【カビ対策】梅雨入り前に押さえておきたい浴室掃除3つの場所と効果的な掃除方法
2021/05/18
【家族の暮らしをラクにする】整理収納アドバイザー&サンキュ!STYLEライターの田中ゆみこです。
全国的に梅雨入りが早いと予想されている今年ですが、皆さん、日ごろからカビ対策していますか?気温が上がり、湿度が上がると特にカビが生えやすい場所が浴室です。梅雨入り前に押さえておきたい浴室掃除3つの場所と効果的な掃除方法ご紹介します。
1.水回り
掃除を放置すると、どんどん汚れが落ちにくくなるのが「水アカ」です。水アカは水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムから発生したものですが、実はカビの大好物って知っていましたか?だからこそ、梅雨入り前に、やっつけておきたい場所の一つが「水回り」です。
水アカの掃除には、クエン酸が効果的!クエン酸スプレー(水1カップにつき小さじ1/2のクエン酸を溶かしたクエン酸水)を水回りの水アカ部分にたっぷり吹きかけ、キッチンペーパーやラップなどで包みます。しばらく放置したあと、ぬらした雑巾で拭き取ればOK!
水アカが水回りにこびりつく前に、日ごろからクエン酸スプレーで掃除してみてくださいね。浴室以外の水回りにも活用できますよ。
2.浴室の壁
日中の明るい時に浴室の壁をよく見ると「黒カビ」が目についたりしませんか?床から10㎝くらいの高さまでの壁が、床の跳ね返りで汚れやすいと言われています。意外と盲点な場所が浴室の壁です。
黒カビは中性洗剤やアルコールなどで落とすことができますが、放置すると、パッキンなどの柔らかい素材は、根をはってしまうことも…ここまでくると、表面を拭くだけではキレイにならないので、普段から水分を残さないようにふき取り、アルコールで除菌してくださいね。汚れの奥までしっかり除菌する場合は塩素系カビ取り剤が断然おすすめです。
浴室を使った後は汚れを水で流す、定期的な掃除、こまめな換気が黒カビ予防にもつながるので、日ごろから予防掃除にも取り組めるといいですね。
3.浴室の床
浴室の床の掃除を放置すると隅のほうによく見られるヌルっとしたピンク色の汚れ。これは、身体から出る皮脂や石鹸などの油脂が原因で発生する「赤カビ」です。浴室の床の赤カビは、一度繁殖するとなかなか落ちなくなるので、梅雨入り前に一度やっつけたい場所です。
赤カビは重曹でこすってよく洗い流すのがおすすめ!床の溝に詰まった汚れにも重曹は効果的です。重曹は水に溶けにくい性質をもっているので、クレンザーのように汚れを落としてくれますよ。ぜひ、活用してみてくださいね。
さいごに
梅雨入り前に押さえておきたい浴室掃除3つの場所と効果的な掃除方法をご紹介しました。
カビが発生しやすいような場所を、梅雨入り前にしっかり掃除することで梅雨時にカビの発生を抑えることができます。すっきりキレイな浴室にして梅雨を迎えたいですね、参考になれば幸いです。
◆この記事を書いたのは…田中ゆみこ
整理収納アドバイザー兼サンキュ!STYLEライター。セリアやニトリ、無印良品が大好きなアラフォーママです。2歳差男子育児奮闘中。家族の暮らしをラクにしたい!をモットーに【整理収納×時短家事】について発信しています。
※塩素系漂白剤と酸性の洗剤を混ぜると、塩素ガスが発生し死亡事故に繋がる可能性があります。絶対に酸性の洗剤と混ぜないでください。また、脱脂性があるので、素手で作業をすると手が荒れてしまう可能性があります。使用時にはゴム手袋をつけましょう。