘉直子さんが98kgから40kgの減量に成功したのは、食べないのではなく、「食べ方を変えたから」なのでした。ビフォア・アフターで振り返る、ダイエットの秘訣に迫ります!あなたの食べ方習慣は大丈夫!?
<監修>
じねんこどもクリニック院長 今西康次先生
小児科医、スポーツドクター。ダイエットや発達障害の人向けの食事栄養療法に詳しく、「薬だけに頼らない医療」を目指している。著書に「ダイエット外来の減量ノート」(筑摩書房)。
ダイエット・アドバイザー直子さんのビフォア→アフター
比嘉直子さん(沖縄県/48歳)
家族構成は夫(55歳)と25歳と22歳の男子、中1の女子。14歳からダイエットとリバウンドを繰り返す。40歳になった頃から高血圧や疲れやすさ、睡眠障害など体調不良に悩み43歳で食べ方の習慣を変えて1年半で40kg減。現在は農業のかたわら「じねんこどもクリニック」でダイエットアドバイザーを務める。著書に『まんがで卒デブ ちゃんと食べて生まれ変わるダイエット』(主婦の友社)。
直子さんBefore
98kg/43歳/3人の子の母
※身長164cm
服はTシャツかジャージ。「私はお母さんだからこれでいい」と、自分から目を背けていた。
カロリー制限と夕食抜きのダイエットで一時的にやせるけど、空腹感からのストレスでドカ食い→リバウンドの繰り返し。頭のどこかでいつも「やせたい」「食べちゃダメ」と食事を制限しているのに、体重は増える一方……。自己コントロールが出来ない性格と、太りやすい体質のせいだと思っていました。
直子さんのダイエット・ヒストリー
太っていた時の食べ方習慣
1 カロリー制限して、肉と油を抜いた
太るのはカロリーのとりすぎと考え、肉と油をオフ。その結果たんぱく質や鉄、ビタミンB群、脂肪酸がたりず栄養失調状態に。体は「もっと栄養を!」と訴え、いつも飢餓状態。
2 野菜と海草、こんにゃくばかり食べていた
低カロリーだからいくら食べてもOKと大量摂取。でも食べた後の満足感が乏しい……。すぐに小腹がすき、結局、ちょこちょこ間食。
3 昼食はおにぎりやパン、麺類
手っとり早く食べられておなかも満たされる。しかも比較的安い。でも実は大人が太る原因の「糖質」のかたまり。肉も油も野菜も食べないから、体は栄養を渇望していました。
4 時々夕食を抜き、反動でドカ食い
お腹はペコペコ、心もひもじい。「もういいや!」とやけになり白米やお菓子をドカ食い。そんな意志の弱さが自分を太らせていると思い、自己嫌悪のスパイラルに陥っていました。
直子さんAfter
たんぱく質を中心に、栄養がある物をしっかり食べたら、ドカ食いと間食がやめられて、気づけば-40kg!
164cm/60kg/48歳
栄養学やダイエットの本、私と似た悩みを持ちながらダイエットに成功した方々のSNSで情報収集するうち、私は食べ方を間違っているから太っていることに気づきました。そこから食べ方の習慣を大変革。98kgから58kgまで減らしたあと、今は60kg前後をキープしています。
はみだしQ&A
Q 本気でやせたいと思ったきっかけは?
A 40歳を過ぎた頃から体調悪化。血圧は230/120になり、寝ても疲れがとれず、頻尿など糖尿病の症状も出ていました。小さな子どももいるし、病気になっている場合ではない!と一念発起しました。
参照:『サンキュ!』2021年2月号「別冊:大人がやせる食べ方」より。掲載している情報は2020年12月現在のものです。撮影/ナカンダカリマリ 構成・文/杉澤美幸 編集/サンキュ!編集部
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